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シャングリ・ラ
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シャングリ・ラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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表紙の絵はマックス・エルンストの「雨後のヨーロッパ」 その不思議な世界観が作品の雰囲気を表現するのにピッタリです。 | ||||
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上巻のレビューで「あっという間に読み終えた」と書いたので少しプレッシャーがありましたが小説そのものが面白いので、ページはどんどん進んでいきました。美邦と國子、草薙と凪子。 9月25日に読み終えました。何か感想、書きたい事が降りてくるかなと思いましたが特になかったです。下巻の半分を過ぎても國子が魅力的に見えませんでした。 読まなかった日もありましたが数日です。放置の内に入りません。めちゃくちゃ面白かったです。終わる前の数10ページはやっと國子の出番が回って来ました。 実を言うとあとがきを読んだ時、この小説の最後の3行くらい?読みました。 | ||||
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まず、あとがきを読みました。めっちゃ良かったです。「東京のシンボル」 この小説、出た当時頃、図書館で単行本を借りて読みました。全く意味が分かりませんでした。長いし。分かったのは「オカマが出てくる話か」という事くらい。途中で挫折して図書館に返却しました。この19年の間に数度思い出して気にかかっていました。 今回は分かりすぎるくらい分かります。めちゃくちゃ面白いです。「二酸化炭素」ですよね。國子は主人公だけど脇役の方が面白い人がいます。モモコのセリフは頭の中でマツコデラックスの声に変換して読んでいます。 上巻あっという間に読み終わりました。ほぼ放置なし。502ページです。 | ||||
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全ての場面が容易に頭の中で想像できて、ラストバトルはもう白熱そのもの!!! 絶対に読んで損はしません!!! | ||||
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2巻目も含めてレビューします。 前半はゆっくりとした展開で、経済、環境問題など様々な要素をちりばめ、緻密な世界が描かれています。キャラクターも個性的です。ゆっくりなので、ちょっと退屈さもあります。 後半は展開が早くなり、動きも大きく、面白くなる一方で、呪術的な要素が強くなり、非現実感が増していきます。終盤はかなりの展開の速さであっという間に終わってしまいます。終盤をもう少し丁寧に書いても良かったのではと個人的には思います。様々な要素を絡めた世界観は素晴らしいのですが、終盤の粗さが残念に思えました。 | ||||
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想定外の展開でした。日本の近未来が舞台ですが、日本の近未来の設定で読むと、トリプルA 3人の正体とか違和感あり過ぎで、最初ついていけませんでした。途中で気持ちを入れ替えました。もう少し、前置きでこの世界の説明が必要かと思います。 普通の人はあまり気にしないと思いますが、「地球は人間の経済活動を利用して生き延びようとしている」のところが良かったですね。いわゆるガイア説。本編とは直接関係ない、ちょっとした話ですが、自分の願望含めて、心にささるところでした。 あと、いずれのキャラも立ってて、ラノベっぽい内容ですが、ちょっと説明っぽいところが多くて、読みづらいところが多かったです。 PS.映像化不可ってそういう事か?内容的にアニメ、ドラマ等公共の電波に乗せるのは不可能ですね。ただ、漫画化なら出来そうなものだけど。と言いながら、アニメ化してるけど、多分、内容は別物ものでしょうね。この内容そのままで公共の電波に乗せるのは日本では無理だと思います。ただ、どういうアトラスを描いているのか見てみたい。 | ||||
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裏表紙に書かれているあらすじから、読書欲がそんなにわかず、購入後ずっとほっといたのですが、意外と面白いじゃないですか。裏表紙の説明が下手すぎ。「格差社会のために立ち上がった」って、この本の主題はそんなところじゃないだろう。びっくりするわ、全く。 面白いんですが、ただ、前置きが長い。下巻でようやく本編って感じです。個人的には地上(特にドゥオモ)のシーンが読みづらく、無くても良かったです。 アトラスの目的とは何か?なぜ、國子、美邦が生み出されたのか?50年前の出来事とは?二人の運命は如何に?後半に続く。 PS.コミックも出ているようで、謳い文句に「映像化不可能と言われた」のくだり有りますが、小夜子のシーンが無ければ簡単に映像化出来ると思うけど。。。 | ||||
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大変満足しております。 | ||||
