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緋の河
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緋の河の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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私はもともとゲイの方の生き方が好きです。普通がどうとかという概念に囚われず自分が何者なのか自分はどうしたいのか、その答えを誰にも渡さず一人で抱え生きていくには強くしたたかで、決して自分にだけは嘘をつかない恥じない妥協のない人生を生きないといけないからです。でもそれはどの人間にも当てはまります、誰でも楽な方に卑屈な方にその人生の舵を切ってつまらない人間になります。勝負もしないくせに自尊心だけが肥大し挙句人を刺したり。結局自分で自分のケツも拭けない奴がなんでも人のせいにして粋がるクソみたいな世の中です。主人公の秀男の生き方は孤独ですが周りに必ず理解者がおり、秀男も心に燃え盛る炎を灯台の光の如く追いかけて生きていきます。颯爽と、しかし田舎出身が持つ田舎の陰鬱さも必ず描かれており、少なからず自分の人生と重ねました。この物語のマドンナである秀男のようにカルーセル麻紀さんのように「そんな暇なかった」とサッパリ言ってのけれるような人生が遅れれば万事快調だなと思いました。 | ||||
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桜木紫乃の言葉選びは本当にすごい。 主人公のやるせなさや覚悟、自分の道を行く姿を、心をえぐるような描写で迫っていく。 カルーセル麻紀をモデルとしていることは公言されているが、モデルの存在とは別なキャラクターとして物語は成り立っている。 周囲の人たちの心のひだへの触れたかも見事。 | ||||
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めちゃめちゃ面白かった。 ひとりの"ゲイボーイ"が、いろんな人間たちと触れ合いつつのし上がる様が丁寧に描かれている。 出会う人々が放つ言葉がどれも粋で、シビれます。 結構分厚いけど一気読みしてしまった。 | ||||
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自分は、「あとがき」を読まない事があるんだが、これは「あとがき」読まなきゃダメだった。危うく、「伝記」系統小説だと思い込む所だった 「そんな暇なかったわよ」がカッコいい 楽しみました | ||||
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カルーセル麻紀さんを基にした小説です。多感な幼少期から少年期の話が厚みを持って多く語られています。自分の中にある「何か違うもの」を言語化するまでに、葛藤や試練があるわけですが、美しさの追求に全てを捧げるという潔さが、秀男を「この世にないもの」にしていきます。 爽快な読了感が残ります。続編出るかな。 | ||||
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