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北氷洋: The North Water



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【この小説が収録されている参考書籍】
北氷洋: The North Water (新潮文庫)

北氷洋: The North Waterの評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

自然の脅威、人間も脅威。圧倒されました!

読みどころは、主人公たちの状況がどんどん悪くなるあたり。いちめん氷と海しかない、圧倒的な自然にかこまれたなかでの、動物との命がけの闘い。描写が迫真でゾクゾクした! ここ北氷洋にいるのが自分でなくて、心底よかったと思いながらの読書でした。

描写はかなり、エグいです。暴力と性的描写と血みどろの狩猟が数回あり。サバイバル好きで、それらにあるていど免疫あるかたなら、存分に楽しめると思います。

過酷なものがたりですが、後味はけっして悪くない、大丈夫です。全体のトーンが暗くなく、たくましく、どことなくユーモラス。骨太のエンタメ小説です。

しいていえば、もうひとひねり、サプライズがあればなあ。それと、主人公が読んでいる本〔ホメーロス〕や主人公のかかえる背景が、いまひとつわからなかった。そこがわかるには、西洋文化の教養が必要なのかも。

おびに「新時代の白鯨」と書いてあり、「白鯨」読んだことないのですが、そこは問題なく楽しめました。
北氷洋: The North Water (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:北氷洋: The North Water (新潮文庫)より
4102201610

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