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JKハルは異世界で娼婦になった



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【この小説が収録されている参考書籍】
JKハルは異世界で娼婦になった

JKハルは異世界で娼婦になったの評価: 3.55/5点 レビュー 67件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.55pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 41~60 3/4ページ
No.27:
(4pt)

人間は分かり合えないが妥協できる生き物である

買ったその日に1時間ちょっとで読破できるほどには読みやすく、面白い本でした。
この手の主人公は「阿修羅ガール」を思い出しますが、ああいう語り口調が好きな人には取っ付き易いかも。

缶蹴りだのシャワーだの言うほど男尊女卑じゃないだのなろうテンプレまみれで異世界のリアリティが欠片もねーだのと
さんざん言い尽くされてきた批判はすっ飛ばします。
作者が書きたかったのは歴史のお勉強になる娼婦のリアルでないことは明らかでしょうし。

主人公の境遇が境遇なので本文も官能小説みたいな言い回しが多々出て来ますが、全く使えない内容なのも多分意図的かと。
確かに乱暴な客や展開は出てきますがエロゲやエロ漫画でよく見るテンプレ野郎ばっかなので、そこまで不快には映りませんでした。
ハル自身が(前世の経験から)体を売るのにそこまで抵抗がなくて、仕事である以上はとそれなりに商売意識を持って前向きに体で稼いでいるのもありますが。

特に面白かったのは行為中のハルのモノローグ。
XXXに夢中なのは女じゃなくて男だと思うよ、だのリアル寄りのオ○ニーを買いに来ている、だのキレッキレのぶった切りには大いに笑わせて頂きました。
喘ぎながら心の声はどこまでも真顔なのがほんと最高。
そのくせ優しくしてくれる人が相手だと子宮がキュンキュンしちゃって心地良さに酩酊しちゃう様も何ともリアル。

なんだかんだ馴染んで楽しんでるハル、千葉と同類かと思いきやとことん誠実で最後は出世したスモーブ、世知辛さに揉まれながらだんだん逞しくなってくるキヨリ、ハルじゃなくてもときめく訳あり銀髪のおじさま、口説き上手な翁、キラキラ星からやってきたような眩しい缶蹴りボーイ達、過去が気になるマダム、ママと呼びたいルペさん、ぶん殴りたいけどどこか憎めない神様など、1巻でよくこれだけのキャラを立たせられたものだと素直に感心。

そうそう千葉。彼は最後まで愚かなままのイキリ陰キャ野郎でしたが、彼のような分かりやすいピエロがいるから最後まで飽きずに読み進められたのもまた事実。
で、この小説の面白いポイントって何よと聞かれると上手く言葉にはできないのですが……
あまり悲惨さがないイマドキJKの売春読みてぇって人にはいいのかも……いるのか?
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415209737X
No.26:
(4pt)

佳作

過剰な「男らしさ」を規範とする世界では、女性はもちろん男性すらも幸せになれない。人格の良点(ともすればウエットな部分だったり、細やかな部分)を、荒っぽさに適応する事ですり潰されていく、と言う過程を生々しく書いている。主人公の、それこそ特異さともなる尋常でないタフさが無ければとても読んでいられなくなりそうな所もあった。食と(搾取ではない)性、女同士の連帯の描写がそうした辛い世界で生活する中の喜びや手応えとして書かれていて、そう言うところはとても好き。
ただ、この過酷な世界観だからこそ強調される部分であり、主人公の職業がコミュニケーションの極致としてのセックスに関わるもの(さらに言えば彼女にはそれしか武器がない)だから仕方ないと言えば仕方ないのだが、コミュニケーション能力を人間の至上のものとして扱い過ぎている気もする。いや、それこそが他人とやっていく上で最も重視すべき点でしょうよ、そしてこの作品は「他者に自分の規範を一方的に押し付けて扱う事」の危険さや痛々しさを書き込んでいるのであって、多少不器用でも人の心を汲もうとする人間をけなしちゃいないでしょう、と言われたらその通りだと頷くけれど、その能力が低くても何とか凌いでいる、そうした人間が生きていけるぐらいには余裕のある社会に暮らす人間としては、多少の息苦しさも感じた。作中の面倒くさい人(害はあまりないけど面倒くさい人)が面倒くさくない人になる「べきだ」とまでは思わなかったので……。
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No.25:
(5pt)

