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騎士団長殺し
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【この小説が収録されている参考書籍】
騎士団長殺しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全407件 41~60 3/21ページ
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整合性の取れた夢。不可解だけど支離滅裂でない。現実のようで非現実的。 何かよくわからないけれど、強烈な読書体験がある。読んでいる間、その世界に居たという感触。 読み終えてその世界を離れた感覚、現実に戻った感覚、それらが時間の経過とともに喪失感とういか飢餓感に変わる。何を得たのかわからず、わけがわからなくとも、またこの読書体験を求めてしまう。 | ||||
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村上春樹の小説の良さは、簡潔でないところだ。 一般的な小説は、起承転結が明確で、登場人物の全ての言動には、物語を進める上での何らかの意味がある。 彼の小説には、それが当てはまらない。登場人物の行動と、ストーリー展開に何らかの関係性がないと思われる場面が多々ある。 登山に例えると、一般的な小説は頂上へ一直線に向かって行く。分かりやすいが、単調で複雑さに欠ける。 これに対し、村上春樹の小説はあっちへ寄り道し、かと思えば一旦来た道を戻ったり、登山そのものを止めてしまったりする。 これが私が感じる村上春樹ワールドである。 なぜこのような小説が生まれるのか。本人が「職業としての小説家」の中で以下のようなことを語っていたことが答えだと思う。 「小説を書き始める前に、ストーリーの細部を練ったり、最後の結論を決めてしまうことはやらない。登場人物の人間性を明確にイメージすることによって、あとは小説の中で勝手に動き出す。」 だからこそ彼の小説の登場人物はそれぞれ強い個性とリアリティを両立させている。ストーリーありきで人物が行動しているわけではないので、読んでいて感情移入できる。 これが好きで、村上春樹の作品は欠かさず読むようにしている。 本作も村上春樹ワールド全開であり、存分に楽しませてもらった。 | ||||
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村上春樹凄かった | ||||
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買って良かったよ! | ||||
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文学的なことはよく分かりませんが、とても面白かったです。タイトルが暗いなぁと感じしばらく敬遠してました。しかしボーカリスト稲葉さんがファンクラブカレンダーで面白かったとコメントしていたので、購入し読み始めたらイデア編の下からは止まらなくなりました。過去作品からの既視感…井戸が石室だったり、別れた妻との物語だったり、地下迷路や風の音やら同じ場面設定を上げたらキリがないです。しかし死者と過去との邂逅は作者にとって避けられないテーマなんだと思います。免色さんは、闇も持ってるけど逆に人間味がありとても好きな登場人物になりました。騎士団長も同じく。結末のひとつの恩寵のかたちは、村上春樹作品として新たな答えとして希望が見えました。個人的には、免色さんの後日譚をとても知りたいです。 | ||||
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意外にすっきりとまとまった、 (それが物足りないと思う人もいるでしょうが) 読みやすい小説でした 村上春樹ビギナーにちょうどいいような 絵を習ったことのある個人的な要素も 他の人よりも移入しやすかったかもしれませんが、 ストーリー以上にその場の背景描写が 過不足ないところとか まあ、性描写も相変わらずありますが、 若い頃に読んだ「ノルウェイの森」からのショックよりマイルドな気も (いつも思うのですが、こういう性描写も朗読会で声に出して朗読するものなのか? まさかね) 騎士団長が微笑ましい 殺されなければならない立場だというのに | ||||
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大変綺麗な商品でした。 | ||||
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少し途中途中でムラがあったけど、いつもの村上ワールドで良かった。 | ||||
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あなたを本当に愛している、ほんとうの読者の感想を聴いて下さい。どうか耳を傾けて下さい。 『1Q84』 、『 騎士団長殺し』:この2作品はどう好意的に読んでも、(超過剰に)冗長です。どうかこの半分の長さに切り詰めてみてください。 「ぼくはには僕の必然があり、命がけで文字を紡いでいるんだよ。小説は学術論文じゃないんだから、やすやすと半分になんかできないんだよ」と、(おそらく)あなたはおっしゃると思います。 とはいえ、仮に貴方の大切な人の生命がかかっているとすれば、間違いなく物語の切り詰めはできると確信します。 どうか物語の冗長さを排したバージョンを作ってみてください。 別の景色が、貴方にも見えてくると私は確信します。 どうか、アマゾンで購入する本を消滅させないで下さい。 | ||||
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約3年かかって読み終わりました。 鈴が鳴るところで怖すぎて中断して2年と半年後に再開 なんとか怖いところを乗り越えて でもメタファーのところで停滞 あそこはあまりにも村上春樹らしからぬ、ありふれた表現で苦痛だった。 数か月それこそ主人公のように這うようにちょっとずつ読み進み メタファーから脱出できた。 もう終わりだなーちょっとさみしいなーと思っていたら まさかのハッピーエンド。 面白かったです。 | ||||
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私は、春樹ファンですが、どれも内容が素敵ですね! | ||||
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これが14作目の長編とのことだが、、、村上春樹の底のない才能にはただただ驚かされる。文庫にして全4巻、1200ページ超のある程度の長さを持つ本書だが引き込まれるうちにスラスラ読める、ほんとうに面白い。 著者得意のパラレルワールド的進行はずいぶん控えめで、その分メインの世界にファンタジーからの登場人物が数多く登場するイメージ。ひたすら上質なファンタジー小説としても読めると思うが、、、ノーベルの行方はさておき、村上春樹氏は語り手としてほんとうに希有な能力の持ち主だと痛感させられる。 「私」の妹コミチの死の克服のための儀式、 なにも持たない成功者、免色の我が子との出会い、 少女まりえが自分の人生を歩み始めるための一歩、 そして、騎士団長殺しの作者雨田具彦の過去の清算。 「私」と「私」のひとつの未来像としての免色、雨田。早世した妹のコミチとコミチがなしえなかった未来を体現する者としてのまりえ、そして二人を象徴し、仲介するドンナアンナ。自身を導く者と母体回帰と父殺し。 こうしたモチーフをふんだんに織り込み、それら全てをきちんと集約したうえで話をきっちりと完結させる。素晴らしい!! | ||||
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綺麗でした | ||||
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とても満足しています。 | ||||
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発売されてすぐに買ったのに、なかなか時間が取れず、やっと読みました。ドキドキしながら、楽しみながら読みました。本当に面白かった! | ||||
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発売されてすぐに買ったのに時間が取れず、やっと読みました。やっぱり村上作品は心地良い! | ||||
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現実世界とバーチャルの世界の扉が、絵画であった。その二つの世界を行き来する場面が面白かったです。また、登場人物も個性的な人が多く、興味が湧きました。 | ||||
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とくにないです | ||||
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図書館で第1部の下を読んでしまい、上がなかなか借りられなかったので買ってしまいました。ついでに第二部の上と下も買って、一気に読んでしまいました。村上さんらしい人の描写と、その関係と、ファンタジーなキャラクターが混じってとても楽しく読ませていただきました。悲しいけれど未来に明るい光が見えるのも良かったです。 | ||||
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村上春樹作品にありがちなパターン、登場人物であるという指摘はそのとおり。とはいえ、こんなに引き込まれるストーリー展開、村上春樹ならではの想像力、創作力だなあとやはり感心せざるを得ません。一回だけ読んだ今の段階では、第二部よりも第一部の方が秀逸だなあと思う箇所が多いのですが、他の村上作品同様、何度も読むうちにいろんな箇所を改めて味わうことになり、印象が変わってくるのかも、とも思っています。 | ||||
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