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真壁家の相続
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真壁家の相続の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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本書は、祖父の急死に始まり、その相続をめぐって、祖父の子供たちが右往左往する話を、闖入者一人と孫を中心に描いた作品。 と書いてみてもピンと来ないし、amazonのあらすじも羊頭狗肉の感あり。なんとも、説明しづらいお話だ。 とりあえず「笑って泣ける家族小説の傑作」という紹介には、一分も正しいところはないと思います。 といっても、本書は難解ではなく、むしろ軽い内容を平明な表現で描いており、著者も一定の力量があることも認めます。 いわゆる、駄作とは違う(駄作なら☆1つだ)、なんで、こんなに残念な出来なのか本当に分からない。 しかしだ、感情が動かないのだ。笑って泣けるなんて宣伝広告になっているが、喜怒哀楽もドキドキもハラハラもなかった。 とにかく、ミステリーとも家族小説とも法律ドラマとも、おそらくは色々な要素を盛り込んだつもりが、どっちつかずになって、なんとも言いようのないごった煮にしか読めなかった。 そして、これだけ酷いラストもなかなかないだろう。ラスト30頁くらいは読まずに、読み手が勝手に「こんなラストかな」と想像して、本を閉じた方がいいとも想う。 でも、最後に泣けた! 本書に払った金で、飯でも食えばよかったという後悔の涙一筋・・・ | ||||
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