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シャングリ・ラ
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シャングリ・ラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 41~60 3/5ページ
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オススメの一冊、ではない。普通の読者にはかなり抵抗があるだろう。アニメも漫画も活字も好き−な人なら「あり」かもしれない。後半の展開はもう新堂冬樹(黒のほう)である。新堂(黒)がアキバで暴れまわるのを想像してほしい。かなり怖い。 経済炭素市場でヘッドリースとかリースバックとかさっぱり仕組みがわからなかった。分かる人教えてください。作者は分かって書いてるんだよね? 人の命など屁とも思わない連中ばかりが出てくる小説でもある。ヒロインは戦闘で一体どれだけ人を殺したのか。面白ければいい、ではすまされない気がする。 本作のあと作者も心中色々あったのではないか(想像)…最新作「テンペスト」は良い作品になった。こちらはオススメである。 | ||||
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角川文庫だと言うことで、あまりに物理法則を無視しまくった世界設定に違和感を感じてしまいますが、ライトノベルとしてスニーカー文庫あたりで出ていれば、もっと高い評価をつけたと思います。 戦車を切っても自分の所に戻ってくるブーメランなんか、魔法アイテムにした方がもう少し説得力が出たんじゃないでしょうか。 説明無しで魔法が使われる異色のライトノベルだと思って読めば、ストーリー展開はテンポがあって楽しめます。 科学的な常識があって、それを頭から締め出せない人にはオススメしません。 | ||||
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アニメ雑誌に連載されていたというこの作品。 たしかに昔の週間マンガ雑誌の連載のような面白さですね。山場が来る来る。 SF設定の世界観も豊かなイメージで描かれていて、登場人物もみな個性的です。主人公の國子を筆頭に女のキャラがもう凄まじいキレアジでした。 オカマのモモコ、ミーコ、ドSの女医小夜子、道徳や常識のくびきを軽々と外した外道たちの描き出す世界。愛しくて、残酷で、どこまで疾走して行こうとするのか。行き着く世界は天国か地獄か。 炭素経済という発想も面白く、それにかかわる人達のマネーゲームも読ませます。 なんとなく名前の雰囲気だけで難しそう、と敬遠していたのですが、こんなにあからさまに面白いエンタメ本だったとは・・・。早く他の本も読まなくては、と力瘤が!(笑) エンタメ好きで、未読の方、是非読んでみてください。 | ||||
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なんとか読みきりました! この作品を読みきった人は本当に偉いと思います・・。。 サブカルチャーのごった煮の割には退屈なこの作品を 創った作者はあんまり偉くないかも。 金融経済と天皇制をサブカルチャーの一種として看破している ところまでは大したものだと思いますが、 なにせ小説の体にはとてもなっておりませんので。 非難すべきは、これの出版を請け負う出版社ですね。 利益がでりゃそれでいいのかと突っ込みたくなりました。 | ||||
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B級映画好きなら楽しめるんじゃないかな。 アントニオロドリゲス監督のプラネットテラーのように もうこれでもかっていうくらいのB級っぷりを炸裂。 ブーメランで戦車を破壊するわ、なんの伏線もなかった兵器が登場するわ 急に変身するわ…… 炭素経済や実質炭素、経済炭素など妙に納得できる凝った設定をうまい具合に壊してる。 「ありえねぇだろ」って言いつつも、そのありえなさをどう消化していくのかを 楽しめる人にならお勧めできると思う。 | ||||
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設定がありえないようで、あるかもしれないというところもあり、 要所要所するどいところをついているように思った。 漫画のような世界だけど、その世界観はとても広く面白い。 | ||||
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上巻で広げた大風呂敷を納めるため、下巻はドタバタ劇のような展開。 面白いことは面白いし、アイディアも良いが、話に無理がある。 いっきに読んでああ面白かったという本を探しているなら、お勧め。 | ||||
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上巻からどんどんありえなさがエスカレート。 漫画のような、から漫画のためのストーリーかと思うくらい 開き直ったストーリー。 解説の筒井氏も書いているように、「過剰」という言葉がぴったり。 前半(上巻)のストーリーが結構よく感じていただけに、 強引な後半が残念。 | ||||
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この人の作品は「レキオス」とこの「シャングリラ」しか読んでいないのですが…。 シャングリラの舞台設定と迫ってくるビジュアル感はすごい。舞台設定も環境問題、ネット金融取引、地球温暖化となんとも今日的。アラは何ぼでも目につき、作品の舞台にうまくなじむのにちょっと時間はかかりますたが、いったんエンジンがかかると小説のドライブ感に乗せられて、一気呵成にラストまで読み進んでしまいます。 結局、この作者は「はっちゃけた美人」があたりをなぎ倒し、going my way を貫くのを書くのが快感なのかなあ、とよみおわってつくづく思います。登場する女性陣はみんなとにかくパワフルでわがまま。連載モノだったせいか、登場人物の印象も最初と最後では随分変わってしまいます。それに比べると男性陣はキャラがかすんでしまう…。 | ||||
