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真壁家の相続
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真壁家の相続の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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始めから、一気に登場人物がたくさんで、誰が何か混乱しました。なので、家系図をメモして、チラチラ見ながら読みました。 相続って、こんな風なんだなあ、と思いました。 | ||||
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4人兄弟の長女で、独身のわたし。なぜ弟妹が結婚しないわたしを責め立てるのか理解できませんでした。こういう問題は、なかなか客観的になれません。相続がはじまる前にこの本に出会えてよかったです。 | ||||
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タイトル通り、真壁家の相続ゴタゴタ物語なので、登場人物が真壁家関係の人ばかりです。 しかし、真壁家のメンバーの個性が光っていて、「あーいるよねーこういう人」と、キャラに共感できます。 最後、相続の行方は......とっても納得。このエンディングは、暖かいです。 | ||||
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相続のドロドロさがよく描かれた本です。 この本で、あらゆるお宅の相続が解決できるわけではありません。 相続を学ぶには、専門家や専門書をあたるほうが良いでしょう。 でも、相続をややこしくする人間関係‥誰に気をつけるか?‥は、よくわかります。 | ||||
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相続税の勉強少ししていますが、そのなかで、「基礎控除以下の少ない相続のほうがもめる」と よく聞きます。 正直実感がわかなかったですが(りんちゃんみたいに 大した財産ないんだから、金持ちのほうがもめるに決まってるじゃんと思ってた)、これを読んで、あぁそういうことかと思えました。 自分のこれから先の人生に、「渡る世間は鬼ばかり」みたいな泥沼はなくても、真壁家くらいの騒動は起こりうるなと思えたので、結構リアルなんじゃないかなぁ。普段は思ってても言わないで 表面上取り繕っていられることも、こういうときはつい言っちゃうし、言わなくちゃいけないし。。。 「笑って泣ける」っていう感じではなかったけど、退屈せずに読めました。むしろお父さんのところとか先が気になったし、面白かったです。 表紙の家族写真も、読み終わってから見るとまた違って見えるー。 ラストはすっきり。でも申告が必要になるときは周りにばれるよ! | ||||
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祖父が亡くなって残された家を巡り、絆があると思っていた家族が揺らぐ遺産相続問題を、新しい視点で描いている。 「駅物語」ではひたむきに映っていたが、「真実の盗聴」に出ていた陰湿さが、この作品にも根幹にある。 なので美しい家族作品にはなっていない。 ただ、家族の相続問題を、介護と併せ描いていながら、ラストの締め方に唖然とした。 朱野帰子って、面白いやん。 | ||||
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祖父・真壁麟太郎の突然の死去。 主人公の大学生・りんは、祖父の遺産相続の調停役をまかされることになる。 そこで、りんは僅か千二百万円の資産を巡って露になる親族の長年蓄積された想い、隠されていた真実を知ることになる。 隠し子を名乗る謎の男・植田大介まで出てきて、真壁家の相続は揉めに揉めるわけだが、 親族一人一人は根本は悪い人ではないため、目を覆うほどの酷さには発展しない。 しかし、どんな家も相続という局面に立つと、綺麗ごとでは済まないのだと身につまされる一冊であった。 家族だからこそ、相手を大切に思うからこそ、無償で与え合ってきたことがあり、それがお金に換算される時がくると苦しいのだ。 欲だって当然ある。また、自分だけの問題ではなく、配偶者・子どものことも考え出すると、ますます複雑だ。 そのあたりの相続の「リアル」がよく伝わってくるのは、さすがの作家の力量。 しかし、最後まで麟太郎に尽くした、りんの母・容子はどうなってしまうんだろう・・・結局は美しい無償奉仕でした、で終わってしまうのか、 というのが一番気になるところ。 結末が知りたくて一気に最後までページを進めたところ、あぁそういうことか、と胸をなでおろす小気味よいラストになっていた。 人生、謙虚に誠実に、かつ、したたかに行動する者が最終的には得をするのだ。 | ||||
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