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そして、バトンは渡された
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そして、バトンは渡されたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全330件 221~240 12/17ページ
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なかなかあり得ない設定、水戸秀平(実父)の祖父母には連絡が取れる筈だし、普通はそうするのではと思う。でも、高校時代の育ての父親の森宮壮介と主人公優子がバージンロードを歩く姿は感動的。文体も読み易く、本屋大賞に値する作品。 | ||||
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表面的な上澄みなどでは決して無い素晴らしい物語 ※確かに一部の方々が述べているように、重厚な純文学や先鋭的な言葉を用いた読み応えのある小説ではありません 様々な感想が並べられていますが、私は文句無しの五つ星★★★★★ サクサク読み進められますよ! 内省的な心理描写はほとんどありません その分、読者の経験と想像力によってこんなにも感想に差がでるのだなと | ||||
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非常にハートフルで心温まる作品でした。 「家族よりも大切な家族」まさにその通り だと感じました。優子の歴代の親たちは皆 形は違えど同じく深い愛情を優子に注いで おり優子もそれを自覚しながら生きてきた ことで何度親が代わろうとも不幸感をあま り感じることがなかったのだろうと思いま した。本当の家族を”血の繋がった家族”と 解釈するのなら優子の親は最初の父親と亡 くなった母親になりますがこの作品を読ん だ後では血の繋がりは無くても本当の家族 よりも大切な家族が存在するのではないか と思わされました。 | ||||
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親って、愛って何なんだろう。 きっと色んな答えがある。 前付き合っていた恋人は幼い頃に両親をなくした。 彼の気持ちに寄り添おうとしてたけど、きっとわかるはずがない。バトンが渡されるってタイトルの意味、最後まで読んでよかったと思えた本でした。 | ||||
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父3人母2人という、まずここ設定から引き込まれます。 テーマに家族と食と音楽があって、このどれにも興味ない人間なんて絶対いないから、万人が楽しめる作品ではないでしょうか!! | ||||
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久しぶりに、一気読み。 ページを捲る手が止まらなかった。 登場人物が皆、ちょっと変わっていて、面白くて……。 なかでも、優子と森宮さんの会話が楽しくて、何度吹き出したことか。 ネタバレにご注意ください。 友達と離れ離れになることが嫌で、ブラジルへの転勤が決まった父に付いていくことを拒んだ10歳の優子。 彼女を取り巻く環境は、そこから目まぐるしく変わっていく。 あり得ない展開…。 高3の時、ささいなことから無視されるようになった優子が、「優先すべきもの、それが何かはわからない。ただ、友達ではないことは確かだ」と言った言葉が、突き刺さった。 価値観は、人それぞれ。 頭の中ではわかっていても、自分とは異なる考えを否定したくなってしまう。 現実は、こんなふうに気持ちのいい人ばかりではないし、上手くいくことなんて、あり得ない。 でも、読了後は、心が温かくなる作品だった。 一気読みした後、その勢いでレビューを書いたのですが…… うーん、待てよ。 登場人物は、皆、いい人?本当にそうなんだろうか? 優子の実父・水戸は、優子の意思を優先し、ブラジル行きを断れば良かったのでは?無理矢理、連れて行っても良かったのかもしれない。 梨花さんは、ブラジルに行くよう、優子を突き放しても良かったのでは? また、水戸から届いた手紙を優子に渡さず、優子の手紙を投函しなかったのは、あまりに利己的。 結局、梨花に、三人の男性がいいように手玉に取られ、優子が最も振り回されたんだよね。 泉ヶ原も、森宮も、梨花が出て行った時点で、水戸を捜してもよかったのでは? 水戸は、海外転勤もあるほどの会社に勤務していたのだから、探し出すのは容易ではなかったのでは? 「自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未来が2倍以上になることだよ」って……。 これが、優子を振り回した理由にはならないよね? でも、優子と森宮さんの会話は、本当に楽しかった。 | ||||
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児童虐待のニュースが流れるたびに心を痛める人は多いと思う。「なぜ虐待はなくならないのか。」という疑問はみんなが持っているはずだ。だから、「こんなことがあったらいいな」という思いをかなえてくれるのが本書でなないだろうか。 「そんなに都合のいいことが続くわけがない!」とお怒りになる人がいるのも当然だろう。父親と母親が次々とかわるのに、みんなやさしい。だから優子の高校の担任も「きっと困っていることがあるはずだ」と思い込む。一般的にはどうなのだろう。虐待を受けている子どもの割合というものは。ただ、間違いなく一定の割合で存在しているのだろう。子どもは、そうした環境ではひたすら忍耐に徹するほかない。伊坂幸太郎『フーガはユーガ』のふたごのように。 本書は人々の願いのこもったファンタジーといえるのではないだろうか。 そしてもう一つ。私も娘を一人持っているが、父親の悩みの一つに娘との距離感がわからないというのがあるのではないだろうか、と思っている。同姓である息子に関しては何となく理解できるところがある。自分が体験してきたことが多いからだ。しかし、異性である娘のことは本当に理解に苦しむ。もっとも、向こうもそう思っているのだろうが。 本書には様々なタイプの父親が登場する。皆、優子との距離感をどうつかむかで苦労するが、最後に最も評価されるのが、おそらく最も不器用で距離感がつかめず、ばたばたしていた父親だったあたりに、世のお父さんたちは安心するのではないだろうか。うまくいかなくていいんだ、本当に娘のことを考えて悪戦苦闘していればそれは必ず娘に伝わる、と思えるからだ。しかし、それも娘を持つ父親のファンタジーでしかないのだろうが。でも良いではないか。世のお父さんたちはファンタジーでいいから安心したいのだよ。 | ||||
