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北氷洋: The North Water
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北氷洋: The North Waterの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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帯文に「これは新時代の『白鯨』だ!」とあるように、捕鯨船を舞台とする小説がメルヴィル作品と比較されることは避けがたく、作者もそれを意識しないわけにいかない。 主人公が出航前夜の路地で物乞いから意味深な警告を受ける場面など、あまりに『白鯨』そのままなオマージュが数箇所(目くらましのように)目立つとは言え、本作は良くも悪くも『白鯨』とは全く似ていない。 買春、人種差別、アザラシ殺し、船内の性暴力、金融犯罪、とまるで『白鯨』に無かったもの(そして無くて良かったもの)を全て詰め込んだかのような物語は、一貫して連続ドラマ風のきちんとした作劇術で造形されている。 「白鯨は冗長だから脱線を飛ばして本筋だけ追えばいい」などと語る読書好きの人々には、本書を「新時代の『白鯨』だ」と勧めれば歓迎されるだろう。 著者はイングランド北東部に生まれ、マンチェスター大学で19世紀米文学を学んだ後、現在まで同大で創作を教えている。メルヴィルについての論文もあるらしい。 本書はニューヨーク・タイムズ紙の2016年度ベストフィクション10冊に選ばれた。 | ||||
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スケールが大きく、血生臭いような匂いを放つ小説。展開に疑問を感じながらも全体的には面白く読めました。映像化もあるようなので楽しみにしたい。 | ||||
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