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ソーラー・ポンズの事件簿



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【この小説が収録されている参考書籍】
ソーラー・ポンズの事件簿 (1979年) (創元推理文庫)

ソーラー・ポンズの事件簿の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

ここまで似せれば

類似点も度が過ぎてくるとそれはある種の価値を持ってくるという好例。
プレイド街のシャーロック・ホームズと呼ばれるソーラー・ポンズが活躍する短編集です。
シャーロック・ホームズの出現後、多くの作家達は編集者からホームズのようなストーリーとキャラクターを要求される中で自らのオリジナリティを見せようとしたわけですが、この作品はそれとは逆の発想です。
ポンズはまさにホームズとうり二つで、ワトスン役のパーカー博士もちゃんと登場します。ポンズの兄の名前がバンクロフトであると紹介されると最早笑うしかありません。
作品自体も本家に登場する様々な固有名詞がひょっこり出てきたりしてファンの人は思わずニヤリとするでしょう。
本家に比べて読者にも材料が提示される場合が多いので真相も見破りやすいのですが、そうするとパーカー博士が並はずれた低脳に見えてしまうのが困ったところです。
もちろん本家のように冒険趣味が強調されたものやポンズの超人性だけが際立つ話ももちろんあります。
この話だけを単独で読むよりも、ホームズを読んでから読む方が絶対に楽しめる作品です。
ソーラー・ポンズの事件簿 (1979年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ソーラー・ポンズの事件簿 (1979年) (創元推理文庫)より
B000J8FL8E
No.1:
(4pt)

ホームズパスティーシュ

怪奇作家として有名なオーガスト・ダーレスは
シャーロキアンとしても有名でした
ごく若い時期から長い期間、シャーロック・ホームズの贋作物
ソーラー・ポンズを書いていました
そのポンズの活躍をまとめたものがこの本です
有名なフィルモア氏の失踪をはじめ
原典に記されることのなかった作品が
ポンズものとしてよみがえっています
ソーラー・ポンズの事件簿 (1979年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ソーラー・ポンズの事件簿 (1979年) (創元推理文庫)より
B000J8FL8E

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