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カラヴァル 深紅色の少女
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カラヴァル 深紅色の少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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長編で細かい文字がびっしり並んでいるので、読むのにかなり時間がかかりました。 スピーディな展開と、じっくり語り合う場面でメリハリが付いていて、構成や世界観はよいと思います。 続編ありきのかのような終わらせ方はあまり好きではありませんが。 | ||||
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アリスやハリーポッターなどの世界観があるのはわかりますが、キャロルなどにくらべてキャラクターの設定、事件の描写などが稚拙で読んでいて疲れます。 エンディングもはっきりしないし。 こまかな内容はさすがにネタバレになるので書きませんが、続編が出ても買わないでしょう。 | ||||
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ハリー・ポッターやオズの魔法使いなどのファンタジーが好き なら読みやすい内容だと思います。翻訳もよかった。 小さすぎないテキストで、テンポよくわかりやすい流れなので 頭に入りやすく理解もしやすい。勢いもあり引き込まれます。 あんまり書くとネタバレしてしまいそうで書きたくないけど 続編が気になる終わりかたで、また楽しみでもあります。 続きがあるのが嬉しいと思えるストーリーでした。 | ||||
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主人公のスカーレットは、島を治める総督の娘。慎重な性格。 スカーレットとは正反対の、衝動的で奔放な妹のテラがいる。 母は家を逃げだし、それをきっかけに、父は姉妹を束縛しつづけている。 姉妹は、噂に聞く不思議なお祭り「カラヴァル」に想いを馳せる。ゲームに勝てばどんな願いでも叶えてくれるという魔法のゲームイベント「カラヴァル」。 スカーレットは救いを求めるつもりでカラヴァルの主催者レジェンドに手紙を出し続けるが、返事が来ない。 しかし遂に招待状が届き、姉妹は、知り合った船乗りの青年と一緒に島を抜け出すが、先に現地に着いた妹が行方不明になってしまう……。 カラヴァルとは一体なんなのか? 妹は無事なのか? 主催者レジェンドの狙いとは? 本の帯に書かれている「はまりすぎないよう、どうぞご注意を」は序盤の台詞です。カラヴァルのゲームルールを説明する少年がスカーレットに注意を促す。このゲームにはまりすぎると現実とファンタジーの区別がつかなくなるよ、下手をすると頭がおかしくなるよと。しかし妹テラはゲームに参加しているはずだから、行方不明の妹と再会するためにもスカーレットはゲームに参加するしかない! このあたりから物語が面白くなっていきます。謎が気になる! 展開が気になる! たしかに「はまりすぎないよう、どうぞご注意を」です!! 文字が小さく、びっしり書かれているので、407ページという数字の印象以上に大長編です。 挿絵なし。漢字のルビも少ないので、小学生には難しいと思います。 (ダイレクトな描写はありませんが、「この人とベッドに入るなんて、ぜったいいやだ」という文章などがあるので、やはり小学生には向きません。中高生から大人向きの小説です) 翻訳文章自体は読みやすいです。 ファンタジーであり、おとぎ話であり、謎解きミステリー。 終盤まで読むと、仕掛けが見えてきます。 続刊では妹のテラが主人公になるとのことで、こちらもたのしみです!! | ||||
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個々キャラクターの立て方が面白く 冒頭から主要な人物の相関も解りやすく どのような状況におかれ、これからどうしたいのかがはっきりと 描かれている。 これはストーリー構成では重要な部分で 小説にかぎらずマンガや映画などでも 冒頭数ページ、映画なら数分で観る側をその世界に引き込めるかどうかに かかっています。 ヤングアダルト部門というジャンルが功を奏し、 堅苦しい表現はなく ページ数とはうらはらにいっきにラストへ読み込めます。 まわりの状況や、服の装飾、舞台背景等 こちらが理解しやすい言葉で綴られており イメージしやすい。 ふと気がつけば この本じたいが「映画」なのだ。 読んで目で文字を追うと、 そのイメージ通りの情景が浮かんでくる。 これはあえて、そうするように仕組まれた「魔法」であり 自分自身が「カラヴァル」に参加してしまう魔法かもしれない。 あとがきにも映画会社が映画化権を取得などの文面もあり なるほどとうなずける。 本の帯には「すべては演技。偽りの世界です。」「はまりすぎないよう どうぞご注意を」と。 この本の演技者(キャラクター)と一緒に カラヴァルを心ゆくまで楽しむのもいいかもしれない。 、、と思える1冊。 | ||||
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不思議の国のアリス+オズ的な、ティーン向けの恋愛冒険譚みたいな感じ。 しかし、若者向けと侮ることなかれ。 文章の表現と訳の出来が非常に良く、ファッション用語を除いて情景はありありと浮かび、 登場人物たちは命と動きを持ち、不思議な情景が色彩豊かに描き出されます。 先に進んだはずの妹を追いかけ探し、政略的な婚約者との式を目前にしたスカーが 不思議の国をちょっとワルっぽい船乗りの男の子と一緒に駆け抜けます。 主人公は基本的に流され、巻き込まれる感じなので、そういうグダグダ・グジグジした葛藤に 「イラっ」と来るタイプの人にはイマイチと感じられるかもしれませんね。 | ||||
