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(短編集)
祈りの海
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祈りの海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 21~21 2/2ページ
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作者の日本オリジナル短編集.収録作品は「貸金庫」,「キューティ」,「ぼくになることを」,「繭」,「百光年ダイアリー」,「誘拐」,「放浪者の軌道」,「ミトコンドリア・イヴ」,「無限の暗殺者」,「イェユーカ」,「祈りの海」の11偏.既訳長編「宇宙消失」や「順列都市」からの期待に違わず,いずれの短編もアイデアの斬新さ,読後の満足感や問題提起の鋭さなどハイレベルである.個人的には,ヒューゴー賞とローカス賞を受賞した表題作より,「貸金庫」,「百光年...」,「誘拐」を興味深く読んだ.アイデアを明快に語るクラークの短編を晴朗なギリシア彫刻に例えるなら,グレッグの人としてのアイデンティティを問う(全て一人称によって語られる)作品群は,さしずめロダンの作品といった感がある. | ||||
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