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帯などの粗筋から面白そうだと思い購入しました。 前半はありそうな近未来が上手く表現されていて、キャラクター同志の薄い会話内容を抜きにすれば何とか読めます。 後半は全くついていけません。出来事もキャラクターの言動も、不審な点が多く、読みながら爆笑してしまいました。ありえねーって。 思い付く話を書き連ねたらこうなったって感じ。もっとちゃんと詰めてから書き始めないと大変なことになりますね。 読了するの辛いんで覚悟してください。 | ||||
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下巻は完全にマンガ。 どんでん返し多すぎ。 でも着眼点は素晴らしい。 CO2の排出権が経済の中心って事なんだけどね。 ■読んで欲しい人 ・若い官僚の人 ・経済学者の人 | ||||
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CO2が経済を支配する時代、如何にCO2を削減するかにマネーが流れ込む時代のお話。 映像を見ているかのように分かりやす文章構成、息もつかせぬスピード感と完成された世界観。 SF好きもビジネス物語好きも満足出来る。 脚本っぽいのかもしれないなー。でもそんなに説明文章では無いんだよなー。 「誰かアニメ化してくれ〜」と思ったら既にテレビアニメ化の予定が決まっていたようです。 個人的には押井守かと思ったんだけどなー。 下巻が楽しみ。 ■読んで欲しい人 ・SF好きの人 ・ビジネス物語が好きな人 ・将来の環境行政に影響力のある人 | ||||
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表紙の絵が気に入って買ってしまいましたが、中身は表紙の重厚さも何もないラノベです・・・。もう少しCO2についてうがった考え方のストーリーがあるのかとも思っていましたが、普通のラノベよろしく若干十代の子供が世界を変えるように活躍するストーリーで、性格付けもとても薄っぺらいです。そのくせ、キャラクターの重みを出すために非常に強い残虐性の描写もあります。(ブーメランで戦車切っている時点でそんなことしても意味がありません・・・。) 作者の琉球の話が凄く持ち上げられていますが、これを先に読んでしまって手が出せないでいます。 | ||||
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11月にはコミック本になり、新春からはTVアニメ化がスタートするという。 荒唐無稽ともいえる過剰な描写で、近未来の社会が劇画タッチで描かれている。 その意味で、若い人が読んで楽しめる小説である。 しかし、作者が想い描いた地球温暖化に伴う炭素経済社会と繰り広げられる マネーゲームならぬ「カーボンビジネスゲーム」の描写は、なかなかに秀逸であり、この点を見逃してはならない。 サブプライムローンの破綻に端を発し、世界中を席巻していたマネー(幻想)社会の崩壊が現実となったいま、3年前にすでにそのような社会の到来を予測していたかのような本書の持つ意味は、とても大きい。 登場人物たちが様々な形で巻き込まれるカーボンゲーム社会とそれを支える金融工学の魔力が、虚実織り交ぜて活写された近未来経済エンターテイメント小説といえよう。マネー漬けだった?大人たちが読んでも、近未来ドラマとして充分楽しめる。(後の祭りかもしれませんが、、、) 文庫本の作者あとがきに、ヘリコプターで東京上空を飛んだ時、密集する東京市街地の中にぽっかり空いた「皇居の緑」がひらめきの原点だったと述べている。 私自身、10数年前、バブル経済の頃、東京上空をヘリ体験したことがあるが、同じような印象をもった。 小説としての成熟度は著者の「テンペスト」が上だと思うが、シャングリ・ラに描かれた世界は、若者だけでなく、金に目がくらんだ?大人たちにもぜひ読んで欲しい。 | ||||
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詳しい点については他の方が書いているので、省略いたしますが、わたしがびっくりしたのは、登場人物がなんども蘇る点です。 水蛭子、小夜子、そして涼子。 なんでこんなに致命傷を負いながらもまた出てくるのか。まるでマンガの世界です。読了後に感じたことは分厚い本に割く時間が勿体ない。という一言に尽きます。 | ||||
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もったいない、といいたくなる作品。 舞台設定の外郭となる部分はとても魅力的だったけど、仔細の描写が稚拙と言わざるを得なかったかな、と。 設定から必然的に生まれるテーマが、どうしても社会的なものに傾いてしまうし、あの裏表紙のプロットを読んで作品を手に取る読者も、実社会との高い相互性を求めてしまうと思うので、ある程度深い取材をした上で取り組まないと、薄っぺらさとか、ハリボテ感が否めなくなってしまうように思えます。そういう意味では挑戦的な設定だったけど、取材不足が原因で、コケちゃった感があります。 当作品と似た設定に、石田衣良氏の「ブルータワー」がありますが、氏の場合は社会的情景をそれなりに抑え込んで、登場人物(特に主人公)の主観に絞って物語を展開してバランスを保ってるように思えるので、その辺の工夫とか器量が著者にもう少しあれば、違った感じがします。 