■スポンサードリンク
永遠のディーバ: 君たちに明日はない4(勝ち逃げの女王)
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
永遠のディーバ: 君たちに明日はない4(勝ち逃げの女王)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズを1から読んできました。 1は新鮮、3はイマイチ… 4は熟成されてる感じでした。 深く、心の奥に刺さってきました。 ストーリーや結末にインパクトもありました。 いいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人事労務や管理部門の担当者なら、読んで意味のあるご本。是非! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リストラ請負会社の社員である主人公がキャリアを詰んで次々と色んな会社の人員整理をするのだが、ある対象者と私がそっくりな状況だったのです。自分に照らし合わせて会社人生を考え直して、ついには転職しました。 こんなことってあるんですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ついにシリーズも第4作となったが、本書には4篇が収録されている。 少し毛色が違うのが2番目のノー・エクスキューズで、いつものリストラ勧誘ではなくて、社長に連れられた真介が、過去に破綻した大手証券(モデルは山一証券)の元社員二人と飲み屋で席を共にして彼らの話を聞くという設定だったが、同じ時代に金融業界を過ごした自分には、このように淡々と振り返ることができるものなのかと違和感を持ちつつも、でも実際はそんなものなのかも知れないと興味深く感じた。 一番良かったのはタイトル作の「永遠のディーバ」で、夢を諦めて現在の会社に入った男が、リストラ勧誘を契機に自ら新しい一歩を踏み出すまでが、鮮やかに描かれている傑作だと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「君たちに明日はない」シリーズの第4巻。良くも悪くも期待を裏切らない内容。色々な人生観・仕事観があるのだなぁと思いながら読んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リストラ面接官・村上真介の今度の相手は、航空会社の勝ち組CA、楽器メーカーでくすぶる元バンドマン、ファミレスの超優秀店長、おまけに、破綻した証券会社のOBたち。企業ブランドも価値観も揺らぐ時代、あなたは明日をどう生きる?全ての働き人たちにパワーを届ける、人気お仕事小説第4弾。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
君たちに明日はないシリーズ4作目。 リストラ請負会社の主人公とリストラされる対象者の心情や葛藤を描いた作品。 シリーズ4作目ともなると、物語の流れもワンパターンになりそうなものだが、ここでストーリーが若干変化した。 本来なら首切り面接の役目なのに「引き留め面接」になる回だったり、社長の高橋の経歴を聞くだけの回だったり。 他の回でも、リストラされる側の対象者の様子が大きくクローズアップされている。 基本的な一話簡潔スタイルは踏襲しているが、前巻のエピソードを引き継いでいる話もあった。 かといって、面白さが半減したかといわれれば、そうでもない。やはり安定した面白さがある。 やはり著者の人間ならびに心理描写が上手いからだろう。ついつい引き込まれる内容になっていた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
企業の経費削減のため、リストラされる会社員たち。 その役目を務めるのが、主人公・村上真介が所属する 首切り代行会社。この図式がこれまでの物語の流れでしたが、 真介に、面接者に対する心の変化があり、 (ただリストラを承諾させるのではなく、 相手のその後の人生を考える) また、社長の高橋の、ヒューマンリアクト(株)創業の 想いが登場して、単に「首を切る」という内容から変化しています。 全4編の内、 失っていた夢に気付く「永遠のディーパ」と、 明日のために今日を犠牲にするのではない 「リヴ・フォアー・トゥデイ」(Live for today) の2編がお気に入りです。それにしても、色々な業界の 仕組みを物語化する著者はすごいと思います。 その上で感動作にしてしまうのですから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本シリーズに於いて通底するのは、人は何故「働く」のか?という問い掛けではないか、と思う。 その理由は人それぞれであり、自分の求めるものを得る為、又は求めるものを見極める為、或いは求めるものを得る迄の繋ぎ、と、登場人物其々によって異なる。 それを主人公である真介が(リストラ)面接であぶり出し、場合によっては真介自身の「働く」理由が映し出される。それが本シリーズの最大のポイントであると思う。 自分にとって「働く」とはどういう意味を持つのか?本シリーズを読む度に考えさせられてしまう。 次作でこのシリーズは完結という事だが、次作を読む楽しみもあり、又、次作で終わってしまうんだな…と、寂しくもある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前の作品ほど主人公たちの人物描写や造形表現はみられなくなったけど、各事例が時代にマッチしていたり「そうそう」とうなずけるものが多く、一気に楽しめた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相変わらず冴えわたる垣根節!シリーズ他作と同様、四つの中篇から成っており、どれもドキドキさせて、 ほろりとさせてくれる感動作ばかり。どれも仕事と向き合う自分、そして自分と向き合う自分が精緻に描かれており、 終始、感動を禁じえませんでした。中でも「永遠のディーバ」は秀作で、かつて青春を懸けていた音楽に 中途半端に関わってきた主人公が、かつてのライバルの変わらぬ音楽への情熱に刺激され自分も再び音楽への思いを 思い出し、再出発する・・・というストーリーなのですが、いつもの作品群よりさらに”熱さ”が伝わってきて 目頭を熱くさせられました。 このシリーズも未読は、あと一冊?なので、大事に時間をかけて読もうと思っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生時代の友人に薦められて読みましたが、思っていた以上です。