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金魚姫
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金魚姫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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「金魚姫」の「姫」っぷりがおかしくて、そしてチャーミング。 彼女に翻弄される主人公を笑ったり、一緒にハラハラしたり 見守ったりしながら物語に入り込んでいきました。 主人公と彼女との初対面のシーンはなかなかホラーで 「それは怖いぞ」と思いながら、読み手としては ちょっと笑えてきてしまいます。 記憶を失っている金魚姫がいつ、どうやって記憶を 取り戻すのか、彼女の生きる目的は読者側に なんとなく予想させつつ、ちゃんと目的は 達成されるのか?!最後の最後までひっぱってくれました。 読後感もよく「誰かにすすめたい!」と思わせてくれます。 読んだあとはお菓子売り場で「エビせん」を 見かけると思わずニヤリと笑ってしまいます。 | ||||
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荻原浩は、もともとはユーモア小説の作家だった。 「オロロ畑でつかまえて」「なかよし小鳩組」などは、 面白くて何度も読んだものだ。 しかしここ何年かは、家族ものや人生を考えさせる小説に舵を切った感がある。 鬱々としたサラリーマン生活を送っている主人公。 たまたま買った「金魚」。 突飛とも言える発想や展開も、あまり気にならない。 ファンジーの趣きもあるからだ。 作者はまた新しい世界に乗り出したようだ。 ところどころのユーモアもあり、 文章が読みやすいだけに、長編だが一気に読めてしまった。 読んだ後は、きのせいか、なんだか切なかったなあ。 | ||||
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金魚のことが詳しく書かれているのがいい 今までには無い感じ 全体的に摩訶不思議な雰囲気に惹かれます 対象年齢層が若い所為かライトノベルさがあるのが気になりましたが… 最後まで読んでも”どーなったの?いったい”なところも面白かったデス | ||||
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美しい紅色金魚の化身と、人生に行き詰まっていた男の、ユーモアと切なさを湛えた物語です。 どんなストーリーか、ネタバレ無しでご紹介してみます。 主人公・潤は、勤め先のブラック企業での 苛烈な業務に加え、同棲していた彼女とも失恋し、 身も心も限界を迎えていた。 自死さえもよぎる心持ちのまま、夏祭りの宵風に 誘われ、導かれるように 紅色の金魚と出逢う。 それが、哀しき謎を奥に秘めた、濡れ髪を滴らせる美女との 交錯する運命の始まり。 死者を見る能力に突如目覚め、壊れかけていた男の心は 金魚の化身との出会いで変化し、 彼女の数奇な運命と輪廻のストーリーも、次第に紐解かれていく・・・。 ネタバレになってしまうので、内容はここまでにさせて頂きますが、 個人的には とても面白く、軽快な物語の流れで、分厚いハードカバーですが 割と短時間でガッと読めました。 物語の背景描写が とても丁寧に表現されており、 シーンごとに情景が頭に浮かびます。 また、著者のユーモアセンスにも 度々 笑わせてもらいました。 面妖、でも、人間の悲哀と可笑しさの水に 流麗に舞う 金魚姫・リュウ。 気になってしまったかたは、どうぞお手に取られてみてはいかがでしょうか。 | ||||
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きっとこんな結末を迎えるかなと、途中まで予想していましたが、それを上回りました。 とても切なく、優しい小説です。 | ||||
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