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ウォークイン・クローゼット
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ウォークイン・クローゼットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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タイトル作は、恋愛至上主義の女子のささやかな成長物語。 男女問わず、異性に対する戦闘モード的な時ってあるよなぁ。反省もままならず、失敗を繰り返すこと度々、という主人公の生き様にととりあえず共感してしまった。幼なじみのプチ有名人にスキャンダル発生。彼女のために奮闘する主人公は、と続く。 収録作の「いなか、の、すとーかー」は、駈け出し陶芸家へのまとわりつくストーカー女子らの話。イタい女子らの謎にみちたアブない行動。こわっ!と読み進めるうちに、いつの間にやらきれいにまとまってしまった。失速・・・ | ||||
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著者の作品のなかでは比較的読める内容だった。しかし、ディテールにこだわりは感じられるが話はあまりおもしろくない。 | ||||
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表題作の「ウォーク・イン・クローゼット」と「いなか、の、すとーかー」の中編2本を収録しています。 「ウォーク・イン・クローゼット」は私が彼らより上の世代だからなのか、なんとなくほほえましい気持ちで読めました。 好みでない服で着飾って自分を武装してまでも素敵な彼氏をゲットしたい!!・・・ というタイプの女に好感を持つ女性は少ないと思うけど(たとえ自分がその種類の女であっても)、 主人公は 休日にその武装用の洋服達を大事に丁寧に洗濯してケアするのが至福の喜びだというからたまらなく愛おしく思えます。 これが彼女の美徳であり、人間性が出ているから嫌いになれません。 彼女はまだまだいい女にはほど遠いけど、 だりあから送られてきた大量の服を「今の自分には着こなせない。でもいつかこれが似合う女になってみせる」と思うあたりに成長を感じるしね。 早希もユーヤも一皮むけていい女(男)になって、今ならいいカップルになれる気がしてなりません。二人の未来はきっと明るい♪ 綿矢りささんは現代の若者のあざとさ・毒・冷めてるとこ・・・などを書かせたらうまい作家だと思っていたけど、 この主人公の根本にあるものはそういうのとはちょっと違う気がしました。 「いなか、の、すとーかー」は綿矢さんが書くべき題材なのかな? ストーカーものにはもっと陰湿で粘っこくて・・・みたいなものを期待するけど、それに関してこの作品はあっさりしすぎていた気がします。 なぜ砂原さんがここまで執着したのかが不透明なので、そのへんを深く描いてくれれば印象も違ったかもしれません。 | ||||
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