最高でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方もコメントされているが、シリーズを重ねるごとにパワーダウンするシリーズが多い中、 本作は魅力を失っていないと思う。 もちろん、主人公である真介の立ち位置は当初よりだいぶ変わったし、陽子が登場する比率も 減っている。何よりも最近の作品の方が「生きるとは何か」「働くことの意味」について考え させる内容になっている事も大きいと思う。 今回の4作品の中では個人的には「永遠のディーバ」と「リブ・フォー・トゥデイ」が好き。 もっともいまいちだと思った「勝ち逃げの女王」から文庫化にあたり表題が変わったのは 良かったと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リストラ請負業に勤める村上が主人公の「君たちに明日はない」シリーズ 第4弾なんですが、 今回は、日本航空、山一證券、ヤマハ、すかいらーくがモデルです。 短編集です。 いつもながら、とにかく読みやすい。 とにかく、性善説。 とにかく、けなげ。 とにかく、後味よし。 なので読んでもまったく疲れません。 それなりの爽快感あります。 きれいごと過ぎるよなーと思いつつ、 御伽噺と思いつつ、 ついつい読んでしまいます。 えーと。 誰に薦めてもいい本です。 いい意味でも悪い意味でも(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リストラ請負会社のヒューマンリアクト。 話ごとに解決への向かい方が異なり、ご都合主義かな…と思うこともあるけれど、 読んでいくごとに、考えさせられる部分が大きくなっていきます。 著者が取材等の資料を活かしているのだろうと思いつつ、 ノー・エクスキューズでの高橋社長のひと言が響きます。 また、他の登場人物が言っている言葉、 「もう必要とされなくなった場所に居てはいけないんだよ。」 リストラがどういった経緯や基準で行っているにせよ、 求められなくなった場所にいるのではなく、求められる職場を探した方がいいという 60代の登場人物のひと言が感じ入るものがありました。 リヴ・フォー・トゥデイでの登場人物は最初はとても異色です。 今までとは違った考え方も興味深かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
File1.勝ち逃げの女王 File2.ノー・エクスキューズ File3.永遠のディーバ File4.リヴ・フォー・トゥデイ このシリーズは毎回買っているのだが、4作目にして本作がもっともよいのではないかと思った。 これは非常にまれなケースではないかと思う。 シリーズ物ってだいたい最初のパワーをどんどん失っていく気がするので。 「File2.ノー・エクスキューズ」と「File3.永遠のディーバ」が脳に突き刺さりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は、第1話が日本航空、第2話が山一證券、第3話がヤマハ、第4話がデニーズ(すかいらーく)でしたが、私は第3話と第4話が大層、面白くて、殊に第3話「永遠のディーバ」を読み終えて、思わず泣けました。現在、私がユーチューブやアマゾンに嵌まっているせいもあるのでしょう。でも、作者のスタンスが、しっかりしているのが条件ですが、ハッピーエンドも良いものですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『君たちに明日はない』シリーズも第4弾! 会社の読書好きから「今回はイマイチ」と聞いていたので、ちょっと残念な気持ちで読み始めたが…。 今回もしっかり泣かされました。 皆さんレビューの通り“永遠のディーバ”が秀逸!! 「プロデビューを諦め、楽器会社に就職したリストラ間際の中年サラリーマン」と「どさまわりをしているかつての大ヒット歌手」ふたりの人生の二度目の交錯が生み出す感動。 大ヒット歌手の“生い立ち”や子会社社長の“思いがけないセリフ”などそこかしこに伏線も効いていて、作家の思う壺にはまっていると感じつつも涙を抑えられません。 また、表題の「勝ち逃げの女王」の結末は、ちょっと肩すかしながら“それはそれで有り”と納得ですし、主人公村上の彼女“陽子”とのやりとりが少ないのがちょっと残念ですが その分面接アシスタント川田が似合わない鋭い指摘をしたりして…。 リストラ請負人である主人公が、リストラ候補生と面談を進めていく中で“仕事とは?”“人生とは?”を改めて考えさせてくれるヒューマンストーリーという軸を守りつつも ちょっとずつ新たなアレンジが加えられており、早くも第5弾が待ち遠しい傑作でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テレビドラマ化もされたリストラ請負人村上真介「君たちに明日はない」 のシリーズ第4弾です。 今回は, file 1 キャビンアテンダント file 2 証券会社を退職した人たち file 3 アーティスト(歌手)とアーティストを目指していた人たち file 4 ファミレスの社員 が,それぞれ主役格となっています。 全くの好みですが,前半2つは,ストーリーにあまり「動き」がなく,このシリーズもそろそろ終わりかなぁと思ってしまいましたが, 後半はよかったです。 特に,file3(永遠のディーバ)は,ベタなテーマであるものの,自分に少々諦念しつつ漫然と日々を過ごす私には, なかなか涙腺を刺激する内容で,よかったと思います。 これまで脇話的に花を添えてきた真介と恋人のテンポ良い日常生活は,今回,ほとんど出てきませんが, まあ,この2人もつきあい長いし,だんだんいい年?になってきたので, それはしょうがないのかなと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本航空のCA 山一証券団塊世代 ヤマハ デニーズ それぞれのモデルがすぐにわかるが、物語の展開がいつも通り小気味よい。 本当は辞めてもらいたくない人を 説得するのが今回の柱 パレートの法則 2割の従業員が8割の利益を生み出す 「過去を追うな 未来を願うな。過去はすでに捨てられた。未来はまだやってこない。 ただ今日なすべきことを熱心になせ。誰か明日の死のあることを知らん」 釈迦 この言葉が すべてを語っている。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!