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4.20/5点 レビュー 50件。 B ランク

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平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全43件 41〜43 3/3ページ
No.3
(4pt)

”乱歩が選ぶ黄金時代ミステリー”の1作

パリ発ロンドン着の荷物の中にやたらと頑丈な造りの樽が1つ。その中には夜会服姿の美しい淑女の死体が・・・!クロフツ氏はトラベル・ミステリーの元祖だそうです。デビューはアガサ・クリスティと同年。ドーバー海峡を渡る場面が何度もありますが、行程があまり詳しく述べられていない為、最初はうっかり、電車だと思って読んでしまい、????。そうです、当時はユーロスターなんて走っていません(^^;)!
樽―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈9〉 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 樽―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈9〉 (集英社文庫)より
4087488373
No.2
(5pt)

推理の楽しさ

推理小説の新たな境地を切り開いたとされるクロフツの代表作の一つ。死体の入った樽の行方を追って、刑事が英・仏両国にまたがった捜査を繰り広げ、淡々と犯人を追っていく。天才的な探偵の類は出てこず、その代わり警察・探偵の緻密な捜査を堪能できるのがこの作品の醍醐味といえよう。刑事のひたすら「足」を使った聞き込みや証拠探しに、いつしか自分も参加している。初めは読みにくいかもしれないが、慣れてくるとその一歩一歩進んでいくストーリー展開にはまっていってしまう。地味な作風ながらも、読み応え充分で満足できる。
樽 (創元推理文庫 106-1) Amazon書評・レビュー: 樽 (創元推理文庫 106-1)より
4488106013
No.1
(5pt)

色褪せない古典の魅力

クロフツの「樽」と言えば、E.クィーンやA.クリスティの諸作品と並ぶ古典中の古典。ボリュームもあり、何故今更読む必要があるのかと思われる方もいらっしゃるでしょう。確かに時代背景は古いし、殺人事件が続々と発生するというような派手さもありません。しかし、本書のアリバイ崩しの見事さは、下手な日本のミステリーには遠く及びません。私は本書以後、かなりの数のミステリーを読んだと自負していますが、アリバイ崩しというジャンルだけに限らずとも、本書を凌ぐミステリーに出会うことは滅多にありませんでした。解決不可能と思われた謎が、最後にスラスラと解き明かされる快感は、まさに本格ミステリーの王道。初読から10年以上が経っても、あの時感じた感動は、トリック自体を忘れてしまったにも拘わらず、未だに胸に深く残ります。ミステリーファンを自称する若い人には是非読んでいただきたい1冊です。
樽―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈9〉 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 樽―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈9〉 (集英社文庫)より
4087488373