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死にがいを求めて生きているの



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死にがいを求めて生きているのの評価: 3.76/5点 レビュー 46件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

わからんでもない心情。

雄介の心情はわからんでもないけど、旧帝に合格できるくらいの学力と中学時代に女子から告白される容姿があって何やってんだか。と思った。
あと本作にとってプロジェクトのルール1は正直邪魔でしかなかった。
死にがいを求めて生きているのAmazon書評・レビュー:死にがいを求めて生きているのより
4120051714
No.8:
(3pt)

やりたいことがない人間

物語は雄介と智也という性格正反対の奇妙な2人の友人関係を、少年時代から第三者の視点で追いかけていくような構成。
作中の雄介のセリフには共感できるセリフも多い。
「自分のためにやりたいことも、誰かのためにやりたいことも、何もない。」
何か熱中できること、情熱を持っている人間への羨望。生きがいのなさ。命を持て余す。
生きているだけでいい、なんて言葉で時々癒やされた気分になるけど、すぐに現実に呑まれて忘れて、
その繰り返し。そこから抜け出せない人間はどうすればよいのか。雄介は立ち向かう相手を捏造しつづけることでそれを見つけようとする。
と、共感できる部分があった雄介だが、最後の方では単なる虚言癖人間のように描かれているのは非常に残念。
死にがいを求めて生きているのAmazon書評・レビュー:死にがいを求めて生きているのより
4120051714
No.7:
(3pt)

状態

新刊と同じ状態で良好。
死にがいを求めて生きているのAmazon書評・レビュー:死にがいを求めて生きているのより
4120051714
No.6:
(3pt)

思いきって100頁削っても良かった

舌長。とても重いテーマだから作者も試行錯誤で書き進めたのだろう。物語が病室から始まり、その患者の世話をしている看護師の女性から始まる。そして次のキャラクターが違う舞台で登場する。周りまわってこの最初の女性看護師にたどり着くのだが、その構成がとても難儀な展開だと思う。浅井リョウの描く世界・テーマは好きだが、この作品はちょっと言葉だけが上滑りしてしまった気がする。
死にがいを求めて生きているのAmazon書評・レビュー:死にがいを求めて生きているのより
4120051714
No.5:
(3pt)

朝井リョウは何を焦っているのか

初、朝井リョウ。物心ついた頃からゲームやSNSがあって、ゆとり教育やら同調圧力があるのを当たり前の社会だと思って生きてきた世代の、それでも対立と和解をどう解決して行くのか、探って行く物語。のように思えた。納得できなかった。以下、なぜかを述べる。

「俺は、死ぬまでの時間に役割が欲しいだけなんだよ。死ぬまでの時間を、生きていい時間にしたいだけなんだ。自分のためにも誰かのためにもやりたいことなんてないんだから、その時々で立ち向かう相手を捏造し続けるしかない」(398p)

「自分のためにも誰かのためにもやりたいことなんてない」なんて、平成生まれのこの子は、どうしてそんな風に自分のことを思ってしまうんだろう。どうして、いつも誰かにどう見られるかが、何かの基準になるのだろう?こんなに若いのに、何を焦っているんだろう?丁寧にその心理を幼少の頃から辿っているはずなのに、やはり私にはピンとこない。

組み体操のピラミッド存続問題やRAVERSや大学寮存続問題、無人島仙人問題など、現実にあった問題からモチーフを「強引に」自分のテーマに引き入れる書き方は、感心しなかった。揶揄はしていないが、あの事柄をある程度知っている人にとっては、揶揄されていると怒るかもしれないような書き方もあった。安藤くんじゃないけど、この作者に対しても「こうやって喋って満足するだけのおままごとはもう、終わり」にしよう、と言いたくなる書き方もあった。朝井リョウは何を焦っているんだろう? 自分に求められている「役割」を過剰に意識し過ぎているんじゃないか?こんな風にホントにあったことをなぞるならば、表層だけを見るんじゃなくて、「核」の部分を描いて欲しい。その表現、作者は、その部分で1番もがいているのかもしれない。そこは伝わってくる。でも、まだ足りない。決定的に何かが足りない。人気作家だけど、こんな感じならば、認めるわけにはいかない。
死にがいを求めて生きているのAmazon書評・レビュー:死にがいを求めて生きているのより
4120051714
No.4:
(3pt)

体裁崩れて終わりの人生じゃないよ。

「生きがいはただの自己顕示だった」
「一生懸命やってたことを、喋って満足するだけのおままごとと言われた」
「他社への奉仕のつもりが、昔の心の傷を穴埋めするためのものだった」

自分の掲げていた崇高な理想が実はしょーもない個人の拘りや、記憶の裏返しだと気づいてしまった時、とんでもない脱力感にみまわれませんか。とにかくダサいし、みっともない。今まで何やってたんだろ、みたいな。
でもそっからが人生じゃないかと思うんですよね。疲れたらしばらく寝とけばいいさ。
大切なのは、他人を傷つける前に自分の傷と向き合うこと。著者も本作のインタビューで「内側から腐る痛み」が引き起こす凄惨な事件について言及していました。

死が身近にない時代だからこそ生まれる苦しみなのでしょうか。
死にがいを求めて生きているのAmazon書評・レビュー:死にがいを求めて生きているのより
4120051714
No.3:
(3pt)

読むのに疲れました笑

登場人物の背景や言動、行動が伏線となって最後によくまとまっていたと感じます。
「価値観」や「生きがい」が強く主張してくる現代で、著者の感じている違和感や皮肉に共感しました。
賢いから情報発信するんじゃなくて、賢いことを呟いたら価値ある自分になれるんじゃないか。!
って思ってるえせインフルエンサーに読んでほしいですね。

ただ、長いです。物語の真相が見え始める後半まで楽しめるかが読み手を選ぶと思います。
死にがいを求めて生きているのAmazon書評・レビュー:死にがいを求めて生きているのより
4120051714
No.2:
(3pt)

長い。

いつもながら読みやすく、冒頭はちょっと期待した。長いのは仕方ないのかな。何せテーマがテーマだし(とはいえ、結局何がテーマなのかよくわからなくなっちゃったんだけど)。いずれにせよ、若い者だけでよかったんじゃない? トンデモ学者の父ちゃんや、ネズミ男みたいな無人島暮らしの爺ちゃんや、余裕のかけらもないエキセントリックなのがてんこ盛り過ぎて、疲れましたわ。
死にがいを求めて生きているのAmazon書評・レビュー:死にがいを求めて生きているのより
4120051714
No.1:
(3pt)

概ね楽しく読んだ

充分に面白いが、ちょっと入りそこなった

強いて対立する事はないが、無理して引っ付く事もないんじゃない?と。
途中経過では雄介が圧倒的に「嫌な奴」だったけど、読後「割と、どっちもどっち」?感だった
「止めないと」が、雄介の「為」ではなく、「我々海族の為」に変換されてしまった。亜矢奈と合わせて「1対2」の図になったからかなあ。我ながら意外
禁忌にするのと、無理して融和しようとするのって、何か、似てる
君ら、「他の事はどうでもいい」って位に好きな事を見つけろ
わざわざ蹴飛ばしに行かなきゃそれでいい。位にしとけ
と、思った
概ね楽しみました
死にがいを求めて生きているのAmazon書評・レビュー:死にがいを求めて生きているのより
4120051714

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