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カーボンナノチューブ、炭素税、排出量取引など、物語に出てくるモノや仕組みは現在進行形で現実化してきている。こうした世界で、人類はどう生き抜いていくのか。ハチャメチャなキャラもいるけど近未来のは暗視として創造するととても楽しい。 | ||||
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意外な展開の連続にハラハラ、ドキドキしますが、ハッピーエンドを迎えます。ファンタジー小説ですが、この物語を通して、人の可能性や希望を感じることができました。 | ||||
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地球温暖化が進んだ未来を舞台に、庶民を無視した政治、格差社会、金で金を買う強欲な投資家など、社会を風刺した物語です。その中で市民の味方ゲリラの総統である國子の活躍が爽快です。スケールの大きいファンタジー世界で繰り広げられるアクションが圧巻でおもしろい作品です。 | ||||
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小夜子がなぜミクニの為に必死になってるのか上巻では分からない。 アニメだと心酔してるように思えたけど、小説は仕事上の事務的な付き合いに思えたので、、動機も分からない。。 アニメ視聴後やアニメのキャラ設定一読したあと読むとより楽しめると思う(^^♪ 小説と違和感なく、入り込みやすかったです(^_^.) 後半のミクニ周辺の描写いるのか疑問に思えました、、キモかったです。。 (とくに性癖) 星4で楽しめました。 下巻未読なので、これが5になるかまだ分かりませんが。。 | ||||
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読んで大分たちますが、今まで読んだすべての本で一番刺激と興奮。とにかく面白かった! これを読んでない人は人生物凄く損をしている。 本当にそう思う物語です。 | ||||
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アマゾンでの評価は星3つですが、決して内容が悪いという訳ではありません。 しかし、僕はレビューの評判で買うかどうかを決めるなとは言えません。 なぜなら僕はこの著者の作品の中でシャングリ・ラだけを読んだことがあるし持っているけれど、他の作品は沖縄が舞台ということなどで関心が薄く、読んだこともないからです。 この作品はかなりエンターテイメント色が強くドキドキさせる展開の連続ですが、チープではないのは、言い換えればパンクロックやガレージロックの名盤と同じだからではないでしょうか。 若者は手放しで夢中になれるけれど、大人は理解しがたく眉をひそめるような作品。 個人的にシャングリ・ラと京極夏彦のルー・ガルーは小説界の中で同じ引き出しに入っている小説だと思います。 ただ、ライトノベルというジャンルに区分されはしないと思います。 | ||||
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個人的には好きです。 魅力的な設定と(賛否あると思いますが)若い者が次世代を担っていくキャラ設定。 面白く読みました。 ただ、人には勧められないかな・・。 荒唐無稽。もとすれば支離滅裂な方向に行っているとのご意見も 否定できません。 もう少しテーマを絞れば、読みやすかったかな、という気もします。 また、主要人物が不死であるかのごとく、 何度もよみがえるのに対し、 名もなき人たちがいともあっさり亡き者にされてしまう事も う〜ん。と疑問を感じてしまいました。 しかし、私はそれを踏まえた上でも 面白く読みました。 次作テンペストもそうですが 登場人物が明るい。 この状況でここまで強く明るくいられるものか? と、(それを軽い、薄いと見る方もおられるでしょうが。)思うほど。 そして、国を憂い、世界を憂い、未来をいい方向へ変えようとする意志。 とんでも、な人物もシーンも出てきながら 飽きずに読み終える事が出来ました。 評価が極端に分かれる話だと思いますので まずは中身を確認してから購入されることをお勧めします。 | ||||
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一昨年まで文学部のくせに活字が苦手でした。 急にふと読書に目覚めてからは、いろいろ読むようになりましたが、 それでもやはりSFというジャンルにはあまり手を出せずにいました。 なんせハリー・ポッターシリーズですら読めないもので。 それとこの作品を同じジャンルとしてとらえていいかわからないのですが わたしの中ではSFっぽいと認識したので、その体で書かせていただきます。 上巻も下巻も、テンポよくさくさく読めるシーンとそうでないシーンが はっきり分かれてしまいました。 結構グロテスクな表現をさらりと文章の中に入れてくるので、 想像したりすると結構気持ち悪いなあ…とも思いつつ。 そもそもの連載が『Newtype』というアニメ情報誌でした。 (当時の挿絵を描いておられた吉田健一氏のファンなので、 この本を手に取ったといっても過言ではありません。 挿絵は掲載されていませんが。笑) ですので、普段ふつうの(というと賛否両論ありそうですが)小説を お読みになる方は、主人公を始めとする各出演者に違和感を感じるかも しれません。それくらいキャラ設定がぶっ飛んでます。 アニメ情報誌に連載するものなので、ふつうの小説で、ふつうのキャラクターを 動かしても、あまり意味がないからでしょう。 『アニメっぽい』という感想をお持ちの方もおられるようですが、 まさに正解だと思います。 小説で読むとかなりぶっ飛んでいる内容だと思われるでしょう。 しかし、実際これはアニメ化もされていて、そちらを見ると あまり違和感がなかったりします。 やはりもともとのターゲットがアニメ視聴層だったのでしょう。 わたしの中では、変にパラレルワールドに行くくらいなら、 これくらいぶっ飛んだ設定の方が逆に読みやすくも感じました。 初めてのSF小説でしたが、楽しく読ませていただきました。 下巻後半部は、結構無理矢理、というか、一気に動いていて 詰め込まれた感があるのですが、それもまたスピーディーで 面白かったということで! 彼のほかの書籍も読んでみたいです。 | ||||
