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(短編集)
昨日がなければ明日もない
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昨日がなければ明日もないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 21~40 2/4ページ
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ちょっと書いた時期が数年前なので、古い感じはします。 | ||||
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宮部みゆきさんの作品には、独特の流れがあって恩田作品と比較しながら読んでることが多いですが、このシリーズではテレビドラマも強烈で設定が人にやさしい目であるのにそれぞれの心の動きをうまく描き出しているのが不思議に思えます。いろんな作品がそうでしようが、主人公が側で仕事している既視感があります。少し偏った読書を続けていたので、断定物とかSFとかが多くいわゆる純文学作品(失礼)とは肌が合わず高名な先生の物は学校のテキストでしか知りません。いろいろ紹介されて読んだこともありますが肌に合わないのです。そんな中で宮部作品はとても感動できます。 | ||||
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すごく読みたかった本を、早速届けていただき、ありがとうございました! | ||||
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「いい人」杉村三郎シリーズ第5弾である。資産家の娘と離婚して、いろいろあった彼も町の資産家に間借り して私立探偵をしている。本書は3篇の中編で出来ている。どれも共通しているのは、「ちょっと困った 女たち」を杉村が相手にすることである。日常生活の中で、そういった「困った女たち」が引き起こす 悲喜劇を描いている。冒頭の「絶対零度」では、依頼人の娘が自殺未遂を図ったが、その夫が娘を 誰にも会わせてくれないという依頼から物語は始まる。私は、この3篇の中でこの作品が一番面白い と思った。「困った女たち」以上に、「困った男たち」が登場してなんの瑕疵もない人々に不幸をもたらす。それに復讐する人間に、「いい人」杉村三郎は涙を流して同情する。この作品は、何が事件なのかが まずなかなか伏せられて物語が展開するため、どんどんページをめくる手が早くなってくる。そして、 そういった「困った人間たち」に対する作者宮部の厳しい眼も感じられて、読者はある意味爽快感も 持ってしまう。表題作の「昨日がなければ明日もない」も一人のモンスターと呼んでもいい毒のある女性が 周りをどんどん不幸に陥れる話だ。このシリーズの「名もなき毒」にも共通する作品だと思う。これも 面白いし、宮部はそういった人間に同情するような展開はさせない。この杉村三郎シリーズ、だんだん 彼の探偵としての経験や技術も鍛えられ、ますます面白くなってきた。 | ||||
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この作者の著作は時代物も現代物もまずハズレは ありません。特に心の動きを表すのに使われる言葉は、ピタッときます。 | ||||
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このシリーズが好きな人は読んで損はないと思います。 | ||||
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文庫化したらすぐ買おうと思ってました!このシリーズ、やっぱり面白い! 宮部みゆきさんの作品の中でも読みやすいと思います。 タイトルの作品は最後切なくなりましたが。 一気に読み終えてしまったので、再読したいなぁと今フツフツと思っています。 次回作の振りもあるような気がして仕方ないと思うのはわたしだけでしょうか、、、。 | ||||
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杉村シリーズは他の作品も読んでいるが、杉村の人柄の良さ、敵を作らない立ち振る舞いにいつも見習いたいなと思いました。 今回は3本の短編集でしたが、どの話も登場人物の心理描写が細かくかかれているのと、話が進むにつれてどんどん真実が明らかになっていき久しぶりに一気読みした作品でした。 他のレビューにもあるように胸糞悪い事件もありましたが、全体的に大変楽しく拝読できました。 | ||||
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このシリーズは、現実的で、面白い。 | ||||
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杉村シリーズの最新作、文庫本化されるのをずっと待ってました。物語の展開はいつもながら素晴らしく、一気読みをせざるを得ないと思います。 ただ、最後のところで杉村探偵の推理が鋭すぎるというか、そんなにすぐにわかっちゃうもんかな?と思ってしまう。 収録の3作中2作はどっかで読み飛ばしたかな?と思って、途中で読み返してしまいました。 | ||||
