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コルヌトピア



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【この小説が収録されている参考書籍】
コルヌトピア

コルヌトピアの評価: 2.82/5点 レビュー 17件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(5pt)

細田守か新海誠は早くこの作品を映画にしてください

SFとしてのアイデアなど興味深く楽しく読みましたが、何より文章からスケールの大きいビジュアルを想像させる力がすごいと思います。文字なのに圧倒的な映像体験ができちゃう作品。
コルヌトピアAmazon書評・レビュー:コルヌトピアより
4152097264
No.16:
(2pt)

よく分かりませんでした。

2017年に刊行された『コルヌトピア』(単行本)
に書き下ろしの続編『蒼転移』を加えて文庫化したもの。

2084年〈フローラ〉という植物コンピュータが一般化し、
東京23区の外縁を〈グリーンベルト〉(環状緑地帯)が囲み、
人々は〈角〉(ウムヴェルト)というデバイス(?)でフローラと接続する。
そんな近未来のお話ですが・・

文章が修飾過多で読みづらいです。
何を表現したいのか、何を伝えたいのかが良く分かりません。

あと内容も正直よく分かりませんでした。
根底に都市と森林の共生とか、都市の緑化とか、あるのかもしれませんが、
これは一体何のお話だったのでしょうか??

そもそもグリーンベルトを東京外郭に分散配置されたスーパーコンピューター群としても、
フローラをグリーンベルトに接続するためのコンピューター端子としても、
まぁコンピューターが機械式でも生体式でも通用しそうな話ではありますよね?

そしてチバ・シティから電脳空間にジャック・イン
あれれ、こりゃマズイな(笑)
コルヌトピアAmazon書評・レビュー:コルヌトピアより
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No.15:
(1pt)

面白くない・・・

何のことやら分からない単語が羅列してあり、さすが東大出といった難しい文言が続きます。ただダラダラと話が続きます。半分しか読めませんでした。ああ面白くない。植物がなんぞコンピューターになる訳ないでしょう。薄いので簡単に読めるのではないかと思いましたが、できませんでした。分厚い本でもあっという間に読めるものがあります。ああ、つまらない。こんなものが何とか大賞とは・・・わからない。
コルヌトピアAmazon書評・レビュー:コルヌトピアより
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No.14:
(4pt)

ユニークな世界を描くこと、その一点に賭けて突き抜けた快作。

植物生態系の情報ネットワークを計算資源として利用する技術、フロラ。巨大な緑地帯のリングに囲まれ、緑化外壁をまとう超高層建築が林立するメガロポリスへと変貌を遂げた近未来の東京。この破天荒なビジョンが、強い説得力で描かれる。そして、フロラへの感情的没入ができない主人公を視点に浮かび上がる、このユートピアに迫る危機。
主要な登場人物がそろって草食的・植物的な印象を与えるが、この作品では、それはむしろ長所だと思う。人もまた、世界の一部なのだから。
コルヌトピアAmazon書評・レビュー:コルヌトピアより
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No.13:
(2pt)

テーマは興味深い。文章に難あり。

フロラといテーマは大変興味深い。しかし、著者の文章、文体は独りよがりで説明を放棄したような感じを受けた。

詩的な表現を多用しすぎて、私の読解力では理解が追いつかない。
コルヌトピアAmazon書評・レビュー:コルヌトピアより
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No.12:
(2pt)

人物像が浮かびあがらない

東京をめぐる設定は読み応えがあります。東京にかんする都市計画・景観論は興味深いです。しかし、人物像が薄くて物足りない。主要登場人物の行動の一因となるはずだった 「東京地方間格差」についても描写が薄くて説得力がありません。
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No.11:
(2pt)

浮かべづらい物語と彼らの眺める『世界』

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

植物を演算資源に用いるという設定も,実際にはそれを活用した発電システムが主で,
さらにそこに関わる主人公らと,異なる存在との共生,さらには自分たちの居場所など,
人と世界のあり方,眺め方の物語なのか,システム周りを押し出したものではありません.

ただ,システムのことに触れる機会は多く,その際はいくつかの特殊な用語が多用され,
見えづらいものに対し,表面だけをなぞっているようで,今ひとつ理解が追い付きません.
このほか,たとえになっていないたとえなど,詩情的に映る文章は人を選びそうな印象です.

また,人が場所がと繰り返される一方,主人公ら以外の様子がほとんどわからないため,
とても狭い世界でのやり取りに感じ,彼らが見据えたその先も浮かんではきませんでした.
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No.10:
(2pt)

著者自身がフロラ世界に浸りきって話が進まない

東京を取り巻くグリーンベルトやフロラ(植生型情報処理システム)技術による計算資源の活用など、SF
的ガジェットは用いているが植生と都市或いは建築物との相互作用に長々とページを割いている。なかなか
SF的展開が進まない。著者は読者の興味を満足させることより、自分の考案したフロラワールドに、自分自
身どっぷりと浸っていたいのではないか。読んでいて飽きてしまいました。途中投了です。

 車が渋滞に引っかかってイライラし、クラクションを鳴らしたいような気持ちでした(何やってんですか
?って)。ストーリーテラーと言われている数多くの作家の文章を参考にされたらいかがですか?
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No.9:
(5pt)

