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生きてさえいれば
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生きてさえいればの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全165件 161~165 9/9ページ
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第1章から第6章の構成。 第1~4章はプロローグ的な話から始まり、大学生のボーイミーツガール的な話が積み重ねられます。 そのあたりの話が一つ一つ慎重に進み、冗長さも感じられますが、「転」に向けての大切なところだと思います。 そして、「転」に当たるような第5章が、この小説を価値づけるところだと読みました。それまでに積み上げてきたものを急展開で進めていき、途中読み進めながら感じていた不安をすべてぶつける読みごたえのある第5章でした。(同時に、気持ち悪さのようなどす黒い感じもありました。) 他の方のレビューにあるように、結末の思いのほかアッサリしている感は否めません。 ですが、最後は読者に委ねたのかと考えて、読後に耽りました。 個人的には、小説全体の表現・文体が好みで、次々となされる比喩に描写が読んでいてイメージをかき立てさせました。 | ||||
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特殊な家庭環境を抱える男女の恋物語です。 まさに「生きてさえいれば」というタイトル通りのお話で、 なかなか心に響く作品ではあるのですが、 終わり方がすっきりしませんでした。 せっかく長い年を経て・・・なのに、その描写がないなんで信じられません。 エピローグがあればもっと良くなったと思います。 著者が亡くなられた後、出てきた原稿をもとに発売された一冊ということで、 編集者にはどうにもならなかったのだと思いますが、残念でなりません。 | ||||
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余命10年の透明な感動をまた味わいたく手に取りましたが、やや消化不良な思いが消せませんのて、★3です。 主人公のハルと秋葉の二人のどちらにも心情的に共感することができず。 千景は最終的にいじめとどう向き合ったのか、冬月の真の想いは、などなど 小説の中で視点が切り替わるにも関わらず、それぞれの想いがいまいち描写しきれていない気がします。 文庫本340ページとそれなりのボリュームを割いているのですが、残念です。 | ||||
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余命10年の作者、小坂先生の新作と聞きさっそく購入。とても満足のいく作品でした。 ネタバレを避けつつ内容を紹介するなら、スクールカーストの違う2人が徐々に想いを通わせ合う王道の恋愛物といったところでしょうか。2人の前に立ちはだかる障害に、何度もハラハラさせられました。 作者の小坂さんが亡くなられているので、これ以上の新作が出ないかもしれないのが残念です…。 | ||||
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普段恋愛小説は読まないタイプなのですが、ふと手に取って読んだ「余命10年」がとても良かったので、早速読んでみました。 読後感はすっきりで、サクサク読めました。「余命10年」と同じく人物の心理描写がリアルで、今作も心動かされる場面が多々ありました。 何より、この作品も恋愛小説の枠を超えて、生きることの素晴らしさを強く感じる作品。 本当に著者の魂が宿っているのだと感じます。病気と闘っていた小坂さんだからこそ、こんなにも言葉が響くのかなと。うまく言えませんが、きっと読んだ方は共感していただけるのでは……。何があっても頑張って生きて、ほんとうの幸を見つけようと純粋に思えました。 | ||||
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