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まぐだら屋のマリア
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まぐだら屋のマリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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マグダラのマリアの話ではなく、創作ということはわかっていて読みました。マグロとタラって… マリアのことが最後まで好きになれませんでした。彼女の自己満足でしかない罪滅ぼしに付き合わされた女将さんも、死ぬつもりで来たのに捨てられた感じになった先生もかわいそう。このあたりがマグダラのマリアの贖罪と重ねられてるのでしょうか。 原田マハさんを好きになっていくつか読んでいる中この作品に当たってしまいましたが、良い作品がたくさんある作家さんなので、気を取り直して読み進めようと思います。 | ||||
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キリスト教神話より“マグダラのマリア“は悪女から改心し主から赦された…というエピソードが元ネタになっている。 だがそもそもこの神話自体、マリアの悪女たる根拠は曖昧で、娼婦というレッテルをキリスト教の男尊女卑的価値観によって捏造された可能性が判明してきている。 それになぞらえた当作品もまた「男を誘惑する女の罪」というミソジニーを踏襲している。 “まぐだら屋のマリア”は、過去に妻子ある男性の家庭を破滅させた贖罪として長年親族地域に奉公し続けていた。 当時未成年で、性虐待を受け社会からも隔離されていた少女が唯一つながった教師に依存したことが、それほどまでに責められ一人で憎悪を引き受けなければならないことだろうか。 一方、教え子が性虐待を受けていたのに適切な保護にも繋げず欲情し、個人的に囲って依存させ、職責も妻子も捨てて連れ去った男の姿はほとんど描かれていない。 男が弱者支援の場に居場所を見出し贖罪した気でいるのも怖い。福祉の現場を犯罪者の更生施設だと思ってるやつは巷にも多いが、支援対象に性欲絡めて入れ込むやつなんか絶対に関わってはいけません。 他のキャラも全体的に人助けの適切な距離感や関わり方を履き違えて共々破滅したり、確認不足や勘違いで暴走するキャラばかり。 まともなのはカツオさんぐらいかな。 | ||||
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お話自体はまあまあ面白く思いましたが、さらりと流れて、前半に出てくる人物の伏線回収などは特になし。 そもそもタイトルに惹かれて買ったのですがマグダラが「マグロとタラ 」にはひっくり返りました。登場人物の名前も、聖書に引っ掛ける必要あったかな?必要性というより作者のお遊びという感じでしょうか。 私が女将の立場だったら、いかな理由であっても娘の死のきっかけになった人間をあんなふうに許すことなどできるかな…。読後にいろんなモヤモヤが残る本でした。 | ||||
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生と死をテーマに、食べることをモチーフにして、海沿いの食堂の物語です。 四季を通じて描かれています。 大きな期待をかけなければ、心にしみてくるでしょう。 | ||||
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『楽園のカンヴァス』の作者だから、と手にしたが これは軽く書き流したのかな、という作品だった。 早速売ってしまってもう手元にはない。 二度と読み返すことはない、と思ったから。 | ||||
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楽園のカンヴァス→キネマの神様→まぐだら屋のマリア の順番で読みました。 2作品に比べて”まぐだら屋のマリア”は、物語が薄い印象です。 好き嫌いはあると思いますが、内容も暗いし、、、盛り上がりに欠けたかな 逆に、”楽園のカンヴァス”と”キネマの神様”は良かった('∀`) | ||||
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