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永遠のディーバ: 君たちに明日はない4(勝ち逃げの女王)
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永遠のディーバ: 君たちに明日はない4(勝ち逃げの女王)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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シリーズを1から読んできました。 1は新鮮、3はイマイチ… 4は熟成されてる感じでした。 深く、心の奥に刺さってきました。 ストーリーや結末にインパクトもありました。 いいと思います。 | ||||
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前作当たりから展開に期待感が薄れつつ読んでいて、それでもどこからかワクワクする展開を期待していましたが、パターン化して『えっ!そう来るか~』ってのが無くちょっと残念な感じでした。 | ||||
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人事労務や管理部門の担当者なら、読んで意味のあるご本。是非! | ||||
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リストラ請負人の真介が対象者と面接を重ねる『君たちに明日はない』の第4作。 真介のボスである高橋社長の過去が語られる「ノー・エクスキューズ」での言葉「人間、もう必要とされなくなった場所に居てはいけないんだよ。」勇退や引き際があるとすれば潔く受け止められるかを考えてしまいました。 リストラを機に諦めた夢を再び追いかけようとする表題作「永遠のディーバ」。 優秀なファミレスの店長が「今という一瞬を大切に生きる」価値観を大切にしている理由が家族との関係から明かされる「リヴ・フォー・トゥデイ」。 自分の選択を信じて新たな扉を開くことの尊さを感じずにはいられない、納得できる読後感がありました。 | ||||
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リストラ請負会社の社員である主人公がキャリアを詰んで次々と色んな会社の人員整理をするのだが、ある対象者と私がそっくりな状況だったのです。自分に照らし合わせて会社人生を考え直して、ついには転職しました。 こんなことってあるんですね。 | ||||
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ついにシリーズも第4作となったが、本書には4篇が収録されている。 少し毛色が違うのが2番目のノー・エクスキューズで、いつものリストラ勧誘ではなくて、社長に連れられた真介が、過去に破綻した大手証券(モデルは山一証券)の元社員二人と飲み屋で席を共にして彼らの話を聞くという設定だったが、同じ時代に金融業界を過ごした自分には、このように淡々と振り返ることができるものなのかと違和感を持ちつつも、でも実際はそんなものなのかも知れないと興味深く感じた。 一番良かったのはタイトル作の「永遠のディーバ」で、夢を諦めて現在の会社に入った男が、リストラ勧誘を契機に自ら新しい一歩を踏み出すまでが、鮮やかに描かれている傑作だと思った。 | ||||
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「君たちに明日はない」シリーズの第4巻。良くも悪くも期待を裏切らない内容。色々な人生観・仕事観があるのだなぁと思いながら読んでいます。 | ||||
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今までの作品と少し趣が異なる展開だった。 4部作構成になっておりFile1はJAL、File2は山一証券、File3はヤマハ楽器、File4は外食のデニーズがモデルになっているが中身はすべて空想であろう。 いずれも経営破たんあるいはリストラになった一流企業だ。 今回は各企業のリストラあるいはリストラによる退職を決意した人物の引き留めが2作品ある。 真介のリストラ面談は各作品とも一人に絞り、対象者の人生を徹底的に語る意味では今までになかった手法。 しかしこの作品もそろそろ飽きてきたことは否めない。 一般文学通算1998作品目の感想。2017/12/15 16:20 | ||||
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リストラ面接官・村上真介の今度の相手は、航空会社の勝ち組CA、楽器メーカーでくすぶる元バンドマン、ファミレスの超優秀店長、おまけに、破綻した証券会社のOBたち。企業ブランドも価値観も揺らぐ時代、あなたは明日をどう生きる?全ての働き人たちにパワーを届ける、人気お仕事小説第4弾。 | ||||
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君たちに明日はないシリーズ4作目。 リストラ請負会社の主人公とリストラされる対象者の心情や葛藤を描いた作品。 シリーズ4作目ともなると、物語の流れもワンパターンになりそうなものだが、ここでストーリーが若干変化した。 本来なら首切り面接の役目なのに「引き留め面接」になる回だったり、社長の高橋の経歴を聞くだけの回だったり。 他の回でも、リストラされる側の対象者の様子が大きくクローズアップされている。 基本的な一話簡潔スタイルは踏襲しているが、前巻のエピソードを引き継いでいる話もあった。 かといって、面白さが半減したかといわれれば、そうでもない。やはり安定した面白さがある。 やはり著者の人間ならびに心理描写が上手いからだろう。ついつい引き込まれる内容になっていた。 | ||||
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企業の経費削減のため、リストラされる会社員たち。 その役目を務めるのが、主人公・村上真介が所属する 首切り代行会社。この図式がこれまでの物語の流れでしたが、 真介に、面接者に対する心の変化があり、 (ただリストラを承諾させるのではなく、 相手のその後の人生を考える) また、社長の高橋の、ヒューマンリアクト(株)創業の 想いが登場して、単に「首を切る」という内容から変化しています。 全4編の内、 失っていた夢に気付く「永遠のディーパ」と、 明日のために今日を犠牲にするのではない 「リヴ・フォアー・トゥデイ」(Live for today) の2編がお気に入りです。それにしても、色々な業界の 仕組みを物語化する著者はすごいと思います。 その上で感動作にしてしまうのですから。 | ||||
