駅物語
- 奇跡 (159)
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一生懸命取り組むことができる仕事につけた人はとりあえず第一関門突破。あとは諸々うまくやっていくことですね。 | ||||
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私は鉄道会社の社員である。その視点からのレビュー。 恐らく関係者にうっすらと取材はしているようだが、充分ではない。フィクションとはいえ、その無知ゆえの適当さが余りに酷く、読んでいてドン引きする。薄っぺらい。校閲も適当だったんだろう。 冒頭から「遅延出勤」なる言葉が出てくるが、「出勤遅延」が正当。またロッカーは鍵を貸与する必要があるから予め準備をして本人に伝えておくのが基本。それに着任したばかりの新入社員はしばらくの間見習いについてから一本立ちするため、出勤初日に突発者の代わりに急遽の泊まり勤務には対応できない。仕事ができない新人が担務の穴あけをできるほどイージーな仕事ではない。比較的覚えることの少ないホームでも新入社員なら、1ヶ月は見習いをするだろう。 そもそも、一定以上の規模駅では改札、出札、ホーム(乗客)と職場が分かれており、改札もホームも同じ助役が管理するというようなことはない。 食事風景もウソくさい。 ご飯を作るオバチャンなんていない。社員食堂はある駅もある。キッチンで休憩時間にみんなでメシを作る駅もある。 ホームに数時間立ちっぱなしというのもありえない。駅社員の業務は「作業ダイヤ」というもので、分単位でつくべき仕事が定められているが、同時に休憩時間もこまめに合計で10時間弱程度定められている。その時間に仕事をしたら、休憩超勤として時間外労働となる。 「ダイヤも覚えてねえなんて」というセリフ、噴飯物だ。「ダイヤ」とは、運行図表のことであり、そんなものは覚えない。覚えるのではなく読めるようになるべきもので、そもそも確認するべきものである。覚えて間違えたら事故になる。この場合、「停車駅も覚えてねえなんて」といった言い回しがベターか。 あとこれだけは言いたい。 社員への暴力は、絶対に揉み消したりしない。どんなに忙しく、大変であっても、必ず被害を受けた社員の意思に沿って会社として厳正に対処する。これはどこの鉄道会社も同じだろう。勘違いされるような描写ばかりの中、この点については本当に腹が立った。 | ||||
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作家はどれほどの知識を自分のものにして、書き始めるのだろうか。多くの人が知っているのだけれど、内情までは元所属した経験者か、長年家族として見守った人でなければ万人を納得させる描写は難しいはずだ。駅員、それも東京駅ともなれば尻込みしそうだ。作者の力量の奥深さにまずは脱帽だ。 | ||||
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当たり前を提供することがいかに大変か分かった | ||||
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鉄道会社に勤務している同級生がいますが、自分が読んだ後にこの本を読ませたら怒っていました。鉄道会社には階層に関わらず鉄ヲタが結構いるのは事実だけど、鉄ヲタ本人は自分が鉄ヲタである事について社会的な引け目はさほど感じておらず、このストーリーに登場する鉄ヲタはあまりにも自分自身を卑下しすぎていると。運転士(それも新幹線の)になる女性社員は上昇志向が強い努力家で、(新人社員でもやる)ホームで旗を振ってる駅員を恋愛対象に見るとか社内で聞いた事が無い、とか駅の現場の現実と乖離した描写に対して言いたい事がたくさんある様子でした。 | ||||
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