■スポンサードリンク
まぐだら屋のマリア
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
まぐだら屋のマリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み易くたわいない感じでした。設定に筋が負けているかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある事件に打ちのめされ、死のうとまで思いつめた主人公シモン君。美人店主マリアの切り盛りする古民家定食店マグダラ屋に流れ着き、煮魚で「ほんとうの満腹感」を味わいます。老舗料亭で修行した経験を活かし、店を手伝う様になり… この土地は、「尽果(つきはて)」。流浪の果にたどり着いた人たちが、多く居着く所。 登場人物の殆どの名前は、聖書からとったと思われます。が、その役所が関連しているかは、よく分かりません。誰か、解題してくれないかな… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
疲れているとき、弱っているときに読むとしみこみ、慰めになる作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『聖女にして淫売、使徒のなかの女使徒にしてエロスの象徴』 マグダラのマリアは新約聖書の登場人物中、最も魅惑的で謎めいた女性の一人だ。 『まぐだら屋のマリア』 タイトルに惹かれて購入。 まぐだら→(鮪と鱈をかけ合わせた怪魚)とは、駄洒落にしても少々無理があるが、最果ての地に流れ着いたマリアには、どことなくマグダラのマリアを彷彿とさせる雰囲気がある。 そのほか、シモン、ヨハネ、ユダなど聖書の登場人物の名前が多く見受けられるが、聖書物語からのエピソードの引用や、人物のキャラクタリゼーションは特にない。おそらく作家は新約聖書を熟読していないのではなかろうか。聖母マリアとマグダラのマリアを混同しているような記述もある。作品全体を貫くテーマは「赦し」だと思うのだが、聖書の登場人物をイメージさせる名前を使用する意味があったのだろうか? ただ、地塩村に君臨する女将(この地塩村という名称もおそらくマタイ福音書からの引用)桐江には、ギリシア語のKyrie =主(しゅ)の佇まいが感じられる。 少々無理のある設定が気にはなる が、そこは作家のテクニックで次々に読み進められてしまう。 文章を読んで思わず感涙したのは久々だ。 もう少しテーマを掘り下げてもよかったのではと思いつつ、あまり重くない方がウケるのかしらん?まあ、このくらいの軽さがちょうどいいのかな。 原田マハさんの作品を初めて読んだ。 良い意味でも悪い意味でも、今後が楽しみな作家の一人ではある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
流石に相変わらず読者に読ませるテクニックはあるものの、マリアの過去が陳腐過ぎて、それまでマリアに好感を持っていたのに微妙な気持ちになりました。でも人間ってそんなもんかもとも思います。誰かにとっては素晴らしく良い人でも他の誰かにとっては憎らしい、 話に現実味はないですが、楽しめるファンタジーです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者得意の最果て淡い恋物語。悲しい過去にさいなまれる若者たちとなぞの女マリア。なぞの女将。設定は最高。でも、マリアの過去にはいささか無理がある。ついでに、相手の男がヨハネなんてちょっと見え見え。でも、全体的にはマハワールドを堪能できたのでまずまずとしたい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!