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女の子を主人公とした冒険モノ。 「不思議の国のアリス」「オズの魔法使い」とか。 面白いけど、読み終えるのにちょっと時間がかかった。 子供向きと油断?していたせいもあったのかな。 言ってしまえば、「アリス」や「オズ~」とかのいいとこ取りをしようとした作品。 それなりにイイ感じなんだけど、結局 謎は解決されないままエンディング。 本書単品で読み終えることはできるけど、未解決の謎は気になるところ。 その辺は「ハリー・ポッター」の作風と似ているかも。 訳者あとがきで、本書が2017年1月に刊行されて、既に映画化の話がありつつ、 30カ国で翻訳決定という人気ぶりを紹介していた。 そして、既に2作目が執筆されているらしい。 普通に考えて、本書が これだけの高評価なのだから、 それはこの本の面白さからみても当然の結果だと思う。 それでも、異例のスピード展開だと思う。 ふと、本書は もしかしたら、例えば●部作の第1部なのかもしれない。 そういうふうに「続編ありき」と考えると、 未解決の謎があるのも納得が出来るし、出版刊行のスピード展開もわかる気がする。 | ||||
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この手の本は冒頭がつまらないと最後まで読み切れないのですが、掴みが抜群で「この先どうなっていくんだろう」とワクワクする展開の連続で、読み進めるのが楽しみでした。 文章の表現が巧みなため、どんどん情景が脳裏に浮かんできて、久しぶりに頭の中で映画が上映されているような感じでした。 続きがあるだろうと思わせる終わり方なので、続編が出たらまた読みたいです。 | ||||
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カラヴァル、登場人物、地名と、読み始めはカタカナの単語名称がいっぱい出て来て、 把握するのに戸惑ったが、読み進めるうちにテンポよく読めた。 ヨコモジ名前とセリフで、まるで宝塚の舞台を見るように読めた。 続編がさっそく海外では出てる話題の本です。 | ||||
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「不思議の国のアリス + ディズニ○ランド」といった雰囲気の島で謎解きゲームが行われる。ゲームの序盤で主人公にしか解けない謎が出され、「謎解きゲーム」の真の参加者は主人公唯一人であることが示される。 主人公の前に、次から次へと謎めいた事件が湧いてきて、読んでいて退屈しない。 恋愛や人生に関わる部分では、同じような問答・内省が何度も繰り返され、少し飽きてくる。 カラヴァルの秘密や魔法の仕組みは、本書で全て説明されるわけではない。 これには良い面と悪い面があった。 良い面は、秘密を残したことによって、続編が書きやすくなったこと。 悪い面は、主人公視点で物語が進んでいく記述形式ゆえに、読者に対する情報制限は主人公に対する情報制限に等しいので、主人公から「論理的な思考」や「自由な意思」が奪われてしまったこと。 最後の最後で「〜〜、計画どおりに進んでうれしく思います。」と発言する者がいるけれど、主人公の「選択」は、一部を除いて、強制・誘導されたものとなってしまった。また、主人公の成した重要な「選択」も偶然の産物に見えてしまい、本書の結末から説得力が失せてしまった。 | ||||
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大人が読んでも楽しいファンタジーです。ページ数も多いですが中学生ぐらいからなら十分楽しみながら読めると思います。読んでる間は別世界にドップリと浸れるので頭がホグレます。 | ||||
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帯にも書かれていたとおり非常にカラフルな情景がたくさん出てきてページをめくるのが面白かったです。 ただ割と序盤から際どいシーンが多いので子供向けでは無い・・・かな? 倫理的にも若干不味い部分がちらほら。 双子の姉妹の関係性に関しても冒頭で「あれっ」と思うシーンがあり主人公スカーの悲哀が描かれていますが それを綺麗に覆すエンディングはなかなか。 何が本当で何が嘘か、一体カラヴァルとは何なのか。 ややビターな冒険ファンタジー、お好きな方にはドンピシャリだと思います。 あと、ソフトカバーはやはり読みやすくて良いですね。 装丁も非常に綺麗でした。 | ||||
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今まで読んだ中で一番近いと思ったのは「西のよき魔女」シリーズかなぁ ただあちらは、もう少し少年少女向けで清廉潔白なので、時々飽きて読むのが止まってしまったりしてたんですが こちらは一気に読んでしまいました ディズニーランドみたいなキラキラした魔法とファンタジーの世界観で特に女性は感情移入しやすいのではないかと思います 主人公のキャラクターが結構はっきりしていて割と好みだし、この主人公をめぐる恋愛模様も良かった 妹はあまり好きじゃないんだけど、重要な役柄であることと、これで完結していないのが少し残念 ちょっと続きが気になるところで終わっていました (一応お話し自体は完結してはいます) | ||||
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