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(短編集)
浄土
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浄土の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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短編集を探していて、たまたまご縁が。いくつかは楽しく読めた。特に「本音街」は、今までに見たこともないテーマで、つい、にやける箇所もあった。あと10ページ分くらいの内容が欲しいと思った。短編集なので仕方ないけど。 | ||||
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イマイチの筒井康隆みたいかな | ||||
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"パンク侍、切られて候"を読んで、ついていけない世界に脱帽した。 ついていけない内容ではあるが、作者の筆のおかげで楽しく読めたため、町田氏ワールド2作目にこの本を読んだ。 ごめんなさい、ついていけなかった。 短編集ということで30-50ページが一つとなっている。 それぞれ、よくもまぁ、こんなにジャンルも違う内容となっているなと感心する。 そもそも、この人の作品にジャンルをつけようとするのがおこがましいが。 特に落ちがあるわけではないが、さすがの展開となっている(良くも悪くも) "自分の群像"、"本音街"はおもしろかったですが、全体としては?だった。 もう何冊か読んでみようと思う。 | ||||
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「浄土」とは、また難しそうなタイトルを。。。 敬遠しそうな作品ですが、短編集で所謂ショートショートが 7篇入っています。表題とは思えぬ作品の砕けようです。 これ以前、これ以降の町田作品に接している方なら本書は 少し物足りない気もします。ショートショートの上に字数が少ない、異様に少ない。 何時もの町田さんなら、びっしり蛆虫が沸いた様な文体なのに。 いや、町田さん遊びながら書いてない? お酒飲んで自分も笑いながら書いてるっしょ? それぞれの作品の詰のパンチの弱さ、言葉を慎重に選んでいない オチが分かってしまうのは若干辛いですが、ツボに来る箇所が結構あり それらが作品を支えてくれています。 『犬死』の一節 〜ただその目はきわめて特徴的で、焦点がどこにも合っていないような またすべてに焦点が合っているような不思議な目つき〜 これが、来る来る(笑 『一言主の神』も初めは読み辛いが、後から来る来る(笑 この2篇で、自分としてはかなり満足でした。 しかしながら、全体的な作品群の印象は締めが極めて弱いです。 他の町田作品で満足されている通の方なら、期待度は若干弱いです。 町田さんも遊びながら書いているショートショート集として読めば 読者も気楽に読める作品だと思います。 | ||||
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こういう短編集がいちばん“町田康”らしいと思います。 ≪一人でどぶさらい≫だとか≪本音しか存在しない町≫だとか もう、そのシチュエーションだけで笑えます。 独特の文体にリズム感があり、さすがパンク歌手! 音楽的なセンスが文章にもしっかり生きています。 「読み始めから、読了して数日間の間は口調が似てくる」という 妙な影響力もすごいですね。ビバ カッパ! 登場人物たちが抱えている“不条理に対する怒り”は、 ありえないシチュエーションのおかげで非現実にとらえてしまうかもしれないけど、 実は私達が現実として抱える怒りとなんら変わりはない。 町田康はそんな日々の怒りをこまかに集めて、 まとめて制裁を加えたのかもしれませんね。 | ||||
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短編集なので1つ1つのお話が物足りない感じがしました。 もっと掘り下げてけば面白くなりそうな感じがするのに…って。 前作の「告白」が素晴らしかっただけに、そう感じるのかも知れませんが。 | ||||
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