■スポンサードリンク


あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続の評価: 4.59/5点 レビュー 88件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.59pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全88件 61~80 4/5ページ
No.28:
(5pt)

今作もまた最高でした。

このシリーズを初めて読んで以来、続きはまだかまだかと毎回楽しみです。
今回も展開に驚かされ、考えさせられ、その余韻に浸ってはまた読み返し...
そしてこの本のハードカバーの紙までもがなんだかこだわりを感じてすごく好きです。絵や色も、肌触りも含め。
小説としては宮部みゆきさんの作品の中では一番大好き
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.27:
(5pt)

なんと大転換にびっくり

なんとおちかが嫁入り。物語の聞き手の後を継ぐのは従妹の富次郎。あっと思うような物語りの構造変化をやってしまいました。

なるほどこういうシナリオを考えていたので前回くらいから富次郎を登場させて少しづつ役割を与えていたんですね。

ちかが百物語終わるまで独身でいるのもなんかすさんだ感じが出るし、かと言って三島屋に婿を迎えるわけに

いかないだろうし。しかし数年して子供を育てたらまたちかが戻ってくるような気がします。

宮部さんが描く家族の姿は爽やかな愛情があってとっても素敵な関係がある。一方で『模倣犯』で描いたような陰惨な犯罪も描ける作家である。いやどちらかというと人間の闇を見つめ続けている作家と言った方がいいかもしれないという側面がある。だがもう一方でユーモラスなお化けなど描くもの巧みな作家である。

この本の最後の場面であやかしの類が富次郎に挨拶に来て、おちかから富次郎への黒白の間の聞き手の交代が成ったことが暗示されて終わるところなんかとっても巧です。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.26:
(5pt)

それなりに面白かったです

毎回不思議にわくわくするのですが、聞き手はやはり一人がいいなぁと思います。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.25:
(5pt)

楽しかった

宮部みゆきの本は結構読んでいます。宮部さんのライフワークのように一話、一話と紡がれる話を楽しみにしています。
聞き手の人柄が語りの悲惨さえも昇華していくように思われます。やはり、人生に前向きの姿勢は読んでいて安心します。
また、三好屋や悪ガキ等々、登場人物の豊かな個性が光ります。これからも富さんの活躍を楽しみにしています。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.24:
(5pt)

三島屋百物語

これ、何作目?5作?おもしろいですよね。でも、主人公が嫁に出ちゃって、これからどうなるか?心配です。気になります。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.23:
(5pt)

三島屋変調百物語を読める幸せ・・・・

小説を読める幸せをかみしめながら
あっという間に読んでしまいました。

どの話も本当に満足。

「セサミストリートはどこにもない」と歌ったのは
ビリー・ジョエルですけど
このシリーズは市井の人々の暗いどうしようもないところが
描かれているのが、魅力です。
中学生くらいの子どもたちに読んでほしいですね~

シリーズ第一期完結編ということですが
第二期にも、大いに期待しています。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.22:
(3pt)

まだ読み終わりません

なんたって重いんですよ!今までの同じくらいの厚さの本とはかってくらべてみると、100グラムは重い。表紙のつくりのせいでしょうか。手でささえるのが辛く、下に置いて読むと肩こりがひどくなり、面白そうでもなかなか先に進みません。後から買った文庫本にばかり手がのびます。活字を小さくして軽い本を作ってください
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.21:
(4pt)

おちかだからこそ好きだったんだけどな、、、

楽しみに待ってた甲斐がある面白さでした!
こわっ!って感じたり泣けたりしました。
やっぱ宮部みゆきさんはすごいなぁ〜!
あとは私個人のわがまま感想です(゚∀゚)
↓↓↓↓↓↓↓↓
おちかの幸せを願ってはいましたが、あまりもの急展開であっさり嫁いでしまった…もっと、こう深く書いてほしいと思いましたし、何も引退もしなくてもいいんじゃないか、謎の商人とも実家のごたごたとかはまだなんにも決着してないじゃーん!って笑。
まぁきっと、次から少しくらいは登場するかもしれないけど、なんだか不完全燃焼と寂しさで星1マイナスで。
でも次も絶対買いますよ!面白いんだもの!!
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.20:
(5pt)

第一期終了、第二期は?

