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滅びの園
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滅びの園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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今回も何とも言えない空気感,恒川先生の作風を堪能させてもらいました. また「スタープレイヤー」でのファンタジーの要素もこの作品には活かされて冒険性とか物語性が非常にあったと思います. 読了後,心に風が通り過ぎていくのもこの先生ならでは. | ||||
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文芸誌掲載時から読んでおりましたが、単行本になるに従って大幅な加筆修正が行われており既に一部を読んでいた人も新鮮な気持ちで読める一冊となっていると思います。 想念の世界の、夢の中のような妙にそそられる平和で穏やかな町の描写は毎度の事ながら住んでみたいと思わされます。恒川先生の架空の世界や国や町並みの描写がとても好きなので今作にもそれが描かれていて良かったです。 | ||||
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面白かった! 恒川欲が満たされました。 夜市の「静謐な美しさ」とは違うけど、 確かに常川さんらしい異世界の美しさが感じられる作品。 読み終わってから この人にとってはこうだったのではないか、 だけどこの人から見たらこう思えたのではないか、 自分なら・・・と色々と想いを巡らせて、世界観に浸っています。 | ||||
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まだ1回しか読んでいないため、詳細な評価は出来ていないが、嫌な印象は無かった。 1年前の「無貌の神」では恒川流が鈍ってしまったのではないかと落胆したが、今回は恒川流のキレが健在であることが確認できた。扱うテーマの都合なのかも知れないが、「夜市/風の古道」、「雷の季節の終わりに」、「秋の牢獄」、「竜が最後に帰る場所」などのような、かつての美しさ・透明感は後退している。また、今作の「プーニ―」自体は感情などが無いせいか、過去の作品(「秋の牢獄」の北風伯爵など)を思い起こさせるようにも感じた。今回は現代(未来?)をイメージした日本(と地球)が舞台なのだが、地球にまとわりつく物体や「次元転送」、時間差などSF要素も強い。登場人物の鈴上の立場を考えてみると、インターネットなどの仮想現実世界を扱っているようにも考えられる。こういう作品も良いと思う。 なお、本作は短編集ではなく、プーニ―について各主人公からの視点で描かれており、ひとつの物語として完結している。 恒川作品は、やはり美しく透明感ある古風さや瑞々しい純和風が似合っていると思う。しかし、キレのある本作に出会えたことは心から嬉しい。今後もキレ以外にも美しさや透明感を兼ね備えた恒川作品に期待したい。 amazonでは2018年5月31日に発売であるが、書店ではそれよりも数日前から発売されているため、今回は書店で購入した。 | ||||
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