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連続殺人鬼カエル男ふたたび
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連続殺人鬼カエル男ふたたびの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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読みにくすぎる | ||||
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ミステリ慣れした人なら、第一の事件の時点で真犯人と真相の目星がつきます。残酷シーンは相変わらず無意味にダラダラとしていますし、主人公の過去のトラウマは前作で一応吹っ切れたと思っていたら、まだ引きずっていたのか、と。ラストの漫画のような展開には呆れてものが言えません。そもそも、今作は前作と合わせて読むことで上下巻の完全版となるといえるかと思いますが、テーマが刑法39条への復讐であるとして、その達成のために犯人は無関係かつ何の罪もない人間を間接・直接に殺しており、完全に主張と矛盾していると言わざるを得ません。自分の復讐のため、しかもカムフラージュのために無関係な他人を殺すのであれば、もうその時点でなんの説得力もメッセージ性も社会性もありません。社会派ミステリでもなんでもなく、ただの安っぽいシリアルキラーのサイコホラーです。 | ||||
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せっかくいい材料なのに、あまり面白くなかったのは何故だろう? いろいろ考えたが、自分の中では主に3つ。 ①古手川の過去に対する呪縛がしつこい→「カエル男1」に対する続編なので合間合間に過去を振り返るシーンがあるのは当然だが、回想シーンが多すぎ。縛られ過ぎ。自分の中の恐怖と闘い過ぎ。 ②古手川の渡瀬に対する観察がしつこい →中山氏は渡瀬警部を余程好んでいると見受けられるが、渡瀬と古手川が行動する度にいちいち渡瀬に対する皮肉のこもった敬意を描写していて途中から飽きてくる。『ヒポクラテス』シリーズでも古手川がいかに渡瀬を慕っているか描かれているが、あちこちそんな描写があるとお腹いっぱい。 ③キャラ無駄遣い →何故ここで御子柴を出してくるのか。御子柴シリーズでも描かれていない彼の内面にまで触れるレベルで。光崎教授といい、御子柴といい、さすがにシリーズキャラを登場させ過ぎでは? 他にも最後「○○の死体は今朝がた発見されましたよ」のくだりも、え、そこは結構重要な局面じゃなかったの?主人公の今までの思いは何だったの?など腑に落ちない点が多々。 2回は読まなくていいかな、という結論に至った。 | ||||
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カエル男と聞いて、韓国の未解決殺人事件を思い出した人は多いのでは? | ||||
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「粗製濫造」の意味は雑な作り方で、数ばかりたくさん作ること。まさにこの方向に進んでいますね。9年で40作、最速で2か月で一作のペース。どれだけ才能があってもこれではクオリティが保てず練られていない作品になります。前作のカエル男で注目した作家さんなので買いましたがダメですね。社会派の浅くしつこいエキセントリックな糾弾的な書き方でありながらあいまいな立ち位置、自分に酔ったような音楽演奏描写、たぶん中山さんは自称天才ピアニストのような演奏をしている人を自分に重ねながら一気に書いたのでしょうが、どれほど才能があっても、短期間で粗製乱造した作品には足りないものがあります。それは練られていないことです。小説作品、中でも推理小説は練られていなと、どうしても質が落ちます。本作で真犯人が現れた時に意外な人物ではあるものの、どこが冷めた感じでああやっぱりと思ったのはわ私だけではないでしょう。まあ固定ファンは要ると思うのでこれからも作品は出されていくでしょうが、今後私が新品で購入することは無いと思います。なぜなら中山さんより才能が多少劣っていても練られた作品の方が推理小説としてはるかに愉しめるからです。今までは強烈な引きに魅かれて新品でも何作か購入していましたが今後はせいぜい安くなった中古本を読ませていただくことになると思います。あとひとつ言いたいことはこの世にモンスター殺人鬼などいないです。どんな異常犯罪者でも少し拷問すればピーピー泣きわめくでしょう。どうも中山さんはなんでも糾弾・断罪するのと音楽療法への断罪、異常犯罪者への過大評価、自分にに酔ったような自称天才演奏家の様に作品を書くことなど、こじらせていってるように思います。まあ前作のかえる男とのレビュー数の差を見ても一目瞭然ですが新品で買うほどのの価値は無いと思います。それと心神喪失 無罪の一番の問題点は過去に通院・診断歴のある人が事件を起こしても裁判以前に起訴すらされないことで、この本に書かれているように事件を起こしてから心神喪失を装おうとしても相当難しいです。検察官側の精神科医はレベルが高いですから。逆に弁護士側の精神科医はむろん容疑者側に立っています。同じ患者を診ても全く違う見立てになってしまうのが身体障害と違う精神障害の難しさです。また医大を出たら研修医で臨床をして修行してから開業するのが一般的ですが精神科に関しては医師免許を取っていきなり親の資金で開業のパターンが多く精神科の開業医は今や飽和状態です。むろん臨床をしっかりした精神科医の方の方がレベルが高い、見極める眼が確かなのも事実だと思います。 | ||||
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続編として期待したが、事件ではなくただの事故だったという件もあり、1作目ほどの衝撃はなく面白味がなかった。 | ||||
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