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1話目が衝撃的でした。夜寝る前に読んでしまったので、恐怖と怒りで寝付けなかったほど。悪人の餌食となってしまった被害者たちのことを思うと、杉村さんと同じく「言葉もない」。年頃の娘さんがいる方や新婚の方は男女問わず読まない方がいいかも。 2話目、箸休め的な短編ですね。妹が姉の婚約者を…というパターンは「誰か」でもありましたね。 3話目、残された娘さんがどうなってしまうのか…。まともな叔母も祖父も居なくなって、身体の悪い祖母と残されて、中学生だと寝食は1人でも何とかなっちゃうし親身に心配してくれそうな大人は誰もいない。そこから母親のようにならず、まともな大人に育つという大逆転ストーリーを宮部さん書いてくれないかなあ。等と考えてしまいました笑 しかし、杉村さんの離婚原因には未だに納得がいきません。小さい子供がいるのに不倫した母親なんて、それこそいいゴシップのネタだしお嬢様私立のママ達の間でめっちゃヒソヒソされそう。桃子ちゃんがいずれ年頃になって離婚の真相を知り、母親に腹を立てて杉村探偵事務所に転がりこんでくるような気がします。菜穂子さん心臓弱いから、そっちの線もあるかなーとか。そんな事を色々考えてしまうほど、宮部作品は登場人物がリアルです。個人的に杉村さんは孝太郎じゃなくて堺雅人のイメージですが。 | ||||
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宮部みゆきさんの作品なので満足して読了しました。 | ||||
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街中の探偵の眼を通しての作者の透視眼の思いやり | ||||
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女性が書かれている小説なんで、このキャッチフレーズがなかなか意味深です。 ここまでひどくなくっても実際にいますよね。「困った女の人たち」。法律なんて度外視。価値判断が「好きか嫌い」だけの人とか。 事件と関係なく、その方面だけ気にして読んでも楽しい。思い当たること多い。 ただ事件そのものは結構陰惨な悲しい物語になっております。宮部みゆきさんってご本人のにこやかな笑顔からすれば考えられないですが、物語の中ではバッサリと死なしていきますから・・・(恐ろしい)。 星は分かれてますが、読後感は「う~ン」というところもあったのですが、しばらく考えててみるとよくできていると思い。☆5つで。 | ||||
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宮部さんの本は、いつ読んでも、良質な文章だな、と思います。 他のミステリー作家でも、辻村さん、湊さん等、も上手だと思います。 女性作家は、繊細な文章を書きますよね。 本作も、面白かったですし、非常に切なく悲しい話ばかりです。自分は、 特に、最後の表題作が一番心に響きました。 宮部さんで、1つ言うなら、魔術はささやく、龍は眠る、返事はいらない、サボテンの花、ドルシネアにようこそ、みたいな、読後感が清々しい作品も、書いてほしいです。、 | ||||
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救われない話ばかり。 ストーリーテラーとして優れているので 結末が気になって一気読みするが読みおわるとどっと疲れる。 舞台は現代だけど百物語と同じような話。 スカッとしたい人は読まない方がいい。 | ||||
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宮部みゆきは常に私の期待を裏切らない作家の代表格ですが、このシリーズは特に、人間の優しさ、醜さ、愚かさ、黒さ、切なさなどを的確に捉えつつ、ストーリーとしてのエンターテイメント性も十分に満足していると思えます。主人公の老いた時代まで、そして最期の時まで是非とも書いて頂きたいです。 | ||||
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こちら、単行本を買ってしまった。 もうそろそろ文庫本が出るころだと思うが我慢ができなかった。 単行本って1冊で映画1本観れちゃいますよね。 それでも、読んでよかった、買ってよかったと、思える1冊だった。 読後感の悪さはいつも杉村三郎の持っている物なので、気にせず フィクションだと思って読んでいます。 それでも杉村三郎さんにはいつか幸せになってもらいたいなぁ。 そんな気持ちです。 次回作が待ち遠しい。 | ||||
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杉村探偵をめぐる短編が3話。 1話目は、人探しから始まるが残忍な事件に辿り着く。2話目は、結婚式が直前でキャンセルとなった話。 1話目は、非道な登場人物がおり、居た堪れない気持ちになった。2話目は、様々な登場人物が入れ替わり登場し、面白い。 続きが気になり、サクサクと読めた。 | ||||
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このシリーズは、とても面白いです。だから、すぐ読み終えてしまった。 | ||||
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