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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全488件 321~340 17/25ページ
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| この著者の作品は、以前「ツナグ」と「かがみの孤城」を読み、とても面白い作品を書く方だと思っていました。「傲慢と善良」については、非常に面白かったという感想が多かったので、読んでみました。 この方の作品、心理描写がとても緻密で、すごく面白いんですが、この作品でもやはり婚活を通しての心理描写にぐいぐい引き込まれていきました。 婚活中の二人の心理は、わかるわかる~といところもありましたが、私自身は「結婚は縁だ」「直感だ!」というタイプなので、ここまで突き詰めてえがかれていると、へ~、こんな風に考える人いるの~と驚きと恐ろしさを感じました。 でも、とにかくひきこまれます!面白かった! | ||||
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| なんとなく手に取って最初の3p位を読み、久しぶりに小説でも読んでみようかなぁと読み進めていったら面白いくて一気読み。 止まらなかった…小説ってこんなに面白かったっけ⁇ なんとなくでイメージしていた内容とは全然違う展開になっていき、男女が結婚までするのってこんなに大変なんだ!と自分も結婚していながら感じた…最後まで飽きる事なく読ませてくれてありがとうございます。 | ||||
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| 夢中で読み終わってしまうほど、ストーリーが好きでした! | ||||
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| ずっとタイトルが気になっていました。 若い頃の自覚のない傲慢さに赤面しながらも、善良な仮面の下の無知や狭量さにいまだに冷静を失う自分に少しだけ優しさを注入してくれました。 私にもヒロインのように立ち止まるターニングポイントは何度かあったはずなのに。もっと早くこの小説に出会いたかったです。 | ||||
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| 読みやすく面白かったです。 ただ、主人公の架(男性)の描写には違和感があります。私だ男性だからかもしれませんが、男性ならこういうふうには考えないよな・・・という所が所々にあったし、女性からみえる男性心理というのは、こいう感じなのかな・・・と少し冷静になってしまう自分がいました。 | ||||
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| 自分は、リアルに婚活中でもあり、主人公たちの気持ちがとてもわかりました。 結婚相談所に登録して、婚活していたときのもやもやしてた気持ち…結婚に向いていないのでは?と思い、2ヶ月で辞めた結婚相談所笑 つらくてつらくて、なんでこんなに自分は人を好きになれないのか?まさに、主人公のたちの、気持ちがわかりました。 作品の中である、結婚相談所の女性が話していた会話は今の自分の悩みやもやもやを言語化されており…ああ!なるほどと、気づかされた作品でしたー! 本当に、また一つ勉強させられた作品でした! ありがとうございます! | ||||
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| 真実に共感しました。親には真面目・素直と言われるが、実際は愚鈍な神経質でそれを隠そうとするも周囲に見透かされている様が自分を見ているようで苦しかったです。私も誰かと愛し合いたいので、自分の狡さを隠さないようにしたいです。 | ||||
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| とても読みやすく面白かったです。婚活が長期化している人は是非読んでみてください。 ☆1つ減らしたのは、設定に少しムリがある点が散見されたからです。 ・主人公の男は30後半といえど、遊び慣れた都会の男なら、婚活アプリで必死になって探さなくてももう少し出会いあるのでは。 ・主人公の男の女友達は、40前にもなってやっている行為が中学生女子レベルの意地悪さで、一般常識を持ち合わせたまともな大人の女性はあんなことしない。 その他、主人公の女は傷心旅としてボランティアを選ぶのが少しチープだと思った。ただ結婚相談所の経営者の「結婚相談所は最後に選ぶところではない、最初に選ぶところ。」という言葉は良かったです。そこに気づかず婚活を長引かせている女友達を私の周りにもいますので。。 | ||||
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| 【傲慢と善良】 坂庭 真実が「ストーカーに追われている」と西澤架に連絡してくるという ショッキングな展開で始まる。 警察はストーカーではないと捜査をしない。 架は一人で、坂庭 真実を探す。 探す段階で結婚相談所が出てくるが、作者が相談所の内容を非常に細かいところまで、表現されている。 後半は 架の女友達の発言に「怒りさえ感じた」 | ||||
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| 面白かったです。 現代のなんとも言いがたい人々の様子をとても適切に拾って書いてくれてるなぁと、同感しながら読みました。 納得しました。 | ||||