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本シリーズに於いて通底するのは、人は何故「働く」のか?という問い掛けではないか、と思う。 その理由は人それぞれであり、自分の求めるものを得る為、又は求めるものを見極める為、或いは求めるものを得る迄の繋ぎ、と、登場人物其々によって異なる。 それを主人公である真介が(リストラ)面接であぶり出し、場合によっては真介自身の「働く」理由が映し出される。それが本シリーズの最大のポイントであると思う。 自分にとって「働く」とはどういう意味を持つのか?本シリーズを読む度に考えさせられてしまう。 次作でこのシリーズは完結という事だが、次作を読む楽しみもあり、又、次作で終わってしまうんだな…と、寂しくもある。 | ||||
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以前の作品ほど主人公たちの人物描写や造形表現はみられなくなったけど、各事例が時代にマッチしていたり「そうそう」とうなずけるものが多く、一気に楽しめた。 | ||||
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相変わらず冴えわたる垣根節!シリーズ他作と同様、四つの中篇から成っており、どれもドキドキさせて、 ほろりとさせてくれる感動作ばかり。どれも仕事と向き合う自分、そして自分と向き合う自分が精緻に描かれており、 終始、感動を禁じえませんでした。中でも「永遠のディーバ」は秀作で、かつて青春を懸けていた音楽に 中途半端に関わってきた主人公が、かつてのライバルの変わらぬ音楽への情熱に刺激され自分も再び音楽への思いを 思い出し、再出発する・・・というストーリーなのですが、いつもの作品群よりさらに”熱さ”が伝わってきて 目頭を熱くさせられました。 このシリーズも未読は、あと一冊?なので、大事に時間をかけて読もうと思っています。 | ||||
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学生時代の友人に薦められて読みましたが、思っていた以上です。最高でした。 | ||||
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他の方もコメントされているが、シリーズを重ねるごとにパワーダウンするシリーズが多い中、 本作は魅力を失っていないと思う。 もちろん、主人公である真介の立ち位置は当初よりだいぶ変わったし、陽子が登場する比率も 減っている。何よりも最近の作品の方が「生きるとは何か」「働くことの意味」について考え させる内容になっている事も大きいと思う。 今回の4作品の中では個人的には「永遠のディーバ」と「リブ・フォー・トゥデイ」が好き。 もっともいまいちだと思った「勝ち逃げの女王」から文庫化にあたり表題が変わったのは 良かったと思う。 | ||||
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リストラ請負業に勤める村上が主人公の「君たちに明日はない」シリーズ 第4弾なんですが、 今回は、日本航空、山一證券、ヤマハ、すかいらーくがモデルです。 短編集です。 いつもながら、とにかく読みやすい。 とにかく、性善説。 とにかく、けなげ。 とにかく、後味よし。 なので読んでもまったく疲れません。 それなりの爽快感あります。 きれいごと過ぎるよなーと思いつつ、 御伽噺と思いつつ、 ついつい読んでしまいます。 えーと。 誰に薦めてもいい本です。 いい意味でも悪い意味でも(笑) | ||||
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シリーズ1冊目から、面白くて毎日1冊読んでいます。とまりません。 主人公である首切職人真介が今回担当するのはキャビンアテンダント、証券マン、歌手、外食産業の店長の4人。今までのように会社を辞める/辞めないの判断よりも仕事に対する考え方をより色々な角度から柔軟に描いているような気がします。職を「失う」(←この言葉にもう社会のバイアスが入っているのかも知れません)際には家族や人生のことを当然考えるのですが、人生の一部の選択としての転職というようなニュアンスがより出ていると感じました。 ただ、例えば第2巻の「借金取りの王子」では主人公にどうしても肩入れしてしまうようなストーリー展開でしたが、今回は「もし、こういう立場意に自分が置かれれば、確かにこんな選択もアリだな」という印象で、感情移入というより納得をしながら読み進めるといった感じでした。真介の横でアシスタントをやっている「白痴美人」川田美代子も肝心なところで気の利いたセリフを言うようになりました。真介から見れば白痴でも、真介の価値観に属さない象徴と勝手に思っていただけに残念です(泣)。 決して書店で宣伝されていたような「サラリーマン小説」にとどまる作品ではないと思います。次巻もはやく読みたいです。 | ||||
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リストラ面接官シリーズの4作目。いつもながらの達者なタッチとプロットの中編が計4編。それぞれ相応に読ませるが、シリーズを重ねるにつれて作品の中身が深まっているようにも取れるし、あるいは、仕事とそこからの離脱というテーマを多数探すうちに妙に人工的、つまり無理が目立つフィクションの領域に入り込んできたようにも映る。シリーズもここまで来て、リアリティーが徐々に稀薄になっているようにも思えた。最も身を入れて読めたのは2本目の「ノー・エクスキューズ」。あとは微妙。 | ||||
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リストラ請負会社のヒューマンリアクト。 話ごとに解決への向かい方が異なり、ご都合主義かな…と思うこともあるけれど、 読んでいくごとに、考えさせられる部分が大きくなっていきます。 著者が取材等の資料を活かしているのだろうと思いつつ、 ノー・エクスキューズでの高橋社長のひと言が響きます。 また、他の登場人物が言っている言葉、 「もう必要とされなくなった場所に居てはいけないんだよ。」 リストラがどういった経緯や基準で行っているにせよ、 求められなくなった場所にいるのではなく、求められる職場を探した方がいいという 60代の登場人物のひと言が感じ入るものがありました。 リヴ・フォー・トゥデイでの登場人物は最初はとても異色です。 今までとは違った考え方も興味深かったです。 | ||||
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