今の若い世代の感覚をしるにはもつてこい

かって、現役時代、部下の性態(あえて)知るには、「東京ラブストーリー」がいいですよといわれ、読んだことを思い出した。
アービングウオーレスの作品で興奮していたが、今やアッケラカンの世代感覚。快楽と子孫繁栄が切りはなされてしまって
これが、普遍化した社会になるのかな?
世のおっちやん、おばちゃん一読おすすめします。
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No.24:
(4pt)

早川書房で、卑猥な単語が飛び交う本を読む日が来るとはw

異世界転生系もライトノベルも初めて読みました。
ページの中にこんなにもチ〇ポとかマ〇コとか乱舞する小説は初めてでしたw
よくぞ、早川が出版したなあ、と。
一人称で進む小説で、チートスキルとか異世界転生小説では常識(?)の知識が出てきますが、なんとなく想像つきながらすいすいと読み進められます。
娼婦として生きていくのは重苦しいはずなのに、そこはハルの明るい性格で暗くなりません。
面白かったです。
ただ、ハルはおたくではないJKという設定にしたかったんだと思いますが、普通にみてどう見てもおたくでした……。
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No.23:
(3pt)

なんか風俗嬢の体験談みたいだな

異世界の名を使った風俗嬢の話に見えてきた。異世界要素が最後までほとんどなく、リアルに作者の体験談じゃないかと思う内容だった。こんな客がいたやこんな客は嫌だったとかレ〇プとか同級生とか初体験等々。
最後は本当はこうしてやりたいって願望みたいな展開だなと思う。

話的には、面白いと思うしかなりダイレクトな字で書かれていてエロいです。
で、シリーズとして続けてく予定なのか伏線的なキャラの登場して終わってしまった。
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No.22:
(4pt)

ラノベ嫌いにこそオススメできる

ラノベというものが凄く苦手で、ラノベ原作のアニメもどうにも苦手。しかしこれだけ流行っているのだからちょっと読んでみようと手を出したのが本作。
苦手だという理由でただの一作も読んだこともなかったが、アニメは好きなのでなんとなく「異世界転生」とか「無双」とかは理解できるくらいの状態で臨んだ。
ことごとく主人公が、もう一人の転生キャラ非リアの隠キャの中二病にして、私が想像するラノベっぽさ全開の千葉をボロクソになじるのが気持ちよくすらあったし、共感できた。
そして読んでみて、私はラノベが嫌いだし食わず嫌いで一度も読んだことはなかったが、別のラノベを読んでみたいと感じたのでラノベ嫌いにこそオススメしたいと思いました。
それと同時に、随所に散りばめられたラノベの記号化された概念など、作者ラノベへの愛を感じたので、もっとラノベを愛してやまない人ならなおのこと面白いのかもしれない。
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No.21:
(3pt)

ふつうに面白かったです。

面白かったです。
タイトルで駄目だと思う人はそういう設定が受け付けないと思うので辞めた方がいいです。
確かに異世界もののテンプレが前提にあるのでそこがあんまりピンと来ないと面白くないかも。
私はなろう系も異世界転生系も読んだ事があるので違和感なく楽しめました。
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No.20:
(1pt)

読みやすさ以外何もないよね。

技術的にも稚拙だし、自社レーベルの価値を一気に下げるとか出版社は無能なのかな?
書くほどの感想も出てこないし、この価格で買ったのが馬鹿だったと後悔する作品。

導入部も弱いし信者や作者には申し訳ないが即日投げ売りしてきた。
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No.19:
(5pt)

怪作!

典型的なろう小説のテイでありながら早川から出されたことの意味を感じてほしい!
ごちゃごちゃ考えずにラストまで一気に読むことをオススメします
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No.18:
(1pt)

ダメでしたねー。

一人称。ご都合主義な世界。徹底的に頭の悪い登場人物。顔の見えない主人公。そして、スキルだのレベルだの、まるでゲームのような薄っぺらい単語の連続。
そう、この世界は「主人公を無双させる」ためだけに存在している。どこまでも「なろう」の小説であり、「なろう」の小説であれば無条件にキャッキャッとはしゃげる人向けの小説なのです。
ですので、私には全く楽しめませんでした。
まあ、女子高生の一人称ですからね。文章力の低さは目をつぶりましょう。便利なアイテムがタイミングよく出てくるのも目をつぶりましょう。空き缶なんてハイテクノロジーな物体が、剣と魔法の世界に何の脈略もなく出てくるのも目をつぶりましょう。
しかし、とにかくストーリーに突っ込みどころが多すぎなのです。キャラクターも魅力がないのです。主人公がバカ極まってて行動に一貫性がないのです。ラストもなぜその職業を選ぶのか完璧に意味不明です。
もう目をつぶりすぎて、暗闇の中を手探りで歩いてる状態です。せっかく本を買ったのに、目の前に広がるのは黒一色なのです
でも目をつぶらないと、ページを捲るごとに「おいおい、なんでだよ!」「そりゃもういいだろ…」「え、今そこ必要か?」のツッコミの連続で、まったく読み進められないのです。
小説というのは普通、ページを捲ればそこに広がるのは不思議の世界ではないでしょうか?
それは密室で起こった殺人事件だったり、強大な悪との対決だったり、宇宙の果てでの未知との邂逅であったり、あるいはクラスメートとの青春や恋であったりするわけですよ。僕らは、それを求めて本を手に取るわけです。
なのに、闇。真っ暗闇。目をつぶってるから闇。目を開けばツッコミ。
もう、ええわ!