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時は21世紀半ば。 第二関東大震災で壊滅し、更に地球温暖化により熱帯化した東京が舞台。 森林化した東京は首都機能と住民の大半を巨大積層都市アトラスに移転する。 炭素本位制に移行した世界経済。 難民ゲリラ(しかも美少女とニューハーフが中心人物)と政府の内戦。 更には皇族も絡んだサイキックバトル。 めくるめくヴィジョンの波に圧巻の一言。 それにしても、これだけ豪快なものをきちんと着地させて完結させるなんて、あまりにも凄過ぎる力技だ。 「SFが読みたい!」2006年版国内篇第3位 2009年にテレビアニメ化される。 BGMにはGO!GO!7188「アンテナ」収録曲「地球最後の日 」「ちんとんしゃん」がピッタリだ | ||||
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どこからこんな発想が生まれてくるのだというようなあり得ない設定の上でのみ成り立つ論理と皮肉でストーリーを構成し、最後にその世界の中ではうまく完結するという著者のパターンに今回もしっかりとはまりました。 ただ今回はあまりにも多くの人が死んでいく傍らで、なにがどうなっても死なない人がいて、結末も不愉快な総理大臣が現れるなど、かなり無理をしています。でもエンターティメントとしては楽しめるのではないでしょうか。 読了後、強く印象に残っているのは「あとがき」に書かれた「東京のシンボル」です。そこからこんなストーリーを作り出してしまう著者の思考回路にはびっくり。「やどかり・・」を読めば何となく納得できるけれど。 | ||||
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思う存分書きあげた、 沖縄の作家の一品、ともいえる。 かなりぶっ飛んだ発想で、 ディテールは展開されながら、 一本通った本筋はダイナミック。 森の浸食によって、 地上に人が住むことは難しい時代。 しかし、貧しい人たちは、 そこで生きざるを得ない。 地上から高くそびえる大きな仮想都市“アトラス”に住むのは、 特権階級や、裕福な家庭、 あるいはくじ引きで当たった一握りの幸運な人たちでしかない。 それはランクによって格付けされた世界。 充分な空間はあるにもかかわらず、 未だ、差別はなくならない。 そして、その差は、直接命にかかわるものである。 大きな伏線に富んだ上巻を受けて、 その謎が解き明かされる。 炭素経済のスタートから終焉。 なぜアトラスが作られたのか? 皇位継承者とは? その継承者の3人のつながりは? ゼウスとメドゥーサ、どちらが生き残るのか? すべての謎は、 新たな未来の幕開けのためでしかない。 二転三転しながら、 大団円(?)に向かっていく。 かなり、 ぶっ飛んだ表現のため、 軽いコメディのようにとらわれそうだが、 とんでもない。 この差別は、 沖縄を差別し続けた大和民族への批判であり、 天皇制を未だ固持する体制への批判である。 思い切ったそのパロディは、 クローン人間まで現れ、 かなり強引な皇位継承者たちのオンパレード。 そして、新たな“天皇”が現れない限り、 この国が救われないというのは、 彼独特のブラックユーモアである。 これに発想を得て書かれたという『テンペスト』もまた、 ぜひ読んでみたい。 | ||||
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沖縄の作家・池上永一の作品で、 アニメ化されて、現在放送中。 僕の知る限りでは、 はじめて、沖縄が舞台ではない作品。 未来世界を描く。 資本主義経済社会から、 炭素経済社会へと移った時代。 炭素の排出量を減らした国こそが、 世界を席巻できる。 そんな炭素経済を読み取ることで、 利益を得ているカーボニストたち。 地上は人が生きるには厳しい環境となり、 地上から、天に向かって、 人々は、生きる生活空間を延ばしていった。 それはあたかも、 バベルの塔のようにも思える。 この超巨大塔に住むことのできない多くの人々の中から、 ゲリラによって、生きる場所を確保しようと、 闘う人々がいた。 彼の作品には、 魅力的な少女が主人公であることが多いが、 今回も女子高生(?)が、主人公。 ゲリラの首領となって、 政府にたてつく。 しかし、 ことはそんなに単純なわけではない。 めちゃくちゃながら、 魅力的な登場人物たちがオンパレード。 それぞれの抱える事情と、 まだ明かされない謎。 まずは出そろったところで、 ゲリラ軍の命がけの最終決戦が始まろうとしていた。 上巻は、そんなところ。 | ||||
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