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一気に読み終えました。温かな余韻の残る傑作です。 | ||||
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読みやすい。高校生の娘の読書感想文に購入。 | ||||
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教員としての経験が随所にでていますね。血のつながりだけじやないね。親子は!とても新鮮でした。 | ||||
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家族の愛は血縁関係に裏打ちされたくとも成立している。この小説の主人公のような生き方は誰しも可能だろうか。 | ||||
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感動しました。 最後の父親の森宮さんの優子への愛、 梨花の優子への愛、 親の子に対する愛が沢山詰まった作品でした。 とても良い本でした。 みなさん読んでみてください。 | ||||
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こんな風に育つ子供は珍しい バトン渡された大人達も愛情を注いでくれて、結婚式の時は涙が出た 子供に関する嫌な事件が沢山起きる世に、救われる本だった 今、娘達や孫達にも回って読んでます | ||||
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美談である。品行方正な登場人物が多いので少々現実味に欠けるところがある。若い娘と30代サラリーマンの一つ屋根の下の生活で、同じトイレ,風呂、洗濯機を使ったりするのだろうが、そういう所で生じる機微には触れられない。生活感が出るのは専ら食事の場面に限られる。家族として一緒に生きてきた苦労、歓びがいま一つ共感できす、ラストシーンも心の底から感動できなかった。 | ||||
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物語より大切なのはキャラクターというようなことを荒木飛呂彦先生が何かで書かれていましたが、その通りだと思いました。気持ちのいい人ばかりですばらしい物語でした。ノルウェイの森は永沢さん以外全員好きじゃないので、好きじゃないです。 | ||||
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新しい感性に出会えて良かった、という感想かな。ちょっとステキな感性かな。瀬尾作品をしばらく漁ります。 | ||||
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明るい展開の中に不穏な影が見え隠れしていて読んでいてドキドキしました。なぜ親が4人もいたのか?全員いい人で主人公を心から愛しているように思えるのに、という疑問にも後押しされどんどん読み進んでしまいます | ||||
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とても良かった。 優子の親達が、血の繋がりがない故に優子に対する接し方に不安を抱えながらも、でも優子を幸せにするためにそれぞれやり方は違えど最善を尽くそうとする姿に心が動かされました。 担任の向井先生も同様に良かった。 見守ってあげることって大事ですね。 主要な登場人物みんな魅力的。 全員に感情移入できてしまう。 | ||||
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私はこの本は面白かったです。 人の親という視点があるかないかでも感想は大きく変化すると思います。 P366~がなかったらタイトルの意味ががらりと変わる内容でした。 | ||||
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ずっと積読してあったのですが、思い切って読みました。 血の繋がっていない親が、主人公にここまで惜しみなく愛情を持つのはとても素晴らしく、とても心温まりました。私も自分の家族のことを思い返して、今まで育ててくれたことへの感謝を強く感じました。 しかし、やはりモヤモヤが残るのは血の繋がった実の父の存在です。 主人公に対して、血の繋がっていない親でさえ、実の父に劣らない愛情を持っていることが話されているならば、実の父はどれほどの苦しい思いを抱えていたのだろうか、簡単に諦めず、自分の人生をかけてでも娘と再開しようとしなかったのだろうかと疑問を持ちました。 最後に、とはいえ、「自分の明日が二つある」という言葉はとても深く美しいと思いました。まだ私には子供はいませんが、いつかそのような温かな気持ちになれるのだろうか、それが人間の美しい営みであるのかと、未来へ前向きな気持ちになれました。 作者さんありがとうございました。 | ||||
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