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地検のS
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地検のSの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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わざと難しくしているようにみえる。と思うのは私だけかな。 | ||||
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シリーズの第一部ですが、なかなか手に入らなかったので、満足です。 これを読んであとの内容も再確認できました。 | ||||
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何も考えずに読めばそれなりに楽しめると思います。 横山秀夫的な物を書きたかったんじゃないでしょうか。 ただ、話に凝りすぎて著者自身訳が分からなくなってるような気がします。 以下ネタバレあり 第1話の「置き土産」ですが、元刑事とSが仕組んで警察と司法も巻き込み大掛かりなペテンを仕掛ける話ですが、もはや意味不明です。多大な人的リソースと多額の税金を浪費していったい何をしてくれてるんだと怒りに震える人もいるかもしれません。 なんかちょっといい話風に終わってますけど、これってただ生活保護を受けられるよう手配してあげれば済む話ですよね。 | ||||
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新聞記者、検察事務官、弁護士、検事、総務課員の視点で、地検の実態とそれぞれが信じる正義を描いた5つの物語。 直接的には繋がりがない5つの物語だが、全ての話に登場する総務課長の伊勢こと地検のS。 他の職員とは馴れ合わず、必要以上の関わりを避けつつも、地検に大きな影響力を持っている男は、どんなことを考えているのか。 法律とは何のためにあるのか、善悪と法律の関係、悪人と罪人のボーダーライン。 登場人物たちがそれぞれの正義や真実に悩む姿は読み応えがあった。 明らかに続きがありそうな終わり方だったので、続編も楽しみに待ちたい。 | ||||
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あらすじに凝り過ぎ感があり、また、内容的に法曹界関係者向きなので、一般読者にはイマイチぴんとこないのでは・・・。 と思いますので。 評価は「普通」で。 | ||||
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読み応えがありました。ストーリーも全編、しっかりできてると感じました。 | ||||
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地検の様相と構造がよく分かる。 5話の連作短編集。 地検を記者、検察事務官、弁護士、検事、総務課員を通して、法曹を描いている。 影となり背後で地検の総務課長が暗躍している。 罪と罰。 野心を捨て正直になり、本質を見極めて正しい行動するべきだと力説。 | ||||
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本の内容としては、検察の組織・役割が理解できた。しかし、本が届いた時に既に汚れがついていたり、しわがあったりととても綺麗とは思えなかった。 | ||||
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作中でも言及されているが、司法界は本当に狭い業界であるらしい。 例えば弁護士で言えば、他府県から転勤などで全く関わりの無い地方の弁護士会に移る際、その会に属する会員2名以上の推薦か何かが必要であるらしい。そういう世界であるから、必然的に横や縦のつながりは無視できないし、(どの業界にも言えることだが)なかにはとんでもない情報に通じている先生もおられると聞く。 つまりはその世界に棲む人種とは、良くも悪くも、相手の手の内にある何かを感じ取る嗅覚に関しては、理性的にも感性的にも非常に優れている人々なのであると思う。 さて、本作の最大の魅力は、タイトルにある通り「S」の存在それ自体がミステリとして成立している点であるが、評者としてはそれを支える検察組織の「矜持」がセリフとなって見事に高らかに謳われている部分であると読んだ。素直に言って字面は清々しいし、市井の人々からすれば気持ちが良いだろう。悪こそ法に裁かれて然るべきであり、悪人こそ真の意味で罪を償うに値する人達である。 だがしかし、前述の通り司法に身を置く人間は(程度はあれど)くだんの「嗅覚」がある。残念なのは、本作で描かれている主要人物以外には、それがほぼほぼ無い様に見受けられたのである。無論ストーリーの展開上、人物描写や設定にある程度の差異は必要だが、「なぜそこでその発想になるのか」、「なぜ彼/彼女はこの結論に至ったのか」という疑問がどうしても個人的には残る。 まあ確かに、ミステリとは考える読み物であり、頭足らずな私に行間などを読む力が無かったとしたならそれで良いし、少なくとも検察の「矜持」が色々な角度で体験できて楽しかった。 | ||||
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地方検察庁のディテールに満ち溢れた一冊。最後まで目が離せない! | ||||
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最初は横山秀夫や今野敏に似てるテイストと感じましたが、設定の独特だとリアルな検察庁内部の事情、検事の思考回路、検察関係者の状況な斬新な切り口、検察実務のき機微、検察関係者の正義感に感じ入るところ大かと思います。もっと評価されるべき作家と思いました。ミステリー好きなら読んで後悔しません。続編期待の一作です。 | ||||
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検察庁を舞台とした捜査ものとしては、かなり異色です。何しろ物語の核となる人物が地方検察庁の総務課長ですから。ミステリーといえばミステリーですが、ヒューマンドラマの色合いも濃いです。全5編の連作物ですが、実は「S」と呼ばれるその総務課長の登場頻度は多くはありません。 事件を通じて「S」と関わった人々が、自らの野心や信念、そして事情と深く絡み合い、最後は、正義とは、正しい行いとは何か、という事を自分自身に問い掛けます。駄作は無く、全編程よい緊張感で読めます。 関わる人々は、新聞記者、検察事務官、弁護士、検事、そして地検総務課職員と多種多様です。どれも甲乙つけ難いですが、『シロとクロ』は裁判という事を考えさせられ、『血』は見事な哀しくも見事な結末でした。 | ||||
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なぜ本作が評価されていないのか分からないですが、面白いです。 法律ものとしては若干異色の地検もの。地検の事務課長の伊勢を中心に、彼を取り巻く人物を通じて1つの大きな犯罪を描写していく。 主人公?の伊勢自身の描写は少ないが、その強烈なキャラクターは立っているし、1つ1つの短編に収録されている事件も面白い。 駆け引きなどに難解な部分もあるが、丁寧に描写されているし、短編毎の主人公の焦りや気持ちが伝わってきて感情移入もしやすい。 また地検事情なども興味深く読めるポイントの1つ。 かなりお勧めです。続編も是非読みたいです。 | ||||
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