このシリーズも五冊目。変わり百物語もこの巻を含めれば26+1話になります。
そして、この巻で大きな動きがありました。(帯にはシリーズ第一期完結篇!の表示)
今まで聞き役をしていたおちかが結婚し、従兄の富次郎が代わりに聞き手になります。
26話まではおちかで、27話目は富次郎でしたが、今後も続くということでしょう。
ここまで、様々な「不思議話」で楽しませてもらっていますが、どの物語にも「つかみ」の部分があり、どれもこれが洒落ています。
今回は、この「つかみ」が主人公交代の伏線として使われています。
なかなか上手い構成です。
話としては、第二話の「だんまり姫」が面白いと思いました。
話の広がり、深み共にあり、いかにもありそうな「もんも声」がキーになっています。
このシリーズの面白さは、「怪奇性」に留まらず、ミステリー的な「謎解き」が洒落ているからだと思います。
第二期がスタートされるとして、どんな構成になるのか楽しみです。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.19:
(4pt)

そんなに急がなくったって…

ネタバレ含みます。

翌月祝言てことは、やっぱり勘一の寿命の長短が背景に?
てか、聞き役のおちかが婚約者の勘一に支えられ、助けられたり、そんなストーリーもあって良かったんじゃないのかしら。
二人があれからめでたく婚約して、あと数話は聞き役がおちかのままでも全然読者としては違和感無いのになあ。若先生が消えたw時もだったけど、何か大人の事情ぽいw
小旦那は嫌じゃないですよ、でも彼だっていつまでも三島屋にいるわけにもいかないですよね…いや先の事はともかく、とりあえず次回を楽しみにお待ちしていますよ。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.18:
(5pt)

おすすめです

久し振りにぞわぞわするような話が入っていて読みごたえがありました
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.17:
(3pt)

意外な展開

まさか、最後の最後に、主人公が嫁いじゃうとは思わなかったな。これで、このシリーズは終焉だろうか?
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.16:
(5pt)

びっくりした

相変わらず面白かったです。このシリーズは、ぐわーっと盛り上がりを感じるわけではないけど、やっぱり読ませるなぁと感心します(上から目線で失礼します)。そして今回、最後はけっこう驚きました。まさかそうくるなんて。今後も楽しみです。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.15:
(5pt)

「信じるも信じないも…、きっと信じるさ。」『あやかし草紙』

「信じるも信じないもあんたの勝手だけれど、きっと信じるさ。ねえ?」耳元で囁かれたら、<ねむり菩薩>息絶えそう…
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.14:
(4pt)

三島屋変調百物語の一幕終了編

このシリーズは装丁装画が毎回違います。そこも楽しみです。主人公の成長に伴って、お話も少しずつ変化しているようです。宮部みゆきさんの著書の中で好きなほんの一つで、人の心の奥の怖さや人々の想いを今回も充分に楽しませてくれました。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.13:
(5pt)

なんて愛おしい人たちだろう。

実在しない物語世界の人たちなのに、本当に身近な知り合いのように心の奥底から幸せを願ったり、行く末を案じたりしてしまう。何という筆力だろう。
しかもただ優しさに満ち溢れているだけでなく、救いようのない人間の業が、現代を生きる我々にも重い問いを投げかけてくる。
ヘイトスピーチに代表されるような匿名の、悪意に満ちた憎悪はあやかしやもののけを簡単に拡散(炎上)・増幅させる。三島屋の黒白の間のような、語り捨て、聞き捨てる場所を持たない現代社会の我々は、みずから祟られるかもしれない、という畏怖や謙虚さを失い、犠牲はあっても見返りのない面の守り役のような人たちも存在しづらい世の中にしてしまった。
三島屋の人たちは理想的な世界のひとつとして、いつまでも愛おしい存在です。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.12:
(4pt)

前作には及ばないが、重要な変化が

三島屋おちかのシリーズも五冊目だ。宮部さんとしては最長では。今回は五篇収録。
『開けずの間』本格的ホラーだ。人の心の弱さに魔性の物がつけ込む。行き逢い神というが、どう考えても悪魔か妖怪だ。
八百万の中にはこんな神もいるのだろうか。怖いことは怖いが、それほど新鮮ではない。深みもあまりない。