早川書房よ…こんなしょーもないの出すなよ。。。
これからは早川書房の本だからって、すぐに買うのは止めときますわ。

※以下、ネタバレを含みます。
この「JKハル」だけではないのですが、なろう小説にはとにかくスキルやレベルと言った表現が目立ちます。
例えば、このJKハルでは、『すばやさ+80』のスキル持ちが『すばやさ+120』のハルを捉えようとして失敗したり、『体術+50』のキャラがハルを抑えようとするのですが、ハルは『体術+120』なので軽々と振り払ったりします。
他にもハルは『動体視力神』のスキルと『反射神経光』のスキル(つーか、神とか光ってなんだそりゃw)を持っているので、ベテランの兵士の攻撃もあくびがでそうな様子で見切ったりします。
で、その理由について、なろうの小説は「スキルを持っているからこうなるんですよー」の一言なんですよねぇ。
ゲームで言うステータスの概念は、あくまでもゲームとして数値的にプレイヤーにわかりやすくするためにあるわけで、勝ち負けの理由ではないし、ましてや小説ならばその表現を怠けてはいけないと思うんです。
そりゃ、ゲームなら『火炎無効』のスキルを取得すりゃ火のダメージは受けませんよ。攻撃力51が防御力50を攻撃したら1ダメージですよ。でもね、ゲームじゃないだろ、これ?
ゲームだったら仕方ないですよ。限界がありますからね。勇者は攻撃した!スライムは1ダメージを受けた!これはファミコン時代にテンポと容量と表現を節約するために編み出された苦肉の策です。時代を経て、今のゲームは敵が動き、キャラは疲れ、ランダムに動きます。時間とお金の許す限りに向上した結果です。スパロボだってドラクエだって、必死にがんばったんですよ。
しかし、小説は最初から「文字で全てを表現する」媒体であり、小説家はありとあらゆる表現を文字に落とし込んで読ませる職業でしょうが。時間も現象も心象も、全て文字で表現しなきゃおかしいでしょ。
腕力の差を見せ付けたいなら鍔迫り合いでもさせる場面を入れればいいし、攻撃が効かないなら理由を説明すればいい。魔界都市ブルースの秋せつらが炎に巻き込まれて平気だったのは、火炎無効のスキルのおかげじゃなくて妖糸で避けてたからです。ゼロ魔のコルベール先生がメンヌヴィルに勝てたのは、火のスキルやレベルで上回ってたからじゃなくて、火の特性を理解してたからなわけ。なのに、これ全部「なぜなら火炎無効のスキルを持っていたからだ!だから効かないの!すごいね!」で終わらせてキャッキャと喜べないです。そういう部分も受け付けませんでした。
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No.17:
(1pt)

「なろう」読者専用

なろう系を読んでいる人専用の作品です。
なろう作品のお約束やテンプレ等を知っていないと駄目です。
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No.16:
(2pt)

ジャンプ+で似た設定の話がありました。しかもそちらの方が面白かった。

女性から見ると割と不快に感じる描写がありましたが、ハヤカワのTwitterアカウントによるとかなり売れているらしいですね。
これが現在のトレンドなのでしょうか?
私の感覚にはあまりあいませんでした。
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No.15:
(5pt)

傑作

ウェブで既に読んでいましたが、作者を応援したいので買いました。

次回作待ってます。
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No.14:
(5pt)

