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ドライブインまほろば



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【この小説が収録されている参考書籍】
ドライブインまほろば
ドライブインまほろば (双葉文庫)

ドライブインまほろばの評価: 4.40/5点 レビュー 10件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(4pt)

新聞で

新聞に紹介されて思わず買いましたが私は買ってよかったと思ってます。
ドライブインまほろばAmazon書評・レビュー:ドライブインまほろばより
4396635575
No.9:
(2pt)

ラストがな~

何だか救いの無い展開だったけれどラストは安易なハッピーエンド、台無しになってしまった印象。ラストがもう少し違えば評価できたのに…
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No.8:
(4pt)

喪失感からの再生

この作家さんはほんとうに上手です。しかも「ど真ん中の直球」を疲れることなく次々を投げ込んでくるので打者(=読者)は真っすぐがくる、とわかっていても空振りを繰りかえすだけになってしまいます。

「自分の母親の運転ミスで幼い子を亡くした母親」「親に捨てられて自分たちの力だけで生きてきた双子」「その妻たち」「義理の父を殺してしまいながらも妹をかばう健気な少年」「共依存」「ネグレクト」「DV」「性暴力」など盛りだくさんの構成を取りながらもけして散漫にならない筆力は見事でした。さらに圧巻のラストを迎え、未来につながる希望がほんとうに良かった、と思える作品です。
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No.7:
(5pt)

哀しみを背負って生きてきた人間たちの再生の物語

登場人物は哀しみを背負って生きてきた人間たち。子供を母の起こした交通事故で亡くした女。親に捨てられ、プロ野球選手になる夢も挫折し、援助交際ビジネスをしている双子の兄弟。親に虐待された少年と妹。
 そんな人間たちが、「まほろば」(心地よい場所)という名のドライブインで出会い、そして「再生」する物語。心が洗われる素敵な物語です。
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No.6:
(5pt)

大満足!

とても綺麗な本で嬉しかったです。読むのが楽しみです!
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No.5:
(5pt)

速かった

商品もきれいでした
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No.4:
(5pt)

不幸のどん底からの一筋の光。

人の不幸を書かせたら右に出る者はいない、遠田潤子の最新作。
虐待され続け、生きる意味を見つけるため十年池を探し求める少年・憂、親に捨てられ荒れて育ってきた双子の兄弟である銀河と流星、そして、交通事故で我が子を喪い「ドライブインまほろば」で、ほぼ隠遁生活に近い形で精神をすり減らしながら暮らしている比奈子がメインの登場人物。
上に書いただけでもアレだが、読み進めると、いやぁ本当に酷い(誉め言葉)。
遠田作品にしては珍しく「グッドエンド」と言えるようなラストだったが、これはこれでよいものだ。
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No.3:
(5pt)

”十年に一度の奇跡”を求めて。

「雪の鉄樹」、「冬雷」、「オブリヴィオン」、「アンチェルの蝶」、「カラヴィンカ」、「蓮の数式」に続き、引き込まれるように読んだ。
泥の中で、もがき苦しんでいる三人の姿を追っていく。
不協和音の旋律が響き渡ってくる。
不穏が折り重なっていく。
凄惨な行為がうごめいている。
育っていく過程で、まったく愛を知らない。
絡みあいながらつながりを持っている。
三人の共通項は、過去から引きずってきて、ずたずたに引き裂かれたこころ。
そんな中に、調和のとれた和音が聴こえてくる瞬間がある。
今にも壊れそうで、脆くもある、ひとときのしあわせを求めていく。
こころがひとつになる瞬間に”光”が差し込んでいく。
”ドライブインまほろば”の中で。
309ページの”私は優を抱きしめた”。
その”優”は”憂”ではない。
誤植なのかと思いつつ、いや、意図して書いた生きた字だと感じた。
ドライブインまほろばAmazon書評・レビュー:ドライブインまほろばより
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No.2:
(5pt)

最高

どの作品もすごくひきこまれる。今作もすごかったです。この著者の本がもっともっと読みたい。すでに次の新作が待ち遠しいです。
以下ネタバレ含みます。

憂くんの母親はゴミみたいな人で自分の母親と重なった。本当にいるよなこういうやつって思った。来海ちゃんはすごく可愛くて憂くんが可愛がっているのも伝わってきて、来海ちゃんが地獄を見ずに済んだのが唯一の救いだったと思う。写真もたいがいだけど本格的に始まる前だったのがホッとした。
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No.1:
(4pt)

キャラクター造形の妙

『アンチェルの蝶』以降の遠田潤子さんの作品はすべて読んでいますが、いつもながらに感心させられるのはキャラクターづくりのうまさですね。今作では比奈子の母親がきわめつき。小説執筆修業中の方々には大いに参考になるのではないでしょうか。
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