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ステップフォードの妻たち
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ステップフォードの妻たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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ステップフォードに越してきたウォルターとジョアンナのエバハート夫妻。活動的な女性ジョアンナは、ステップフォードに住む主婦が、家事にしか興味がないことに違和感をおぼえていく。 ・・・ 発表時(1970年代)のウーマンリブ全盛期が背景となっている。この頃の世相がわかってないと作品世界がチンプンカンプンだと思う。前提知識がないと、殊更に女性の権利を主張しすぎること自体が、奇妙にうつる。ウーマンリブへのアンチテーゼという大袈裟なものではないとしても、作者を含めた当時の男性の願望を反映したものと見るべきか。そういう意味では、御伽噺なのだろう。 主婦たちが4ヶ月毎に、ステレオタイプな模範的主婦へ変貌していくというワンアイディアなのだが、”どうやって”というのが弱かったりする。御伽噺とわりきれば、細かいことを抜きにして、楽しむことができるかもしれない。 | ||||
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映画を先に観ました。それで、アイラ・レヴィンは、ローズマリー やブラジルから来た少年、その他で有名な作家ですので、 「原作も読みたいです」・・ということで、読んでみました。 映画と原作では、いくつか相違する点もありますが、結論と しましては、映画は映画のビジュアルなおもしろさ、小説は 小説で、だんだんと迫ってくるけど、真相は闇の中・・みたいな 、それぞれのおもしろさがあって、どちらが優れている、とか そういう感じではない、ということがわかりました。 原作のほうは、主人公ジョアンナの視点を中心に物語り はすすみ、彼女の妄想なのか、そうでないのか、は、定か ではないですが、そんなところも、怖さを倍増させます。 いわゆる、スリラー小説の正統派としてのラストは、小説の ほうがいいような気もしますが、かなり陰鬱な終幕ですので、 映画のほうのラストも、これはこれで、今風のハリウッド映画 では、たくさんの観客を呼ぶには、こういった終幕も、ある意味 仕方がなかったのかもしれません。 いづれにしても、映画も原作も両方とも楽しめる、独自の視点と 個性をもった、佳作であることは間違いありません。 | ||||
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ニコール・キッドマン主演の映画になったことと、スティーブン・キング推薦に惹かれて読んでみたが、ぜんぜん怖くなかった。A Kiss Before Dying や The Boys From Brazil の方が断然怖かった。後で○○絶賛というのは当てにならないという洋書のレビューを読んで失敗したと思った。 | ||||
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ニコール・キッドマン主演映画になったことと、スティーブン・キング推薦というのに惹かれて読んだが、まったく怖くなかった。A Kiss Before Dying と The Boys From Brazil は原作、映画とも怖くて十分楽しめた。 | ||||
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ニコール・キッドマン主演で間もなく公開される映画の原作。アイラ・レビンの作品でキッドマンが主演となればさぞ極上のエンターテイメントであろうと期待して読んでみたら???。軽妙な語り口とサスペンスタッチにひきこまれますが読後がなんか???なのです。 郊外の住宅街に引っ越してきた若夫婦。妻のジョアンナは積極的に家庭の外に活動の場を求める進歩的(?)な女性。しかし周囲には驚くほど保守的(?)な夫からみれば『良妻』ばかり。ジョアンナは絶対周囲の妻達のようにはなりたくないと思い、仲間を探すのだが・・・ 最近流行りのおどろおどろしいミステリーや解り易すぎる描写に物足りなさを感じている方にはおすすめの上品なサスペンスとでも言っておきましょうか。 | ||||
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アンチフェミニズム風サスペンスの本書はノベライズだけあって読みやすく、知らないうちに隣人、知人が入れ替わり宇宙人侵略の尖兵になってしまうという、映画『SF/ボディスナッチャー』の原作となったジャック・フィニ-の『盗まれた街』を想起しました。フェミニズムや自立した強い女が持てはやされた当時を風刺しており、現代にもありえそうな話は決して古臭くないように感じました。男に都合のいい従順な妻を理想とするのは、読者が男性か女性かで意見が分かれるようなテーマだとも思います。映画化されるとのことですが、果たして本書の結末のようにあいまいな感じになるのかどうかと楽しみです。 | ||||
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