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まぐだら屋のマリア
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まぐだら屋のマリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
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読み進むうちに、主人公は一体どうなるんだろう?マリアは何処へ?桐絵家(Kriye)の女主人が最後にマグダラのマリアを許す聖母?と早く結果が知りたくて引きずりこまれ、あっという間に読んでしまいました。最後はいつものように生きる勇気と感動をいただき心が晴れ晴れしました。 | ||||
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生と死をテーマに、食べることをモチーフにして、海沿いの食堂の物語です。 四季を通じて描かれています。 大きな期待をかけなければ、心にしみてくるでしょう。 | ||||
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軽い内容かと思いきや、さにあらず。 現実と別世界の合間をただようように、物語が展開します。 最初は設定に無理があると思っていたのですが、 いつの間にかストーリーに引き込まれ、 最後には「まぐだら屋に行ってみたい」と思わせる作品でした。 | ||||
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後半謎が解けていくにつれ読むのをとめられなくなりました。 主役の二人の他に、マルコが清々しく、存在感ありました。 | ||||
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原田マハは 物語の作り方が 実にうまいですね。 マグダラ は マグロとタラを 合わせたサカナ。 マグダラのマリアは キリストに従った女性のこと であるが、それを メタファーにしてしまう。 料亭の不祥事を テコとして物語は展開する。 シモン(紫紋)は、板前修業中であるが その不祥事に 巻き込まれてしまう。 自分の好きだった 仲居の晴香と 自分の弟弟子のような 悠太。 その二人の 告発で 片思いだったひとを 失い、いつもキラキラ輝いていた 悠太を失う。 それで、シモンは自分も死のうと思って尽果のバス停に降りる。 海岸の崖のようなところにある 飯屋。 その灯りに誘われるように たどり着いた シモンは 何も問われずに あたたかく、迎え入れられる。 そこは、魂の駆け込み寺のような存在。 懸命に料理を作ろうとするマリア。 不思議と こころがなごみ、なじむのだった。 寂れた飯屋ではなく いつも繁盛している店だった。 その中心に マリアがいた。 シモンは そこで生きようとする。 また、イキダオレのように マルコがやって来る。 なぜ マリアは そこにいるのか・ そして、女将との仲が よくないのか ひもときながら、マリアの過去が明らかにされる。 人は、心の灯りをもとめて、よりどころを求めて集まって行くのだった。 | ||||
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奇妙な表紙で、おちゃらけたような内容の本じゃないかとずっと思っていたのですが、シリアス(シリアス過ぎる)でのめりこんでしまいました。 | ||||
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最近、原田マハさんがお気に入りです。とても読みやすく、すぐに物語に入り込めます。 最後まで飽きずに一気に読みました。 ハッピーエンドな分、少し物足りなさが残り、ぜひとも続編もしくは番外編が読みたくなりました。 | ||||
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『聖女にして淫売、使徒のなかの女使徒にしてエロスの象徴』 マグダラのマリアは新約聖書の登場人物中、最も魅惑的で謎めいた女性の一人だ。 『まぐだら屋のマリア』 タイトルに惹かれて購入。 まぐだら→(鮪と鱈をかけ合わせた怪魚)とは、駄洒落にしても少々無理があるが、最果ての地に流れ着いたマリアには、どことなくマグダラのマリアを彷彿とさせる雰囲気がある。 そのほか、シモン、ヨハネ、ユダなど聖書の登場人物の名前が多く見受けられるが、聖書物語からのエピソードの引用や、人物のキャラクタリゼーションは特にない。おそらく作家は新約聖書を熟読していないのではなかろうか。聖母マリアとマグダラのマリアを混同しているような記述もある。作品全体を貫くテーマは「赦し」だと思うのだが、聖書の登場人物をイメージさせる名前を使用する意味があったのだろうか? ただ、地塩村に君臨する女将(この地塩村という名称もおそらくマタイ福音書からの引用)桐江には、ギリシア語のKyrie =主(しゅ)の佇まいが感じられる。 少々無理のある設定が気にはなる が、そこは作家のテクニックで次々に読み進められてしまう。 文章を読んで思わず感涙したのは久々だ。 もう少しテーマを掘り下げてもよかったのではと思いつつ、あまり重くない方がウケるのかしらん?まあ、このくらいの軽さがちょうどいいのかな。 原田マハさんの作品を初めて読んだ。 良い意味でも悪い意味でも、今後が楽しみな作家の一人ではある。 | ||||
