■スポンサードリンク
拳銃使いの娘
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
拳銃使いの娘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
uun arteed tukaerkii surkedna battle de turked hontaiga betni arundaroona osorak hidan no aria mitaini shiteirndaroona demo watashi wa akamat chuugak ni kuutuitereba toriaez ii kochira yori achira no hooga iina akaihon toiuimiaidewa onaaji | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)新人賞受賞作品。早川書房は海外作品の受賞作品を半年から一年くらいで日本語版にして出版してくれる稀有な版元である。中でもポケミスは早撃ちにかけては名の知れた叢書なので、ぼくは八割方は読んでいる。新たな作家に出会うことも多い。本書デビューとなったこのジョーダン・ハーパーみたいな活きのいい作家と。 少女が犯罪者の父親と逃亡し逆転勝利を、目指すロード・ノヴェルである。のっけから彼等の殺害指令が全米に出される。超重警監房にいる犯罪グループのボスから発される。少女は、父親と同じ拳銃使いの眼をしている。海ではなく川のように青い眼を。 作者はテレビドラマ作家だそうで、小説の展開もなるほどスピーディーで心地良い。ノワールで、クライムで、バイオレンスでありながら、熊のぬいぐるみを手放さない少女の成長物語でもある。 巻末解説によると、インスピレーションを受けたのは『子連れ狼』『ペーパームーン』『レオン』作家としてはジェイムズ・エルロイ、コーマック・マッカーシー、クエンティン・タランティーノだそうだ。笑いたくなるほど納得。推して知るべし。 犯罪に無縁の人はおよそ出てこない。はぼすべての人物が堅気ではない作品世界で、一番不似合いだったのが主人公の少女ポニーだ。もちろん主人公は彼女。拳銃使いの父親の隣、助手席でタフに育ってゆく彼女の変貌ぶりこそが、この作品のすべてを駆け抜ける魅力である。 時に美しく、時に容赦のない文章が、アメリカ西部の荒野を縦横に切り取ってゆく。薄手の本ながら密度の詰まった重量級の傑作としてインパクトを与えてくれること間違いなし、請け合います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は父と娘。あとクマ。 父は前科者で出所したばかり。物語がはじまる直前まで刑務所にいた。娘は11歳、学校にいた。いじめの標的にされないよう、ビクビクしながら1日を過ごしていたらしい。クマは彼女のリュックの中。色は褪せ、片目はずいぶん前に取れてなくなり、毛はこわばってたぶんカピカピになっている。 物語はそんな荒んだ父と弱虫の娘の再会から始まる。8年ぶりだそうだ。 そしていきなり二人は逃げる。車に乗って、走り出す。 彼らが追われる原因となった血みどろの出来事、追いかけてくる連中のおっかなさ。綱渡りの逃走劇とそのさなか父が見つけるもの、娘が見つけるもの、あとチャーミングなクマ。 読み進めるうち、彼らの幸せな結末が見たくなった。 けど、敵は強力。しかも強大。 それでも負けるな父。負けるな娘。がんばれクマ。 ハヤカワミステリとしては薄い部類に入る本作。あっという間に読み終えてしまった。がとても満足。余計なことは書かず、心情もスパッとズバッと簡潔に表現する文体は非常に好みでした。作者の次作もぜひ読んでみたい。しばらく読書はしてなかったけど久し振りに読んでみたら大当たり、の一冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
獄中で起こしてしまった行動により、自分と元妻、娘を危険にさらしてしまった男、ネイト。 釈放後に元妻と11歳の娘ポリーを救おうとするも、敵の毒牙がすでに迫っていた。 娘を救うため逃避行をしながら反撃策を練るネイトと、その攻撃的な逃避行により成長していくポリー。 果たしてネイトは娘を守り抜くことができるのか、という話。 銃撃戦などが大量に出てくるタイプのアクション小説ではなく、娘との関係性に苦慮しながら生き抜く父を描いた作品。 サスペンスフルでもあるし、かなりおもろしく読めます。 「アメリカン・ブラッド」の方が個人的には好きですが、お勧めできます。 「アメリカンブラッド」は是非続編を出して欲しいものです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!