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騎士団長殺し
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【この小説が収録されている参考書籍】
騎士団長殺しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全104件 21~40 2/6ページ
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主人公はちょくちょく性体験をするようで描写がよく出てきます。 筆者の性質なのでしょう生々しいといいますか。 何度も何度も出てくるのでそのたびに爆笑w 主人公の性体験と物語を分けて考えた方がしっくりくるかと思いました。 前者はいらないのでは? 作者は自分の性癖を全世界に発表してしまっている。 そのためにノーベル賞辞退とかいう風になってしまうのではないのですか? ITオンチの作家なので主人公もITオンチ。 長編小説の流れでしかないので他作品と内容が同じと言ってもいいぐらい。 例えでいうとファイナルファンタジーのナンバリングを4、5、6と進めている感じ。 | ||||
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と、読んでいる途中で自答した。 物語の続きが気になって止められなくなるタイプの小説でもない。 村上春樹の小説はいつもそんな調子で、だけど読み終えると世界の見方が薄っすらと変化するような。 だけど面白いってわけじゃない。 虚ろな読書が嫌いじゃないって人にはおすすめ。 | ||||
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村上さんの担当編集者が替わったのでしょうか、この装丁はムラカミワールドにはそぐわないと思います。本作の内容以前にこれでは読む意欲を削がれてしまいます。 | ||||
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何の前評判も見ずにそういえば一時話題だったなと思って読んだ。展開が気になってあっという間に上下読了。昔、何冊か著書の本を読んで、さっぱり意味がわからなく終わったけど、そういうものかと思って少し大人びた気持ちになったのを思い出した。 絵を描く人と接点はないけど、その思いや感じ方の表現はなるほどと思った。 なにか収穫があったかというとわからないけど、一心に本を読む贅沢な時間をもらったという意味で満足です。 | ||||
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第二部に入り、ファンタジー全開。騎士団長とは結局何なのか、免色さんは何者か、画家の雨田は凄い画家なのか、クドイくらいでてきた白いフォレスターの男って誰よ。一つ一つの点は意味が不明なものの、全体の線としては興味深く最後まで読めました。 | ||||
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第一部を読了して期待感が膨らみましたが…う~んこの結末は…。 あまり評判のよくない1Q84でも感じたことですが、作者独自の世界を描き出す力は相変わらず大きな魅力です。 でも最近の作品では後半で失速というか、尻すぼみ感に不完全燃焼を感じずにはいられません。 初期、中期作品の余韻を残して果てしなく広がっていく結末が懐かしく思われます。 他のレビュアー触れられていますが、終盤の有名な海外作品を連想させる展開についても、えっ!という感じです。 第3部で新しい世界をいつか描かれることを切望します。 | ||||
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自分的に一番好きな村上作品、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を思い出しました。初期からの春樹ファンには何か懐かしいような作品です。作品が変わっていくことは仕方ないし、変わらない方がどうかと思いますが、懐かしい人が昔のままにちっとも変わらず素敵だったような、感傷的な気分になりました。 | ||||
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第2部読んでみないと全体的な感想はできないかなと思っているので、1部単体での感想になります。 主人公が画家だからなのか、表現方法が芸術家っぽい書き方をしているような気がしました。 普段から作者を選り好みして読んでいるわけじゃないので、これが村上さんの表現の仕方なのかはわかりませんが、例えが多く、風景や描写が読んでいる人間が思い描きやすいように書いているように感じます。 後半からこれってファンタジーなのかな?っていうストーリーになってきたので、タイトルの物騒さ(?)とはかけ離れた印象だけが残ったのですが、続きを読んでから再レビューしたいなと思ってます。 | ||||
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長編村上ワールド炸裂というかんじでしょうか。 一部だけ読み積ん読になってた二部。 このゴールデンウィークに読了。 サクサク読めましたが、大枠はこれまでと同じですね。ある意味、安心して読めます。 この世界観を毎度展開してくれる力量。安定感。さすがです。 ただ個人的には初期の作品や短編の方が好みかな。それ以外でいえば、ダンスダンスダンス、カフカ、国境の南〜。 そろそろ卒業かなぁ。 | ||||
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「騎士団長」や「顔なが」のキャラがよいです。 村上さんはこういう「ゆるキャラ」を生み出すのがとても上手。 相変わらずものすごいスピードで読ませる文章で、3日ほどで読了しました。 ただ皆さんもおっしゃっているように、ネタは二番煎じで、かつ自己満足系。 面白いことは面白い本ですが…、もうちょっと頑張ってほしい! 大好きな作家だったので、とてももどかしいです! | ||||
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この人のここ最近の長編を読んでいて気になっているのは、用意された舞台の大きさがことごとく「背景」と化してしまっていることです。本著においても、せっかく異国の地で起きた悲劇という題材を 用意しておきながら、主人公および物語がそこに直接潜り込むのではなく、ただのバックグラウンドとして咀嚼されるにとどまってしまっています。イデアやメタファーを通じて互いの世界をリンクさせるというところには真骨頂を感じる部分もあるのですが、一方の世界が「伝聞」のままで掘り下げられていないため、今ひとつ心に響いてこないのです。本来なら膨大な資料を読み込み、ディティールを積み上げていくべきところを端折ってしまっている感じ。そんなわけで取ってつけたようなエピローグも蛇足に感じられました。私も長年村上作品を読んできましたが、「嫌な人間」を描くことがつくづく下手な作家だと思います。それでこそドラマは面白くなるのですが、良くも悪くも上品に過ぎます。村上龍はその辺にすごく長けていると思いますが(笑)。 | ||||
