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そして僕らはいなくなる



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【この小説が収録されている参考書籍】
そして僕らはいなくなる (講談社タイガ)

そして僕らはいなくなるの評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

何もかもが作り物のような違和感

クラスメイトの冗談や,友達みたいな親子のやり取り,腐女子の奇妙な歓声など,
台詞や思考,動きまで,ガチガチに決められた台本通りの人形劇を見ているようで,
さらには主人公たちのこじらせぶりに,どうしても入り込むことができませんでした.

物語の方も,事件の大半が夢の中で展開,真相も『想像』とぼかされたままで,
ミステリ的には面白く映ったただけに,そこはしっかりと畳んで欲しかったです.
また,その夢の元となる不思議な現象も,原因は究明されないまま終わってしまい,
事件周りも含めて,多くが『想像』に逃げられたようで,消化不良の思いが残ります.

そうなると,青春小説が適当なのでしょうが,命の危機にすら飾った言葉が並び,
お決まりの死や破滅の類の叫びは,『そういう年代』で片付くのかもしれませんが,
生々しさを描きながら,やはり人形のような,作り物を見ている違和感を覚えました.
そして僕らはいなくなる (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:そして僕らはいなくなる (講談社タイガ)より
4062941120

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