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| 200年以上前のイギリス恋愛=婚活小説の名作「高慢と偏見」をリスペクト。現代日本に換骨奪胎し、一筋縄では行かない昨今の結婚事情と複雑な心理劇を見せてくれます。 モテ男なのに結婚遅れた奇跡の残り物39歳「傲慢」男性と、ずっと良い子で自立しそこねた35歳「善良」女性の、婚活/成長/恋愛物。婚活で出会った二人。ストーカ事件をきっかけに、結婚へ向けて進み出す。の、最中に何故か女性が失踪~~。誰しも心には傲慢と善良が共存する。高解像度で描かれた男女の心理が読者に鋭い刃として迫るのです。 朝井リョウの解説が見事デス。 | ||||
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| 婚活していた時期のことを思い出すリアリティがあった。予想の斜め上を行くミステリー的な展開で意外にも楽しめました。 | ||||
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| 自分の物差しで相手を測る傲慢さと、周囲の人達の期待に添いたい思う善良さ。対極にあるような二面性が介在する中で結婚相手を探す。小野里さんが指摘する結婚できる人と結婚できない人の違い、それは結婚することの目的が明確かどうか。この本を読んでハッと気づかされる部分もあり、結婚がうまく行かない人は一度読んでほしい本です。この本では真実の両親が外に目を向けないで狭い世界で生きている事が指摘されているが、完璧な親なんて求めてはいけないし、それこそ傲慢なのではないかと、また、視野の広さは人それぞれだが、架の女友達も自分の物差しで真実のことを傷つける発言をする。自分の物差しで相手を評価するなんて人なら誰もが当てはまる部分だと思います。結局は結婚は周囲の意見に惑わされずお互いが納得できれば良いと最後は締め括られています。 | ||||
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| 結婚に煮え切らない男たちどもが招いた悲劇、 コンドームに穴を刺す、そういうとこ かっこうの托卵されても知らんよね 女性には妊娠できる期間があるから、 どんな手法をしてもしょうがないね。 この2人本当に好きなの?と最初の方は思ったけど、まあ良かったんじゃない? 善良な人なら連絡はしますけどね。 | ||||
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| レビュータイトルの通りマッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所等で婚活をしている人、これからしている人全てに読んでほしい作品です。 結婚しないの?恋人作らないの? とか聞かれて 「出会いがない、良い人いない、ピンと来ない」 と言っている人。 答えが見つかるはずです。 | ||||
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| 他の方のレビューにもあるように大恋愛小説ではありますが、私は子を育てる母として現代の子育て・家族のあり方について考えさせられました。 親がどのように子に接せるかがいかに大切か幼い頃は特に親が子の世界の中心であること。 わたしは出来た人間でないので、この小説は戒めにもなりました。 | ||||
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| 感情が揺さぶられました。間違いなく、著者の最高傑作だと思います。 | ||||
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| とにかく結婚に対する考え方、更にそのパートナーに無意識的に人間が求めているものなんかが具体的に分からせられるすごい本だなと思った。 | ||||
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| この本の書評も文庫の帯すら読むことなく本書を読み始めた私にとって、冒頭一人の女性が ストーカーらしきものに追われて恋人に助けを求め、やがてその女性が失踪する展開は、これは きっとミステリー小説なんだと思わせるものだった。だが、私なりの結論から言ってこれは、「大恋愛 小説」である。世間でいういわゆる婚期からやや遅れた二人、架39歳と真実35歳。架は、見た目 もかっこよく、性格もいいし、仕事も順調だ。この年まで自分で結婚相手を選んで遅くなったと いう傲慢さがある。一方、真実は人生の決定権を親たちに握られて、ある意味人任せの人生。 善良ないい子だが、それでも親が選んだ結婚相手を二人拒絶した過去を持つ。これらのうちの一人が ストーカーかも知れないという想像で物語の前半が進む。解説の朝井リョウが、「極限まで解像度を 高めて描写」という巧い言い方をしているが、結婚を前にして、男女が何を考え、あるいは考えるべき かということを実に細かくかつ深く描いた作品なのだ。私のような結婚前という時代が遠い忘却の 彼方に行ってしまったものには、些か「考えすぎじゃないのか」と思うことも、どんどん描かれて 行く。この作品は最近のベストセラーらしい。やはり結婚をひかえたり、婚活中の男女が読まれている のだろうか。女性にここまで考え込まれると男性はややしんどいのではないかと思うのは、やはり 私のような年寄りだけだろうか。 | ||||
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| ストーリーの展開が見事です。結婚という一つのテーマで、ここまで複雑な心理描写ができる作者の才能に驚きます。ベストセラーというのも納得します。 | ||||
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