『だんまり姫』おせいは亡霊を呼ぶ「もんも声」の持ち主だ。
お城に召されて生まれてから一言も話さない姫様の世話をすることになった。
異様な設定、波乱万丈の展開、最後に泣かせる。これこそ宮部節だ。本書の白眉である。
『面の家』語り手が性根の曲がった貧乏人というところが珍しい。内容は平凡だ。

表題作は、レギュラーの瓢箪古堂が自ら語り手となる。
写本すると写し手が重大な影響を受ける本がある。サスペンスフルなアイデアだが、決着があいまいなのが不満だ。
『金目の猫』富次郎の子供のころの思い出話だ。核心のネタはそれほど珍しくないが、猫が好きなのでなんとなく嬉しい話である。

逸品ぞろいの前作に比べると、やや低調だ。いかな天才といえども『三鬼』レベルの傑作を毎回揃えるのは不可能だろう。
それは理解できるが、やはりマンネリかなあ。
主要人物に変化が訪れる。おちかが客の話を聞く、という形式は本書で最後だ。
これで打ち止めにするのか、聞き手を交代して続けるのか。表題作の決着は見届けたい。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.11:
(5pt)

相関図は見ちゃダメ

自分にとって新刊の単行本は贅沢品なのでチビチビ読もうと思ったのですがGW終了までもちませんでした。前作もそんなだったような。

妖しさ、嬉しさ、恐ろしさ、優しさが散りばめられた人間の業の物語を堪能しました。
でも、魅力的なサブキャラの活躍がほとんど無かったのは残念。灯庵は登場すらしてませんし。
悪ガキ3人組の良介が、亡くなった許嫁と同名というのは単なる偶然だったのか?「三島屋のお嬢さん、またね」のセリフはシリーズ最強のゾクゾク感でしたので。
お勝は次シリーズでも活躍しそうですが、その役割を解かれようがとにかく報われて欲しい。
そしてあなた。あれからあなたの気持ちはハッキリ言ったのか?どうなんだ?聞くのはヤボなのか?なんか、なんかズルいぞ。
・・・ともかく次シリーズを心待ちにしております。

他のレビュワーさんも書いておられましたが相関図のネタバレは無神経。
角川書店のHPから削除されていないのは意図的なのでしょうか。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.10:
(5pt)

おちかさんのこの先が気になります

宮部みゆきさんの著書では、このシリーズが一番好きです。人の業が生み出す不幸や、数奇な運命など数々の物語に惹きつけられてきました。
本書も長時間読書するにはちょっと重い(内容だけではなく、本が厚く重たい)以外、短所なしの面白さでした。

家族間のありがちな愛憎から、取り返しのつかない不幸が次々と起こる「開けずの間」で、ぞっとし、 亡者を起こす力がある素朴な女中が大名家の隠された悲哀を知る「だんまり姫」で、人の情と志にほっとしました。ほかにも睡眠時間を削ってでも読みたい物語ばかりでした。

欲を言えば、おちかさんが黒白の間を出る決断をした過程が、読者の想像力にゆだねられているのか、わずかしか描かれていなく、三島屋の人達に関する描写も、富次郎さんとお勝さんにほぼ限定されています。
ひょうひょうとした瓢箪古堂さんの思いも想像するしかなく、胸の内をもう少し知りたく、ちょっともどかしい気がします。そのためか、いっそう、この先の展開が気になります。次回作を楽しみにしています。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928
No.9:
(5pt)

一気に読ませる手練れのストーリーテラー、そして相変わらず泣かせる。

一気に読ませてしまう語り口のうまさは手練れの技ですね。そして「だんまり姫」や、「金目の猫」では、相変わらず優しさに思わず涙腺が緩んでしまう。
 おちかが幸せになるのはうれしいけど、ちょっと寂しい気もする。でも、瓢箪古堂の若旦那の謎もあり、新たな展開も期待できそう。
 百物語の聴き手は、これから富次郎になるわけだけど、私の予想としては、お勝が重要な役割を演じていくのではないかと期待が膨らみます。お勝は、疱瘡のためにひどいあばたなのですが、実は、ろうたけたすごい美女なのです。
 今回は「金目の猫」で、富次郎の兄の伊一郎も登場し、そしておそらく著者が好きなのだろう、可愛い猫も出てきてうれしかった。
あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続Amazon書評・レビュー:あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続より
4041067928

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!