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そして、バトンは渡された
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そして、バトンは渡されたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全356件 241~260 13/18ページ
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薄っぺらいとか、現実味が無いとか、イジメはもっと酷いのに とか、、、リアリティを求めているなら、ドキュメンタリーとか ノンフィクションを読めばいいのに・笑 これは あくまでも小説、お話なのだから。 多少「ん?」と感じる設定があるにせよ、私自身は十分楽しんで読めました。 実の子供を虐待したおして殺してしまう親が 現実に居る日本で、こんな風に 「血は繋がらないけれど家族になれる」お話があったっていいじゃない? そして、私自身 もう成人した息子が居るけれど、実子だけれど、ここまで深く愛せていたかな、と思い返してもみたり。 良い本でしたよ。 | ||||
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この物語を一言でいうとすると、できすぎ君である。 主人公・親になる人たちや隣人ができすぎであり、心底うらやましいかぎりである。 ただ、このできすぎ君たちがつぎつぎに現れるのは、主人公優子の性格ゆえの事で あるならば、この主人公がすばらしい性格の持ち主であるということ。。。 実際、主人公がちょっとしたきっかけで友達に無視される場面が出てくるが、その 場面のかわし方には、この主人公の裁量が一番生かされていた場面ではなかろうか。 とても共感できた。 常に愛されてるとはいえ、月末には近所のひとからパンの耳をもらう生活だった時も あるのに、この冷静さ・・・ 施設に入るおばあさんに20万円もらったのにそれを使わないでいられる精神がわからない。 仙人である・・・ 良い人のまわりには良い人は集まるという言いたとえ。 良い人のバトンは良い人に渡されるのだと思った。 親??そんなものはどうでもいい 性格がいいか悪いかである。 | ||||
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瀬尾まいこさんか描く、食卓を囲む(はさむ)家族の会話がとても好きです。とても現代的でリアリティがあって、食べてるものも美味しそうで、さらに愛があって! クライマックスを通勤ラッシュの車内で読んだのですが、落涙を止めることができず、かといって読む手も止められず笑 一気に駆け読んでしまいました。最後に渡された「バトン」がとにかく感動的で、いつか自分も親の立場であの「バトン」を渡す日が来るのかと想像し、また涙がこぼれてしまいました。 | ||||
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ラストに向けて一気に読み終えてしまった。そして、読み終えたあとは、とても幸せな父親気分です。 | ||||
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よかった | ||||
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なかなかあり得ない設定、水戸秀平(実父)の祖父母には連絡が取れる筈だし、普通はそうするのではと思う。でも、高校時代の育ての父親の森宮壮介と主人公優子がバージンロードを歩く姿は感動的。文体も読み易く、本屋大賞に値する作品。 | ||||
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あらすじ 主人公は森宮優子という17歳の女子高生。 父親が3人、母親が2人いる。 17年の間に、家族の形態が7回も変わってゆく物語。 とても読みやすく、すらすらと読めました。 1番心にきた森宮さん(最後の父)の言葉。 「自分じゃない誰かのために毎日費やすのって、こんなに意味をもたらしてくれるものなんだって知った。」 どの親からも愛されたそんな主人公。どうしてそんなに愛されるのか、考えさせられました。 読んでいて、主人公はこんな特徴があると思いました。 ・周りに流されない ・批判しない ・人の行動を受け入れる ・結果の受け止めがしっかりできる 挙げてみると、素敵な性格の持ち主ですね。自分も話したら好きになりそう笑 自分も主人公みたいに、今より多くの人に愛される人間になりたいと思えた、そんな素敵な本でした^^ | ||||
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表面的な上澄みなどでは決して無い素晴らしい物語 ※確かに一部の方々が述べているように、重厚な純文学や先鋭的な言葉を用いた読み応えのある小説ではありません 様々な感想が並べられていますが、私は文句無しの五つ星★★★★★ サクサク読み進められますよ! 内省的な心理描写はほとんどありません その分、読者の経験と想像力によってこんなにも感想に差がでるのだなと | ||||
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非常にハートフルで心温まる作品でした。 「家族よりも大切な家族」まさにその通り だと感じました。優子の歴代の親たちは皆 形は違えど同じく深い愛情を優子に注いで おり優子もそれを自覚しながら生きてきた ことで何度親が代わろうとも不幸感をあま り感じることがなかったのだろうと思いま した。本当の家族を”血の繋がった家族”と 解釈するのなら優子の親は最初の父親と亡 くなった母親になりますがこの作品を読ん だ後では血の繋がりは無くても本当の家族 よりも大切な家族が存在するのではないか と思わされました。 | ||||
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親って、愛って何なんだろう。 きっと色んな答えがある。 前付き合っていた恋人は幼い頃に両親をなくした。 彼の気持ちに寄り添おうとしてたけど、きっとわかるはずがない。バトンが渡されるってタイトルの意味、最後まで読んでよかったと思えた本でした。 | ||||
