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その先の道に消える
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その先の道に消えるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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新聞の書評を読んで、興味を持ちました。私の読書は海外ミステリが中心なので、この本は異色でした。今 の文学作品はこうなのか?と、時代の差を感じながら読みました。縄を使った縛りの世界と性描写が死ととなりあわせで、そこに神道までからみ、刑事ものにしては、こんな刑事でいいのかと思っていると、ストーリーは何度も回転します。途中で止めようとも思いましたが、何んとか読み終えました。これを美しいと思うかどうかは、好みの問題でしょう。 | ||||
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私は、中村さんの著作を今回はじめて読んだ。きっと、中村作品を何編も読んだ方にとって、本作はもっと味わい深く体験されるのだろう。 そんな中村文脈を持たない素人の読み手の私から見ると、本作で出てくる濡れ場が、ネット上に転がっている匿名エロ小説を思わせるような印象で、随分と拍子抜けをし、一度本を閉じた。あえぎ声を文字に起すことがいかにリスキーか、と学んだ。濡れ場にせよ、緊縛のシーンにせよ、私には戯画的な恍惚を描いているように感じてしまった。でもこれは、あえて、なのか?その辺の、中村文脈が私にはわからない。 ネトウヨを連想させる存在についての描写もあると噂で聞き、期待をしていたが、特に感心はしなかった。本作で描かれるような(血統的同一性を信じるような、ある種素朴な)存在は、いるにはいるだろうが、ネット上で散見される排外主義的な存在というのは、存外、もっと中庸でとらえどころがなく、話してみたら普通、という感じだと思う。無理にこじつける気もないが、濡れ場と同じく、本作に描かれたあの男性は少し戯画的に思えた。 ただ、もちろんこの部分は、読み手として勝手に期待したことに過ぎないので、批判に値することではないが。 | ||||
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