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月長石



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【この小説が収録されている参考書籍】
月長石 (創元推理文庫 109-1)

月長石の評価: 4.20/5点 レビュー 25件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

イライラした

100年前の作品だそうです。テレビでー有料放送ーdrama化したものを視聴したのですが...何これ。
100年以上前の作品だ、ということを考慮したとしても、本当につまらない。
確かにcostume playとしては面白いのですが、何せVictorianなので、100年前の日本では決して成立しない作品だと思いますが、
当時のイギリスですら、この程度だったということ?ガッカリ。
それに、どうしてイギリスのこういう作品て、いっつも「莫大な」「遺産」が出て来るんだろう?Agatha Christie然り、ディケンズ
然り。
他にアイディアは無いんですか?と、いっつも思ってしまう。 とりあえず、「莫大な」「遺産」ていうことにしとくと、読む側が
わかりやすいってことなんだろうけど、いい加減飽きる。
要するに、次にイギリスのこういう作品を読みたいな、という意欲が湧かなくなるってこと。
また、どうせ、「莫大な」「遺産」なんだろうね、って思っっちゃいますから。
子供の頃は、それで良かったです、そういう「単純な」storyでも。大人には通用しない。
これ読んでイギリスのこういう時代の貴族が出て来てどうこうという、nobleなatmosphereを味わいたいヒトたちには良いかもしんない。要するに、こういうのんびりしてるような作品しか理解できないアタマなんじゃない?と思う。
イライラした。
月長石 (創元推理文庫 109-1)Amazon書評・レビュー:月長石 (創元推理文庫 109-1)より
4488109012
No.1:
(2pt)

悠長なストーリー展開の大長編

歴史的な名作として名高い本作は、名前を知っているが読んだことのないミステリのNo.1らしい。私も存在を知ってから何と40年以上経ってから、今しかチャンスはないと覚悟を決めて読んだ。

 たしかに歴史的な作品だ。ゆったりとしたストーリーの進行、もどかしい展開と会話、掟破りの解決と、良いところを探すのに苦労するほど、退屈だったというのが正直な読後感だ。よく途中で挫折しなかったものだと思う。読了した自分をほめてやりたい。

 しかし、ミステリ読みとしては、やはり一度は読んでおく意味はあるのだろう。そして読みながら考えたことは、これはミステリに分類されるべき物語なのだろうか、ということだった。もしドラマ化すれば、「ツイン・ピークス」のようないわゆるソープ・オペラになるだろう。そういえば、著者の「白衣の女」は、今昼ドラでやっているが、まさにソープ・オペラといった感じだ。

 良い意味でも悪い意味でも、時代を感じさせる作品である。時間に余裕のあるときに、ゆったりとした気持ちで読むのがいい。
月長石 (創元推理文庫 109-1)Amazon書評・レビュー:月長石 (創元推理文庫 109-1)より
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