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(短編集)
憤死
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憤死の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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綿矢さんの他の本も読んでますが、 なんでこんな本出したんですか? 「私こういうのも書けます!書きたかったんです!」的なものですか…? 4編、全部消化不良で、字がでかくてペラペラな本なのに読む気が乗らなくて、全然手が進まなくて、後悔しました。 | ||||
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他の作品からするとあまり好きではないけれど、話の途中から一気に引き込まれる感じはすき | ||||
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タイトル作を含む四作品が収録された短編集。 著者の作品は、シリアスであっても、コミカルであっても精神的な孤独感が漂っていて、そこに魅力を感じる。しかしながら、本作品集は、世にも奇妙な物語的なホラー風味のもので(タイトル作は違うか)、期待を外されてしまった。 へんな夢「おとな」、繰り返し風変りなおじさんから懺悔を強要された小学生たちのその後「トイレの懺悔室」、自殺を試みた同級生の今までを回想する「憤死」、子供の頃に遊んだ人生ゲームに絡めとられた人々「人生ゲーム」。 つまらないわけではないが、著者にこういうのを求めてないんだよなぁ。著者の迷走を感じてしまった。 帯に「著者初の連作短編集」って書いてあるけれど、これも??? | ||||
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『トイレの懺悔室』は、作者が書きたかった命題を書き切れていない印象を受けた。 『憤死』は、別に歴史の授業まで引っ張り出して「これが憤死なのだ」なんていちいち言わなくても伝わった気がした。 『人生ゲーム』はありきたりの話だったが、ラストシーンは良かった。 『おとな』(掌編)は、単に生理的に気味が悪く、出鼻を挫かれた。 個人的には『かわいそうだね?』のような勢いや軽快さを感じられず、少し残念だった。 | ||||
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綿矢りささんの小説は5作目ですが、これは今まで読んだものと(あいまいですみません)作風が違うと感じました。 私が大好きな、勢いのある文体ではないです。 | ||||
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大昔、柴田恭平と誰かさんのダブルキャストで劇「悲しみのキッチン」を見たことがあります。 その時、役者たちは「僕たちはこんなに頑張っています。」というのが前面に出て閉口したことを思い出します。 これもスランプを脱して「こんなに創作活動をしています。!」と押し付けられている感じがします。 確かに「ひらいて」「しょうがの味は熱い」は秀作でした。 作者が新しい方向を模索しているのはわかりますが、もっとそぎ落とすことがで来たのではないかと思います。 などと偉そうなことを書いてしまいましたが、一気に読めて面白かったです。 多分こんなレビューを書くのは今までと余りに方向性の違いを感じたせいでしょうか。 また、相変わらず文字の大きさと紙の厚さで稼ぐのはやめてほしいです。 | ||||
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大好きな、綿谷りさ ほとんどの作品を読んでいますが。 この作品はいままでと違いすぎるし、作風がりさちゃんにはあっていないと感じました。いろいろな話にチャレンジしているのは分かりますが・・・・ | ||||
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トイレの懺悔室は、低級なホラーに近い。親父は子供を懺悔させたところで、キャラクターとしては使い捨て。ゆうすけは特に掘り下げられもしない、お粗末なキャラクター造形。ストーリーはもう少し伏線を張れよ、と言いたくなるレベル。狙いは、単なる怖いお話ではなくて、懺悔の欲求が人間の心理を歪めるところだろう。しかし、キャラクターと舞台装置のチープさで、娯楽映画のような仕上がりだ。残念。 憤死は、一般的な観客から見える無価値なAが、別の視点からだと価値のあるBに見えるという内容。町内会長が象徴的だが、世間から佳穂に対する視点と、気づきが含まれた「私」からの視点。後者の視点によって佳穂は救済されるわけだ。この話は読んでいても、それほど面白くない。エピソードが佳穂だけの一人芝居で「私」は観察者であり続ける。絡みがないので、ストーリーに膨らみがなくて、とてもつまらない。 人生ゲームは、3流ドラマのようなアイデアから出発している。この仕掛けのせいか、話の構成がせせこましく、ひどく説明的で説教臭い。読み終わって、うんざりした。 | ||||
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