例えば、この小説の軸の一つのなる「経済」に関する著者の考え方は、浅はかかと。 「株」という資産に触れる機会が一般人にも広がってきた現代で、これを軸に添える作品を描くなら、そして、突拍子も無いくらい遠い未来や異次元の世界を描写するのではないなら、もっと現実の「経済」にリンクさせて、説得力を持たせた展開を持ち込んで欲しかったと思います。 ネタバレになるので詳しくは書きませんが、素人なら騙せる、という次元以下の理屈を展開されても、興醒めしますよ。 例えばアニメファン、とか、限定されたある種特異なマーケットには通用するのかもしれません。 でも、「小説を読む」というスタンスで挑むと、読了するのがかなり苦痛です。 「リアル鬼ごっこ」を呼んだ時の衝撃には及ばないまでも、それに近い空気を感じます。 | ||||
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スカイパーフェクTV/ケーブルテレビで放送中のミステリー番組専門チャンネル「ミステリチャンネル」では毎年「闘うベストテン」を選出している。本書は’05年、そこで6人のミステリ評論家たちによって国内部門の第1位に輝いたマニアックな作品である。また「このミステリーがすごい!」の’05年国内編第16位にもランクインしている。 舞台は約100年後の熱帯となった東京。都心の気温を下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。しかし地上は難民で溢れ、空中積層都市アトラスに居住できる者は僅かだった…。 かつて香港に実在した“九竜城”を彷彿とさせる「ドゥオモ」を本拠地とする、反政府ゲリラ“メタル・エイジ”の美しきティーンエイジャーの総統・國子、国際炭素経済をコンピューターで操る天才少女・香凜(かりん)、平安絵巻そのままに十二単を纏い、衣冠束帯の従者、女官をしたがえて牛車に乗る深窓の姫君・美邦(みくに)。彼女たちを中心にニューハーフや女医博士、政府軍の将校らが荒唐無稽なバトルを繰り広げる、息もつかせぬ一大アクション絵巻。 そして、東京には積層都市「アトラス計画」の元となった、古代までさかのぼる大地の秘密・“ヘキサグラム”が隠れていた。 とにかく、読んでいても次々に予想外の展開が炸裂する、ミステリーというよりはSFといった方がよい、文庫上・下巻、原稿用紙にして1600枚という大作である。 これはもう何も考えず、立ち止まらず、ただただページをめくってゆくしかないノンストップ・エンターテインメントである。 | ||||
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スカイパーフェクTV/ケーブルテレビで放送中のミステリー番組専門チャンネル「ミステリチャンネル」では毎年「闘うベストテン」を選出している。本書は’05年、そこで6人のミステリ評論家たちによって国内部門の第1位に輝いたマニアックな作品である。また「このミステリーがすごい!」の’05年国内編第16位にもランクインしている。 舞台は約100年後の熱帯となった東京。都心の気温を下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。しかし地上は難民で溢れ、空中積層都市アトラスに居住できる者は僅かだった…。 かつて香港に実在した“九竜城”を彷彿とさせる「ドゥオモ」を本拠地とする、反政府ゲリラ“メタル・エイジ”の美しきティーンエイジャーの総統・國子、国際炭素経済をコンピューターで操る天才少女・香凜(かりん)、平安絵巻そのままに十二単を纏い、衣冠束帯の従者、女官をしたがえて牛車に乗る深窓の姫君・美邦(みくに)。彼女たちを中心にニューハーフや女医博士、政府軍の将校らが荒唐無稽なバトルを繰り広げる、息もつかせぬ一大アクション絵巻。 そして、東京には積層都市「アトラス計画」の元となった、古代までさかのぼる大地の秘密・“ヘキサグラム”が隠れていた。 とにかく、読んでいても次々に予想外の展開が炸裂する、ミステリーというよりはSFといった方がよい、文庫上・下巻、原稿用紙にして1600枚という大作である。 これはもう何も考えず、立ち止まらず、ただただページをめくってゆくしかないノンストップ・エンターテインメントである。 | ||||
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評判がよかったので読んでみたが、読んで数ページで自分には合わないと思った。そのまま最後まで読み切ったが、初めの印象は残念ながら変わらなかった。 とにかく登場人物が不死身で人間離れして強すぎる。まるでアニメの登場人物のようだった。 主人公がブーメランで戦車を倒すなんて、どう考えてもあり得ない。この時点でこの小説を読む気が失せてしまった。 後半に出てくる女医もどう考えても死んでる状況に陥っても全く死なない。あまりにもスーパーマン過ぎる為、完全に引いてしまった。 読書の評価というものは本当に人それぞれなのだと感じた。 | ||||
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期待が大きかったぶん、正直がっかりしました・・・。 前半は、風の谷のナウシカが頭を離れず、後半は設定にも登場人物にもまったくついていけませんでした。 登場人物の性格は1ページごとに変わっていくように思えたし、収拾がつかなくなると、オカルトに逃げ込んでまとめてしまっているように私には思えました。 ただ、好きな方もいっぱいいらっしゃるようです。好き嫌いがはっきりでる作品なのかもしれません。買う前に立ち読みすることをお勧めします。 | ||||
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