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雨降る森の犬
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雨降る森の犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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特に派手さもないのに、はじめの数ページで引き込まれた。良い本だ | ||||
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ワルテル、道夫叔父さん、正樹さん、雨音にとって最高の家族です。血の繋がりとかではなく、魂の繋がりで結ばれている、こんな家族が理想であり、憧れです。読んでいる間中、とても幸せな気持ちでいられました。 | ||||
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私も犬を飼っていましたので愛犬への思いに共感いたします。 | ||||
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わんちゃんのワルテルが亡くなってしまうのはやむを得ないところですが、兄妹でもなかなかできないくらい相手を信頼して素のまま付き合えるのがうらやましいかぎりでした。 | ||||
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日常的なお話でとても読みやすかったです。ワルテルが可愛らしいし、正樹が男らしくカッコイイし。 後半は感動で泣いてしまいました。 男女年齢問わず、皆さんにオススメ出来る小説だと思います。 | ||||
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犬を飼い、共に暮らした人はほぼ同じ経験があるだろう。 無償の愛。家族、親が子に向ける愛情、そうであるべき当然のそれが裏切られるニュースの何と多いことか。動物の数百倍の知能を持つ人間界のいかに複雑怪奇なことか。犬と信じ合える家族、そして自然。ここからそれでも生きていくための癒しとエネルギーをもらえること、それを思い出させてくれる。至高の時間を与えてくれる一冊。 | ||||
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私も愛犬には沢山の事を教えられました。 辛い時も悲しい時もいつも寄り添ってくれた事を思い出しました。 「犬は今を生きている❢」良かったです | ||||
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作者の犬も含めた登場人物すべてに、ある一定の距離が保たれていて、思春期の人たちの心の揺れにも、そのまなざしが優しい。この本を読んでいた時ずっと、標高1200mの空気にずっとつつまれている様な感覚だった。 ただ、料理の描写が秀逸で、真夜中に読んでいた時、空腹を紛らわせるのが大変だった。 | ||||
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人間の命はもちろんん、犬や鳥や虫の命も、そしてそれを包み込む森をはじめとする植物の命も尊い存在だ。そんな当たり前のことに気づかせてくれる。ヒロインである雨音や正樹、温かく見守る道夫、そして家族の一員である犬のワルテル。信州の山の中で自然とともに豊かに生活する。 主人公を際立たせるためには脇役もしっかりとキャラが立っていなければならない。道夫の友人の田口と娘の有紀、雨音の母である妙子、正樹の継母である真澄。こうした登場人物もしっかりと描かれて、人間が成長することとはどういうことなのかを教えてくれる。そして、必ず訪れる死別の乗り越え方も。 こうなったら直木賞作品の『少年と犬』も読まなければなるまい。 | ||||
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少年と犬 | ||||
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自身の子が生まれた時に、我が家に犬が居たら家族皆が心豊かに育ったのだろうな、と動物を飼ったことのない身でも、つい思わせてしまう秀逸さはみごと。筆者のノワールカラーが好きな読者の一人だが、彼の犬とヒトの心の繋ぎ方が絶妙で清々しい一冊。ソウルメイトも是非是非! | ||||
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人間性が詳細に書かれていて面白かった。 物語の展開も良かった。 | ||||
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この本はタイトルの通り、愛犬がいる方や実際に出てくる山や自然が大好きな方にオススメできます。文章の中の表現がその場の状況を容易に想像でき森の湿気ている感じがとても伝わってきます。 悪い評価を観るとドロドロしたもの〜でなど記載がありますが、人間のドロドロした物を読みたい方には不向きです。 主人公のお母さんに対して、「どうしてそう勝手なことが言えるの?!」と自分の父親を重ね合わせてしまいとてもイライラしてしまいますが、最後は読むのも大変なくらい涙が止まりませんでした。愛犬がを育てている方ならもっと愛犬のために一緒に居ようとか遊んであげよう、大事に大切にしようってきっと思うはずです。私はそう思いました。 今一度、愛犬との生き方について考えさせられる物語でもあります。 ネタバレになるので言いませんがP.191にとても良い文章が載っています。そこに付箋を貼って何かあればそのページを読んで物事考えるようにしています。 この本を読むのに年齢は関係ないです。 中学生高校生はもちろんですが是非、大人の方に読んでもらいたいです。 愛犬家の方はティッシュかハンカチをそばに置いて読むことをおすすめします。 | ||||
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私の蓼科の山荘で愛犬(バーニーズマウンテンドッグではなく柴犬ですが)と過ごしている時に読んだこともあり、臨場感があり一気に読むことができました。犬には本当に不思議な力があり、私がこの本を読んで感動している時になぜか寄り添ってくれていました。愛犬をますます大切にしたくなりました。 | ||||
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非常に面白かった。筋立てもうまい。すっきりしているし、必要な情報も過不足なく与えてくれる。後半涙が止まらなかった。犬好き山好きは特に共感出来るのでは。 | ||||
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走ろうぜマージ、ソウルメイト1,2で何度も泣かせて頂きました。今回は大好きなバーニーズに最近の馳さんらしい山をミックスした大好きな作品になりました。涸沢のシーンも目に浮かぶ程リアルな描写です。軽いタッチも筆力の凄さ、余裕さが伝わり心地良いです。 静寂と向き合った犬との感動を味わいたい方に是非オススメします。道夫さんとワルテルのラストシーンにグッときました。 | ||||
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馳さんの、犬がテーマの小説、第3弾である。 主人公、雨音は伯父の道夫に連れられ、道夫の家に行く。彼女は母の妙子と一緒に東京に住んでいた。しあkし、母はボーイフレンドを作り、その後を追ってニューヨークに行ってしまった。雨音は日本に残った。ひとりで暮らすことに母が反対したので、道夫と暮らすことを選んだのだ。 道夫は、ワルテルという名の大型犬、バーニーズ・マウンテン・ドッグを飼っていた。しかし、最初は雨音には懐かなかった。急に走り出してリードを持つ雨音がケガをしたこともあった。 2週間もすると、学校や新しい環境にはなじんできたが、ワルテルのほうは、雨音を子分と見なしていて、素直に言うことを聞いてくれない。そのころ、隣の別荘に泊まりに来た、正樹という若者と知り合う。ワルテルは正樹に懐いていた。 雨音を中心として、田舎での正樹やワルテルとの触れ合いが描かれる。あっと驚くどんでん返しはないが、ちょっとした登場人物の心の動きや出来事が、優しく読者に語りかけてくる。母との折り合いがうまくいっていない雨音。継母と仲が悪い正樹。そんな2人を道夫がまとめ、ワルテルが絶妙な緩衝材となってくれている。ほのぼのするだけの物語ではないが、犬好きにとっては読んで損のない一冊。 | ||||
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20年以上に亘 バーニーズ・マウンテンドッグとの付き合い。 その迷わない愛情あふれる精一杯の生き方が、群れのボスとして家族の長として尊敬され、小説の主人公であるワルテル、雨音、正樹の動作や思いや感情にも凝縮されて、「人間と犬(動物)・・・生きるものに主従関係はない」一つとなった家族観を、読み手にストレートに伝えてくれた、力強い秀作だと思いました。 主人の作る数々のイタリアンスパゲッティのレシピー、これに挑戦してみます。 | ||||
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