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地検のS



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【この小説が収録されている参考書籍】
地検のS

地検のSの評価: 3.92/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

まああ・・・・

あらすじに凝り過ぎ感があり、また、内容的に法曹界関係者向きなので、一般読者にはイマイチぴんとこないのでは・・・。 と思いますので。 評価は「普通」で。
地検のSAmazon書評・レビュー:地検のSより
406220293X
No.2:
(3pt)

本が汚かった

本の内容としては、検察の組織・役割が理解できた。しかし、本が届いた時に既に汚れがついていたり、しわがあったりととても綺麗とは思えなかった。
地検のSAmazon書評・レビュー:地検のSより
406220293X
No.1:
(3pt)

検察の矜持

作中でも言及されているが、司法界は本当に狭い業界であるらしい。

例えば弁護士で言えば、他府県から転勤などで全く関わりの無い地方の弁護士会に移る際、その会に属する会員2名以上の推薦か何かが必要であるらしい。そういう世界であるから、必然的に横や縦のつながりは無視できないし、(どの業界にも言えることだが)なかにはとんでもない情報に通じている先生もおられると聞く。

つまりはその世界に棲む人種とは、良くも悪くも、相手の手の内にある何かを感じ取る嗅覚に関しては、理性的にも感性的にも非常に優れている人々なのであると思う。

さて、本作の最大の魅力は、タイトルにある通り「S」の存在それ自体がミステリとして成立している点であるが、評者としてはそれを支える検察組織の「矜持」がセリフとなって見事に高らかに謳われている部分であると読んだ。素直に言って字面は清々しいし、市井の人々からすれば気持ちが良いだろう。悪こそ法に裁かれて然るべきであり、悪人こそ真の意味で罪を償うに値する人達である。

だがしかし、前述の通り司法に身を置く人間は(程度はあれど)くだんの「嗅覚」がある。残念なのは、本作で描かれている主要人物以外には、それがほぼほぼ無い様に見受けられたのである。無論ストーリーの展開上、人物描写や設定にある程度の差異は必要だが、「なぜそこでその発想になるのか」、「なぜ彼/彼女はこの結論に至ったのか」という疑問がどうしても個人的には残る。

まあ確かに、ミステリとは考える読み物であり、頭足らずな私に行間などを読む力が無かったとしたならそれで良いし、少なくとも検察の「矜持」が色々な角度で体験できて楽しかった。
地検のSAmazon書評・レビュー:地検のSより
406220293X

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