JK、娼婦、異世界、という題材を借りた「日常を生きる戦い」の物語

「現実では冴えない自分が、異世界にいったらとんでもないスキル持ちの勇者として転生できた」

 その文脈に則った導入ながら、しかしこの物語の主人公である女子高生ハルは、これといって何の能力も持たない女子として、中世ファンタジー社会に職業娼婦として適応するところから始まります。
この異世界はポップな剣と魔法の世界観ではなく、どちらかといえば泥臭い庶民寄りの目線で強く描かれます。
ハルの口語体で描かれる軽快な文章は、いかにもなJKイメージを織り交ぜつつも、様々な物語の情報を巧みに織り交ぜたクレバーな内容で、
読者を気負わせず、軽いステップで物語世界に導いてくれます。JK目線の「異世界日記」です。

 この物語は、ハルが娼婦として男子を手玉に取って大成功するような痛快な展開や
娼婦として辛い思いばかりの苦悩から描かれる問題提起であるとか、そういったパンチの強いお話ではありません。
(それらも要素として少しずつあるにはありますが)
たとえ異世界であっても、希望とか絶望の話をする前に、まず日常がある…
そういう等身大の視点で紡がれていくハルのプレーンな目線が、丁寧にこの世界の光と闇を描いてゆきます。
なので単純なアンチなろう的なものを期待すると、それはそれで面くらうかもしれません。

 ハルと同時にこの世界に転生してきた「千葉」という男子、
彼こそが、転生の際にチート能力を手に入れた転生勇者的な立場として描かれます。
彼はチート能力を駆使し異世界を攻略しようと意気込み、そしてハルを恋人にしようと都度都度アプローチするのですが、
千葉は、ハルの視点からは少し浮いたヤツとして描かれます。日常を生きようとするハルと、勇者でいようとする千葉の温度差。

 おそらく「なろう展開」にマンネリを感じる読者は、ハルのフラットな視点に共感を得るでしょうし、
一方で、千葉のような、独りよがりの勇者気取りに妙な共感を得ていや~な気持ちになる男性も多いと思います。
ただ、この物語は、どちらのあり方が正しいと断じることはありません。ただそんな二人を「考え方の違う人」としか描きません。
私はその描写に、ハルの目線を飛び越えた、作者自身の誠実さがあると感じるのです。
この作者は正しい何かを描こうとしているのではない。では、この物語が一番描きたかったものは何なのか。

 小さな出来事の一つ一つに笑ったり怒ったり、ときには小さく反抗したりしながらも、
「社会がそうなっているのなら、社会の都合にはなるべく合わせよう。テンプレの中で生きていこう。」
と決意して生きてきたハル。
しかし、その社会の抱える理不尽にただ一方的に弱者が蹂躙されていく事実を知った時、彼女は怒りを爆発させます。
その瞬間、この物語は「なろう展開」自体を大鉈にして物語を爆展開させるのです。
私はその展開に鳥肌が立つほど感動してしまいました。
どこか「なろう小説」を否定するかのような作品だと思っていたこのお話は、しかし、やはり「なろう小説」だったのです。

 この物語は、男尊女卑を、ファンタジーの体を借りてシニカルに描写してはいますが、
それ以上に私は、この物語を、理不尽に対する「怒りと戦い」の物語だと感じました。
女子高生が異世界で娼婦をやる…というセンセーショナルな題材の中で描かれているのは、
本当にまっすぐで痛いほど純粋な、ひとりの少女の「社会との向き合い方」です。

 現実世界においても、多くの人は日々不満を感じながらも、社会の枠を守りながら生きていく小さな個人です。
社会のままならなさを体感しながら、多くの人はその理不尽さを飲み込み、日々どれだけの怒りを捨ててゆくことか。
だからこそ、この小説が持つ『生きることは謳歌されるべきである』という生命への信頼感に、ある種の癒やし、救いを感じます。
異世界の日常をしっかり描いたからこそ、この異世界と、私たちの日常が(本質的な意味では)大差がない事を実感することができる。
大差ない世界だからこそ、ハルの奮った力に、心からの痛快を感じることができる。

 少しでも自分もハルのように、自分自身に正直に生きていけたら…
そして、もしも社会の理不尽と戦わなくてはいけなくなってしまったその時、
自分にも少しばかりチート能力が隠されていたらどんなにか痛快なことか…そんな事をふと考えてしまった時、
「異世界チートもの」に確かに癒やされ、活力を得ている自分を感じるのでした。

 娯楽小説として本当に楽しめました。読後感も爽やかですし、
難しい事を考えて読み込みたい人にも、ただ痛快なヒロイン劇を求めたい人にも、それぞれにおすすめです。
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No.13:
(5pt)

一気に読みました。

女性からみると辛い描写、展開が延々と続きます。途中苦しくなることは多いけれど、読み終わった後に何かが残る、血の通ったお話です。タイトル避けされている方は一度読まれてみるといいかと。
苦しい展開をすっとばす、いわゆるなろう小説とは一線を画すお話です。でも、そこが良かった。
早川さんがこの小説をなろうから選んだ意味がわかりました。テンプレを知る人こそ読んで欲しい。
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No.12:
(5pt)

書籍化万歳!

