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スケルトン・キー
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スケルトン・キーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
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ダークどころか、ほとんどブラックコメディー。失笑しながら読みました。 それだけにラストがちぐはぐな感じで、なにを描きたかったのかわからない。 どうせなら終始一貫してくれれば、ある意味傑作になったのでは。 | ||||
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サイコパスな主人公の話だが、まったく面白くなかった。 道尾氏が得意とするどんでん返しはあるにはあるが、あぁそう、というレベル。 主人公がサイコパスなだけに、いつも読んで感嘆する緻密な心理描写もないし、あの場面のあの人のあの行動がここに活かされている!といった驚きもなし。 初めて道尾作品に触れる人はどうかこの作品から始めないで頂きたい。 シャドウやラットマン、ソロモンの犬とはレベルが違う。 | ||||
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私は作者のデビュー作「背の眼」発表当時からの一種のファンなのだが、最近は低調な作品が多くて残念に思っていたが、本作もその例に漏れない。デビュー当時は"異界性"を売り物にしていたが、徐々に作品構成の巧みさを持ち味にして来たと思うのだが、本作にはガッカリした。 母親を銃殺され、帝王切開で産まれて養護施設で育った<サイコパス>を主人公とした物語なのだが、陰惨な描写が続くだけで求心力がない。途中である工夫があるのだが、巧みというよりは極めて安直(作者の手前勝手で、アンフェアすれすれ)なもので、これで作家が務まるなら楽なものだと思った。 伊坂幸太郎氏との差は一体何時ついてしまったのかという疑念を持たざるを得ない駄作。今後の一層の奮起を期待したい。 | ||||
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展開すごく面白いけど、設定のせいで、話が安っぽくなってる。 出てくる人ほとんどサイコっていうのは、いただけない。 サイコ同士で戦うシーンあまり面白くなかったけど、うどんの人物像とか描写は素晴らしかったです! | ||||
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全くおもしろくなかった。 おもしろみを感じられなかった、ということなのかな…。 | ||||
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サイコパス物は好きだが、ちょっとこれは・・・ タイトルにもつながる最後のエピソードって、1本小説を書いてしまうほどのものか? | ||||
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トリックではないという事とサイコパス誕生の原因に関わるということでこの禁じ手は許せるかどうか、 グレーゾーンですね。 この手を使わないで物語がまとめられたら評価はもっと上がるんだろう。 | ||||
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長年生きてきて個人的に受け入れる事が出来ない小説や映画のエンディングが2パターンありまして。その内の1つだったので、哀しかったです。もう1つは、全て夢でしたっていうパターンです。半分位残して読む気も半分以下に。 | ||||
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面白いっちゃ面白いけど、途中からサイコパスというよりゾンビ物読んでる気分だった 余りにやり過ぎると逆に滑稽味が出てきてしまう ↑を感じさせないままに最後まで引っ張ってくれると有難い 一番肝心なトコ不消化で残してるっていう事は、続編書くのかな? | ||||
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児童養護施設<青光園>出身のサイコパスの坂木錠也は、ある日同じ園で育った迫間順平と会うことになり衝撃的な事実を告げられる。ここから、物語が一気にジェットコースターのように目まぐるしく息つく間もなく展開します。この事件の落としどころは何処なのか、判明した時点で途中感じた少しの違和感も腹落ちします。 ミステリーとしては使い古された感もある手法も巧みに滑り込ませ、また冒頭からの話の繋げ方も上手いです。ただラストは個人的には中途半端な感じがして、どちらかというと一方向に振り切って欲しかった気がします。 | ||||
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児童養護施設で育ち、現在は週刊誌記者の危険な仕事を請け負っている19歳の坂木錠也が主人公。 錠也の養護施設時代のいくつかのサイコなエピソードを 脳裏に刻んで読み進めて行くと中盤で見事に騙される。 読者に錠也の異常性を植え付ける前半の導入部分はお見事! そして終盤に向かってのグロテスクな応酬。 ミステリーとサスペンスが融合したスピード感のある スリリングな展開に最後まで目が離せませんでした。 エピローグはガラリとイメージが変わり温かさを残す物でしたが ここは更に新たな恐怖を示唆するラストの方が余韻が残ったかも知れません。 それでも久々に読んだ道尾さんの作品、堪能しました。 | ||||
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主人公がサイコパスというには感情的に描かれ過ぎていて、物足りませんでした。冷たすぎるほどの合理主義・利己主義がサイコパスの魅力(というと語弊があるかもしれませんが)だと思うのですが、それが私には感じられませんでした。主人公は生い立ちや環境もあって言動に問題はありますが、サイコパスではないと思います。 ただ、ミステリとしては普通に面白かったです。読後にゾクゾクくるような意外性はありません。予想していたよりも感傷的な物語でした。 | ||||
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いや~~トリックには騙されました!! 日本語ならでは、というか、あまり書くとネタバレになりますが、お見事です! 装丁もよ~く見ると、意味がわかるという、凝ったつくりです。 心暖まる作品も多い道尾秀介さんですが、 今作のダークぶり、バイオレンスぶりもやはり道尾さんの魅力全開でした。 最後の章は、やっぱり涙が出ちゃいました。 ハッピーエンドなのかどうなのか…判断はそれぞれに任せられていると思いますが、私はこのおわりかた、好きです。 | ||||
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サイコパスといわれた錠也が児童保護施設を卒園し、社会人生活を送るが、かつての園の友達うどんと会ったことことで 事件が巻き起こっていきます。 伊坂幸太郎と中村文則チックな話で、それなりに面白いのですが、正直、このトリックをされたら気づくわけない反則的なストーリー展開です。 最後の方も泣かせよう、という感じが全面に出てしまって逆に興醒めでした。 つまらなくはないですが、トリックを見破る、という意味においてはどうかな、と感じました。 | ||||
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「道尾作品史上もっともダークな制御不能のノンストップ・サスペンス」 このオビ文句に惹かれて購入。道尾作品は久々に読みました。 主人公はいわゆる「サイコパス」と呼ばれるような男だが、単純なシリアルキラーなどとは違います。 彼は自分の特徴、つまり「まともでいるためにはどうすればいいか」を理解しているという点が、とても興味深い。 発汗が少ない、心拍数が低い、など参考文献を見ても、著者は「サイコパス」についてかなり調べてから、主人公を形作っていったんでしょう。 その姿勢というか、事実を踏まえて書いているからこそ、主人公が初めて「恐怖」を感じるシーンの描写などはとても素晴らしい。格闘シーンも臨場感があってとても楽しめました。 ミステリーとしての謎解き的なオチに、驚きはないかもしれません。 でも、きっと「やられた!」と思う瞬間があります。私は余裕で一本とられました。 そのやられた瞬間に気付いた時の驚きと悔しさはなかなかのものだと思いますし、結果的には普通だろうと思っていたオチも「そういうことか!」と膝を打つこと必至かと。 スピード感がある文章は読みやすかったですし、かなり楽しめたミステリーでした。 | ||||
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