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龍の耳を君に: デフ・ヴォイス
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龍の耳を君に: デフ・ヴォイスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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ろう者と接したことのあるものにとって同感できるところが多くあった。 | ||||
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被害者にとっての家庭に思いを巡らす描写に、思わず目頭が熱くなる。ラストの終わりかたも見事!こういう小説を書けたらなぁ、と思う。 | ||||
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前作にも感銘を受け。期待していたことを裏切らない内容でした。今後も作者のチャレンジに期待しつつ多くの人に読んでもらいたい本です。 | ||||
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素晴らしい、の、ひとこと。 手話通訳の仕事や 聴覚障害者の暮らしの一面 (不便・差別・不満など) が読み手に伝わってきます。 | ||||
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主人公はコーダという日本話語と日本手話の「バイリンガル」。日本手話やろう者のことはある程度知っていたつもりだが、そこに今国会を騒がせているような事件も絡むミステリー。テーマがテーマだけに説明も多いが、冗長にはならず、一気に読んだ。 | ||||
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デフ・ヴォイス待望の第二弾。書棚がタイトなので文庫版が出たら購入することとし、取りあえず図書館で借りてきて一晩で読了した。 昨春、聴覚障碍のある手話話者からマンツーマンで手話を習い始めたとき、最初に読んだ手話関係本が本書の前著に当たる「デフ・ヴォイス」であった。 デフ・ヴォイス文庫版を購入して、何度も読み返し、「聾文化:同じ日本に生まれ育った日本人同士なのに文化が違うこと」「CODA=聾の親から生まれた健聴者の子」「手話といわれるものの中に、日本語と文法の違う日本手話と、日本語を手話表現で置き換えた日本語対応手話(手指日本語)の二種類があること」の、大きく3つのことを知った。 この3つの知識は、多言語学習者である私の手話習得(と言っても手話検定5級にすらまだ遠いが)に資するところ大であったし、聴覚障碍のある手話講師とコミュニケーションをとるのにも、大いに役に立った。 続編に当たる本書では、前著に続いて、聾文化と手話、CODAたる主人公のアイデンティティ、主人公と、小学生の子がいる元同僚女性との恋愛模様、聴覚障碍者絡みの犯罪に加え、本書では発達障碍(アスペルガー;自閉症スペクトラム)の少年が最重要なサブキャラクターとして活躍する。 CODA同士、さらには(健)聴者同士における手話の潜在伝達力に触れたところ、および音声言語表現の苦手な発達障碍児(者)が視覚言語(手話)であればコミュニケーションできる可能性を示唆したのは注目点である。 【小説として不満な点】 テーマが満載過ぎるきらいがあることと、サブキャラクターである発達障碍児が速やかに実用的な手話を身に着けたというストーリー展開には無理があり過ぎる。 私の個人的な好みかも知れないが、主人公の恋人(元同僚・婦警・一女の母)が、一々、神経過敏で鬱陶しい。 この主人公には、もっと大らかな女性が似合う。 【推薦書】 杉山登志郎(著) 発達障害の子どもたち(講談社現代新書2116) 杉山登志郎(著) 発達障害のいま(講談社現代新書1922) | ||||
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丸山正樹さんは、比較的新しい作家だが、大注目の方。ご自身が、長い介護の経験をお持ちで、社会的弱者に焦点を当てたミステリーを書かれている。デフ・ヴォイスは、ろう者の世界を、荒井というコーダ(Children of Deaf Parents)通訳士を主人公に書いた本で、これが2作目。深い感動を覚えた本だったので、次回作が読めるとは思わなかっただけに、嬉しかった。別の作品の「漂う子」の子供のニグレクトをテーマにしている。素晴らしい作家なので、ぜひ、読んでみてください。 | ||||
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「デフ・ヴォイス」が帰ってきた! コーダ(ろう者の親を持つ聴こえる子)で、手話通訳士の荒井がまた法廷通訳として登場する。 前作を読んでいなくても楽しめるヒューマンミステリー。 手話やろう者を知っている人は、知らない人とはまた違う楽しみ方ができると思う。 短編三部作形式にはなっているが、長編ミステリーにも見えてくる。 | ||||
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