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父3人母2人という、まずここ設定から引き込まれます。 テーマに家族と食と音楽があって、このどれにも興味ない人間なんて絶対いないから、万人が楽しめる作品ではないでしょうか!! | ||||
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久しぶりに、一気読み。 ページを捲る手が止まらなかった。 登場人物が皆、ちょっと変わっていて、面白くて……。 なかでも、優子と森宮さんの会話が楽しくて、何度吹き出したことか。 ネタバレにご注意ください。 友達と離れ離れになることが嫌で、ブラジルへの転勤が決まった父に付いていくことを拒んだ10歳の優子。 彼女を取り巻く環境は、そこから目まぐるしく変わっていく。 あり得ない展開…。 高3の時、ささいなことから無視されるようになった優子が、「優先すべきもの、それが何かはわからない。ただ、友達ではないことは確かだ」と言った言葉が、突き刺さった。 価値観は、人それぞれ。 頭の中ではわかっていても、自分とは異なる考えを否定したくなってしまう。 現実は、こんなふうに気持ちのいい人ばかりではないし、上手くいくことなんて、あり得ない。 でも、読了後は、心が温かくなる作品だった。 一気読みした後、その勢いでレビューを書いたのですが…… うーん、待てよ。 登場人物は、皆、いい人?本当にそうなんだろうか? 優子の実父・水戸は、優子の意思を優先し、ブラジル行きを断れば良かったのでは?無理矢理、連れて行っても良かったのかもしれない。 梨花さんは、ブラジルに行くよう、優子を突き放しても良かったのでは? また、水戸から届いた手紙を優子に渡さず、優子の手紙を投函しなかったのは、あまりに利己的。 結局、梨花に、三人の男性がいいように手玉に取られ、優子が最も振り回されたんだよね。 泉ヶ原も、森宮も、梨花が出て行った時点で、水戸を捜してもよかったのでは? 水戸は、海外転勤もあるほどの会社に勤務していたのだから、探し出すのは容易ではなかったのでは? 「自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未来が2倍以上になることだよ」って……。 これが、優子を振り回した理由にはならないよね? でも、優子と森宮さんの会話は、本当に楽しかった。 | ||||
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児童虐待のニュースが流れるたびに心を痛める人は多いと思う。「なぜ虐待はなくならないのか。」という疑問はみんなが持っているはずだ。だから、「こんなことがあったらいいな」という思いをかなえてくれるのが本書でなないだろうか。 「そんなに都合のいいことが続くわけがない!」とお怒りになる人がいるのも当然だろう。父親と母親が次々とかわるのに、みんなやさしい。だから優子の高校の担任も「きっと困っていることがあるはずだ」と思い込む。一般的にはどうなのだろう。虐待を受けている子どもの割合というものは。ただ、間違いなく一定の割合で存在しているのだろう。子どもは、そうした環境ではひたすら忍耐に徹するほかない。伊坂幸太郎『フーガはユーガ』のふたごのように。 本書は人々の願いのこもったファンタジーといえるのではないだろうか。 そしてもう一つ。私も娘を一人持っているが、父親の悩みの一つに娘との距離感がわからないというのがあるのではないだろうか、と思っている。同姓である息子に関しては何となく理解できるところがある。自分が体験してきたことが多いからだ。しかし、異性である娘のことは本当に理解に苦しむ。もっとも、向こうもそう思っているのだろうが。 本書には様々なタイプの父親が登場する。皆、優子との距離感をどうつかむかで苦労するが、最後に最も評価されるのが、おそらく最も不器用で距離感がつかめず、ばたばたしていた父親だったあたりに、世のお父さんたちは安心するのではないだろうか。うまくいかなくていいんだ、本当に娘のことを考えて悪戦苦闘していればそれは必ず娘に伝わる、と思えるからだ。しかし、それも娘を持つ父親のファンタジーでしかないのだろうが。でも良いではないか。世のお父さんたちはファンタジーでいいから安心したいのだよ。 | ||||
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一気に読み終えました。温かな余韻の残る傑作です。 | ||||
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読みやすい。高校生の娘の読書感想文に購入。 | ||||
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教員としての経験が随所にでていますね。血のつながりだけじやないね。親子は!とても新鮮でした。 | ||||
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感動しました。 最後の父親の森宮さんの優子への愛、 梨花の優子への愛、 親の子に対する愛が沢山詰まった作品でした。 とても良い本でした。 みなさん読んでみてください。 | ||||
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こんな風に育つ子供は珍しい バトン渡された大人達も愛情を注いでくれて、結婚式の時は涙が出た 子供に関する嫌な事件が沢山起きる世に、救われる本だった 今、娘達や孫達にも回って読んでます | ||||
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家族の愛は血縁関係に裏打ちされたくとも成立している。この小説の主人公のような生き方は誰しも可能だろうか。 | ||||
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美談である。品行方正な登場人物が多いので少々現実味に欠けるところがある。若い娘と30代サラリーマンの一つ屋根の下の生活で、同じトイレ,風呂、洗濯機を使ったりするのだろうが、そういう所で生じる機微には触れられない。生活感が出るのは専ら食事の場面に限られる。家族として一緒に生きてきた苦労、歓びがいま一つ共感できす、ラストシーンも心の底から感動できなかった。 | ||||
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