そうか、挿絵無いのか。
そうか、加筆修正までで、更にその後のお話は無いのか。
そうか、作者からの後記は一切無くて、「全部作品から受け取ってください」なのか。
でも、それでも、やっぱり書籍はいいですね。手触りや温かさが電子端末とは違うので、ひたすら物語の中に没頭出来ました。
そして加筆修正なので、ウェブの時のエピソードのアレコレが更に深くなり、更に深く染みてきました。
新しい世界で必死に生きている。生きていくと決めたハルちゃんと、そして取り巻く魅力的な登場人物(“キャラ”とは言いたくないです)をのこれからへ幸あれ、と願わずにいられません。
そして、続編を、切に願っています。
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No.11:
(3pt)

ヤクザ映画っぽい

小説家になろう発らしい異世界ファンタジーではあるが、男尊女卑の世界で男たちや世界の理不尽に
振り回された主人公が、同僚の仇を討って皆殺しという流れにヤクザ映画を見ているような興奮を
おぼえた。その勢いのまま最強の冒険者にならないあたりもハルらしくて良いと思う。
雨男のおっさんの背景や、最強爺さんの事など掘り下げて欲しかった部分があるので星2マイナス。
WEB版は忘れた頃につい読み返してしまっている、妙に印象に残る作品の一つである。
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No.10:
(2pt)

「娯楽」にはジャンクもあれば宝石もある

娯楽小説にも合成着色料や化学調味料バリバリの駄菓子と高級スイーツがあることを
分からずごっちゃにして「娯楽小説」と語っちゃうような人には
商品に品性と品質を求めるリテラシーのある読者が理解できないのは無理ない。
そういう味覚が子供のままの人はきっと気にいると思いますよ
JKハルは異世界で娼婦になったAmazon書評・レビュー:JKハルは異世界で娼婦になったより
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No.9:
(5pt)

祝・書籍化

ウェブ時代から知っていて、今回書籍化されると聞いて応援もかねて購入。
タイトルは過激だけど、女子高生が異世界転生して、その世界なりのルールのなかで
生き抜いていく話と思ってもらえれば。

文化も発達してなくて、男尊&女卑の世界で、ハルなりに仕事をがんばったり、友達ができたり、
大切にしてくれる人に出会ったりしながら、だんだん異世界で居場所を見つけていく姿に感動したり。
それで最後に驚きもあったりして、こんな小説があるんだって素直に驚いた。
一気読みした興奮がいまでも忘れられないです。

最後に。内容も読んでないし、注意書きすら読んでいないってわかるレビューはひどい。
JKハルは異世界で娼婦になったAmazon書評・レビュー:JKハルは異世界で娼婦になったより
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No.8:
(4pt)

小説を真に受ける人は読まないほうがいいかと

内容としては、なろう系の小説に抵抗がない思春期以降の男性には、傑作とはいかないまでも暇つぶしにはもってこいのものじゃないかと。
 女性は微妙なところですが、主人公はなろう系によくいる男に都合のいいチョロインではなく、仕事を仕事と割り切っているしたたかな女なので、売春描写がどうしても嫌ではなければ読めると思います。

 ただ、レビュアーにも何人かいるようですが、これを通して読んだ上で、未成年の売春を認めるとか、援助交際容認だなどと批判する、現実と架空の物語をごっちゃにして考える方は現実で事件でも起こされると大変ですから読まないほうがいいかもしれません。
 フィクションはフィクションと割り切ることのできる人間が読むべきで、さらにはレビューされるべき作品です。作者の方が気の毒に思います。

 でもまあ、序盤がそこそこ面白かった分、結局チートかぁ、という諦めに似た気持ちが湧いてきたのも事実です。それでも設定は他のなろう系小説とは一線を画しているし、チートそのものが主題ではないと私は感じたので星4つにしました。
 
 迷ってる人は、手始めにWeb版でも読んでから買うのを決めたらいかがでしょうか。明らかな娯楽小説に、いちいち高尚な内容だのテーマだのを求めるような方でなければ、きっと気にいると思いますよ。
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