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たった数名の登場人物と拠点で、これだけの流れを描ききったことにビックリしております。現在信濃毎日新聞に「リーチ先生」を執筆中ですが、早くに単行本が発行されることを楽しみにしています。 | ||||
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流石に相変わらず読者に読ませるテクニックはあるものの、マリアの過去が陳腐過ぎて、それまでマリアに好感を持っていたのに微妙な気持ちになりました。でも人間ってそんなもんかもとも思います。誰かにとっては素晴らしく良い人でも他の誰かにとっては憎らしい、 話に現実味はないですが、楽しめるファンタジーです。 | ||||
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絵画の意味がそのままはいっていて最後にどうなるのか気になって、一気に読みました。 流石。、原田さんならでわの作品ですね。 | ||||
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『楽園のカンヴァス』の作者だから、と手にしたが これは軽く書き流したのかな、という作品だった。 早速売ってしまってもう手元にはない。 二度と読み返すことはない、と思ったから。 | ||||
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楽園のカンヴァス→キネマの神様→まぐだら屋のマリア の順番で読みました。 2作品に比べて”まぐだら屋のマリア”は、物語が薄い印象です。 好き嫌いはあると思いますが、内容も暗いし、、、盛り上がりに欠けたかな 逆に、”楽園のカンヴァス”と”キネマの神様”は良かった('∀`) | ||||
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「楽園のキャンバス」を読んでから、作者に注目して読みあさっていますが、正直がっかりのことも・・・。でもこの作品は久々のヒット。登場人物のネーミングも面白いし、主人公の抱えている事件、数年前の超有名料亭の事件を思い出させるものだったり。ありそうでなさそうな登場人物の抱えている事件が現代の社会を代表するような事件ばかりで面白かったです。 | ||||
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原田マハさんの作品ではこのまぐだら屋のマリアと楽園のカンヴァスがお気に入りです。 | ||||
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なんとなく想像がついてしまうようなストーリー。 それでも、原田マハの熱い想いが伝わってくるのは、生きることの難しさよりも、生き抜くことの大切さを私たちは知っているからだろう。 この小説を読んで、故郷の母に会いに行こうと思い立つ人が、一人でもいるのなら、原田マハも作家冥利に尽きるのでは。 もちろん、私はそのうちの一人だ。 | ||||
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作者得意の最果て淡い恋物語。悲しい過去にさいなまれる若者たちとなぞの女マリア。なぞの女将。設定は最高。でも、マリアの過去にはいささか無理がある。ついでに、相手の男がヨハネなんてちょっと見え見え。でも、全体的にはマハワールドを堪能できたのでまずまずとしたい。 | ||||
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「人は人によって成長する」ということ教えてくれています。吟遊では、汚い大人たちの下で成長?し、「まぐだら屋」であらゆる人に支えられ成長する…。どっちも人生であり、成長する場所ではあるんですね。一見、遠回りな生活だったかもしれないが、紫紋のこれからの人生に大きく背中を押してくれる尽果での生活でした。 いつも原田マハ作品には読後感の清々しさを感じ、日頃の生活をリセットしたいとき読みたいです。 | ||||
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辛いことのあった主人公が、最果ての食堂にたどりついて、それから再生をはじめていく話。 穏やかなんだけど、毎日いろんなことが起こるし、季節もだんだん変わっていく。 (特に食堂だけに、日々変わる食材が食欲をそそります。読み終わったところ、久しぶりに白いお米が食べたくなりました。。) そんな「1日として同じ日はないんだ!」ということがわかるように時間が流れながら、 じょじょに、でもはっきり人間ドラマが進んでいきます。最後はちょっと泣けるような。 ちょっと童話を読んでいるような現実感のなさで、2時間の小旅行に出かけられるかもしれません。 少し現実感に乏しいから星4.5。でも食堂の定食が本当においしそうだったから、オマケして星5つ。本日のおススメです。 | ||||
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