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普通に面白かった。 「イデア」と「メタファー」に拘ったり、「まるで~ように。」を多用して、村上節は健在です。 | ||||
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上巻を読んだときは『色彩~』『1Q84』よりワクワクした。やはり村上ワールドは一人称がいいと思ったぶん、下巻ではがっかりしました。 ① 騎士団長は殺す必要があったのか。騎士団長はなぜそうさせたのか。(まりえは異世界にいたわけでもなく、免色のところにただ出られなくなっただけ。私からすれば出なかっただけ) ② 白いスバルフォレスターの男はそんなに重要なキーでもない(主人公の思い込みに近い)のに繰り返し登場する意味がつかめない ③ ユズがすぐに主人公とやり直ししてしまうこと。ハンサムな浮気相手があまりにも都合よく物語に利用されていること。 ④ 意味のない繰り返し(タマシイ?チシテキ?や、まりえの乳房のこだわりなど)これが物語の雰囲気を支えてるのもわかるが多すぎる。 それでも『色彩~』よりはよかった。一人称のほうが村上春樹らしさが出てると思う・ | ||||
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村上春樹作品はリアルタイムでほぼ全て読んでます。大好きでした。 が、他の人も指摘されてる冗長で美麗でない文体、しつこい繰り返し、変な比喩に驚きました。ここまで村上春樹の作品で読みにくいと思ったことは無かったからです。 特に少女の乳のふくらみ描写…しつこい〜!ただのロリコンです。 もちろん面白いとこもあり、私には免色が主人公より魅力的なキャラクターでした。邪悪な存在だとしても… そう、主人公は善意のかたまり。主人公が、自分に悪い意図は無いのだ、ということをチンタラ説明するとこが多く、意味わかんないとこが1Q84よりさらに減ったね。 意味わかんない展開、不細工だけど魅力的なキャラクターが懐かしいな。今回の登場人物の大半は整い過ぎていてツルリとしていた。 全盛期ほど夢中で読めなかった。しかしその辺の小説よりはまだまだ全然面白いんですけどね。。。 | ||||
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物語は面白かった。登場人物も魅力的で感情移入が十分出来る。イディアやメタファーという村上ワールドの不思議感、浮揚感も健在で楽しめた。こういう既に確立された村上作品に新たに加えられた何かを楽しみにしていた読者は物足りなさを感じたのではないだろうか。性的な表現も多く、青少年への影響も懸念されるが、何よりそこまでの描写が必要なのか疑問もある。作者が何を表現したかったのか分からないエンディングで評価は星3つとしました。 | ||||
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※ このレビューは第1部「顕れるイデア編」、第2部「遷ろうメタファー編」の2冊まとめての感想となります。 村上春樹さんの文章は比喩にセンスの良さが感じられて、 ストーリー以前に「こんな表現の仕方もあるんだ!」みたいな部分でも毎度毎度楽しませてもらってます。 今作も相変わらず表現がユーモアに富み、素敵な文章でした。 さて、村上春樹の7年ぶりの新作ということで話題になったこの作品。 私は読み始めてから世界観に入り込めるまでえらい時間がかかりました。 最初の200ページくらいまではかなり苦しかったw でも、途中で投げ出さなかったのは村上春樹だからです。 200まで読んでノレないなんて他の作家ならとっくに投げ出してます。 騎士団長ことイデアが登場してる間は「これから何が起こるの?」とワクワクなんだけど、ちょっと長すぎ。 すっきりきれいに終わったような気もするけど、よく考えてみると回収しきれていない謎もたくさん残ってる。 スバル・フォレスターの男・ペンギンのストラップなどは物語のもっと重要なキーになるのかと思っていたので拍子抜けでした。 普段、小説を読み慣れてない人が読める作品じゃないです。 もっと不思議なファンタジーの世界へ連れて行ってもらえると期待してたのにな。 正直、これまでの春樹作品に比べたら退屈でした。 | ||||
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私は村上春樹の長編は全作品、短編もほとんど全部読んでいます。 本作品にはかなりの期待をして読みましたが、確かに面白いところは面白い。 しかし、過去の長編作品、例えば「1Q84」とか「ねじまき鳥」とかその他作品の素材を寄せ集めて作ったような感じを受けました。 例えて言えば、AIに過去の村上作品を全て読ませて村上流の作品を作らせたら、こんな作品が出来上がるだろうという感じです。 そういった意味で新鮮味はほとんど感じられませんでした。 私としては、ここらあたりで村上春樹氏に新境地を開いてもらいたかったので、その点では少し残念です。 ファンとしては次回作に期待しています。 | ||||
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毎年秋にストックホルムに呼ばれるのか?が取りざたされる著者の最新作ですが・・・ | ||||
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毎年秋になると繰り返される光景、ストックホルムの記念館や授賞式のホール・・・。そんなものを思い浮かべながら読みました。 | ||||
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ダンス・ダンス・ダンス、ノルウェーの森のように 僕、彼女、完璧に近い男友達、エキセントリック美少女、育ちのよい美女 が登場します。 冷蔵庫を整理し、ブロッコリーを茹でてスパゲティを食べます。 いつもより性描写が念入りで丁寧にシャワーを浴び、そしてもちろん射精もします。 イデアを語り、メタファーについて言及します。 おお!出血大サービスな村上ワールド! 白熊も氷河の上で踊り始める!と感じたいところですが 全編を通して、どんよりした空気をまとった作品だと感じました。 作者の意地悪と言うか怒りというか倦み疲れと言うか。 老いなのかもしれません。 ストーリーはおもしろかったです。 | ||||
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