豊かな詩情に惹かれる

サンプルを読んで良かったので購入。文章が美しい気分を引き出している点が好き。読後感も良かった。たくさんの読者にすすめたい。
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No.8:
(2pt)

不思議なタイトルイメージ

コヌルトピアという不思議な語感のタイトルと、緑地帯に囲まれた植物演算都市コヌルコピアの表紙イラストに惹きつけられました。
近い未来にぜひともコルヌコピアに行ってみたいと思わせる素晴らしい表紙イラストでした。
コルヌトピアAmazon書評・レビュー:コルヌトピアより
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No.7:
(3pt)

グリーンベルトという世界観は良い

植物と共生する世界設定はすごく面白く魅力を感じる。

作品内では植物と共生するための建築物については細かく記述されているのだが、
そこで暮らす人々についてはあまり触れられていないため、
モデルハウスを見せられているようで世界観が伝わってこない。

物語も淡々とすすめられ、会社・家族の人間関係も不自然なくらい希薄に書かれている。
グリーンベルトの実験区画で事故が起き、警察から事情聴取されるのだが、これもさらりと書かれている。
色々削ぎ落とされた感じで、無駄を省いたレポートを読まされているよう。

設定はすばらしいと思うので、もっとコルヌトピアの世界を満喫したかった。
コルヌトピアAmazon書評・レビュー:コルヌトピアより
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No.6:
(3pt)

雰囲気はあるが

自分向けではなかった
凝った設定なのは良いんだが、都市の機能とそこでの生活が全然見えなかった。故に設定が楽しめなかった
初っ端「角」をうなじに装着?うあ、邪魔くさい。顔ちょっと仰向けただけで引っ掛かりそう。観光バスや飛行機の背もたれには寄り掛かれないわな
↑みたいな部分で引っ掛かると、世界観に入っていけない
結局、角を付けて脳に抽出すると、どんだけどういう利点があって、利便性と収益を得られるのか最後まで分からんかった
「計算資源都市」で言いきられてもなあ…
友達作ってワイワイやりたかった大学生が「ちょっと変わってる」で輪に入れなくて、うつ的になりました。でもそこで大事な友達見つけたよ

かな
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No.5:
(3pt)

セットは壮観だがストーリーが貧弱

23区を取り囲むグリーンベルトの植物が巨大コンピューターのように活動する近未来の東京、その表紙イラストにも魅せられてワクワクしながら読み始めたのですが、延々と続く専門用語に50ページ位からウンザリ。
この辺でストーリーに新展開があればどんどん引き込まれて行ったと思うのですが、最後までダラダラと期待外れに。
主要登場人物(3人しかいないけど)が鬱屈していて理屈っぽいのもウンザリする原因かも。
主人公が物静かで理論的ならば、ヒロインは快活で感情的、という風に色分けしないとキャラが被ってしまいます。
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No.4:
(1pt)

盛りあがりも伏線も何もない作品

SFとしての作り込みはそれなりかもしれませんが、小説としての出来は最悪に近いです。
設定の描写に気を取られすぎており、ストーリーの作り込みができていない。いくつかのSF作品を参考にしたのでしょうが、表層的な模倣にとどまっており、ますますストーリーを浅薄にしてしまっている。
コルヌトピアというタイトルも、知識のひけらかしのように感じます。
買って損しました。
コルヌトピアAmazon書評・レビュー:コルヌトピアより
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No.3:
(3pt)

面白かった。

表紙絵の雰囲気からグリーンベルトの森、公園を想像するとこの世界の東京で暮らしてみたいと思う。
でも、植物の演算速度はどうなんだろうね、後は生態系には昆虫や小動物が必須だし、
住環境としては緑化でヒートアイランド現象も和らぐと思えるのでトレードオフかな。
異端植物、ルートワーク、ウムヴェルト、フロラ等の用語も面白いし、
登場人物の名前が鳥の名前だったり植物と関連してるのも好みだな。
人が後付けのウムヴェルトで植物のデータ受信を行うとか、
人と植物の相互演算資源の奪い合いとか面白い。
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No.2:
(3pt)

オチが弱い、あるいは、ない?

繊細で美しい文章と心理描写は水彩画のようだが、ストーリーのメリハリが弱く、盛り上がるべきクライマックスもいまいち。水で滲んでしまったようだ。
植物を計算資源として使うテクノロジーについても説明は一応あるのだが、十分な説得力がなく納得いかなかった。
SFとしては、この世界観でどういったクライシスがありうるのか、人々の生活、社会、政治がどのように影響を受けるのか掘り下げてほしかった。
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No.1:
(5pt)

理系文学

これから求められる文学は理系文学だとは思う。そういう意味では充分、理系文学たりえる小説だった。
ただし、肝心のSFアイデアの根幹が映画「アバター」とかぶっている。植物計算機という発想はよく練られており、
随所に目を引く記述があるが、全体として映画「アバター」より小粒なのは否めない。
理系の技術者たちはこういう人たちなんだろうなあという気はするので、理系文学の追求として今後に期待したい。
コルヌトピアAmazon書評・レビュー:コルヌトピアより
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