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兄弟の血: 熊と踊れ2
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兄弟の血: 熊と踊れ2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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上下巻通しての感想ですが、この作家さんの作品としては珍しく、完全なる創作とのこと。やはり、現実の事件を元にしてある前作『熊と踊れ』に比べて表現が誇張され、登場人物表現も強調され過ぎてしつこい感じがします。どうせ強調するなら、もう少し他の展開でも良かったのでは、と、少し残念。 | ||||
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前代未聞の警察署内から押収物である現金を盗み出して無事に逃走するという大犯罪プランはさすがに度肝を抜かれるが、その前後の犯人と刑事両方の「逃げることができない血の因習」「暴力の連鎖」「情報の隠匿」などドロドロした部分がこれでもか、と続き前作「熊と踊れ」のような連続銀行強盗のような目の覚めるアクション部分はほぼなし。 ですから、このテーマを受け容れて共感なり反感なりがもてないと、「ミステリー」「クライムアクション」「悪漢小説」の期待からは大きく外れてしまい残念。特にラストの寸止め感がどうしても・・・。 | ||||
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前作「熊と踊れ」での父との確執、兄弟の結束部分をさらに濃くして、絶対に逆らうことのできない「血族の因縁」を深堀りしてゆく作品。上巻では、悲惨すぎる父から母へのDVや刑務所生活を描きながら、復讐の鬼と化した長男の果てしない犯罪的野望が何なのか?と気を持たせて、さらに正義の権化である刑事の義兄弟まで登場させて「これでもか!」というぐらいの陰湿で閉鎖的な雰囲気満載。ミステリー要素はここまでは皆無。 なぜか横溝正史の「獄門島」「犬神家の一族」などを思い出してしまいました。 | ||||
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