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ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン
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【この小説が収録されている参考書籍】
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 21~40 2/3ページ
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作者は日本に影響を受けていると紹介されているけど、この内容だったら俄も良いところ。 「サムライ、ハラキリ、スシ、ゲイシャ」しか知らない外国人と大差ない。 if物としての予測も(SF部分を除いても)リアリティーがないし、逆説的に実際の歴史の風刺をしているかと言えば、そういうわけでも無さそうだし。 SF部分には一瞬面白味を感じたので星2つ。 自分で買った小説の殆どは読み返すけど、これはそういう気にもならないだろうなぁ。 | ||||
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表紙と帯から「仮想戦記+ドイツと日本によるロボの組み合わせ」による架空史の思考実験モノかと思って期待しながら手に取りましたが、単なる架空史分+嫌日+ゴア表現という内容でがっかりしました。 作者的には「日本人が知らない"本当の史実"をSFフィクションを舞台にして鼻先に突きつけてやった!」としたり顔なのでしょうかね? 著者は来年のSFイベントで来日されるそうですが、この作品が日本でウケていると思われるのは癪です。表紙や帯で買わせようとするなんてハヤカワはそんなことしないだろうと信じてたのに失望しました。 | ||||
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まず、他の方々も書いているとおりこの作品は日本がナチスと同じ悪役となっています。が、“強大な悪役”であるため寧ろ私はこの点は満足していました。世界大戦の流れに関する改変も、眉をひそめる強引さもありましたがまぁまぁよかったと思います。 で、当然日本が悪役である以上嫌日・反日的な表現は必須です。なので、私は別段南京虐殺やら日本の苛烈な占領地統治やらには特に何も思いません。そういうものだと割り切れるので。 問題は、その嫌日をストーリーの根幹には関係ない部分にも盛り込んできている点。 全て上げるとキリがありませんが、例えば日本合衆国が「チンギスハーンが日本人であると改変している」点。 はっきり言って、日本合衆国上層部の意図がまるで読めません。日本の東亜支配を正当化するためだとすれば人物が古すぎますし、単にヘイトを溜めるための描写だとしても「何でそんな微妙なところを改変したの?」と首をかしげてしまい感情移入が削がれます。 というかぶっちゃけ、よくネットでネタにされる「万物韓国起源説」に対する腹いせで日本人はねつ造民族だと作者が主張しているようにしか見えなかったです。 この描写をはじめとして、作者の「日本sage」が「やりすぎている」のは非常に興を削がれました。 内容全てにけちを付けるつもりはありませんが、感情移入して読めたかと言われれば答えはNOです | ||||
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高い塔の男 は未読です。 かっこいいロボの表紙に釣られ購入しました。 第二次世界大戦において日本がアメリカに勝利し支配しているという架空の設定なのですが、描写がとにかくいかにもという感じの勘違い日本です。 海外のSF作品ではままあることですし、文自体はライトノベルのようで読みやすかったのでロボ描写を期待して読み続けましたが登場ページは殆どありません。 約300ページ中でロボが主体となるのはわずか20ページ足らずです。 まさに表紙詐欺ですし、日本帝国が勝利したとあるのにやっている事は米軍と変わりません。 そして最後に作者の生まれを見て納得がいきました。 | ||||
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表紙はガンダム的なロボで、近未来小説らしい装丁。 基本これが「釣り」らしいのだが・・・。 実際には、第二次大戦で日本がサンノゼに原爆投下した結果勝利していて、特高がアメリカ人を抑圧しまくってる1988年という歴史改変設定。 未来じゃない。むしろ過去である。 しかしここになんとなく近未来平気的なロボが出てきて、戦いの主力はゲーマーが担っていて、スマホ的なモノはすでに流通している。そこら辺の背景説明は、気づく範囲ではほぼナシ。 科学技術の発展などが如何に加速したのかは不明なまま、なんとなく本筋が進む。 ヲイヲイ・・・。 で、表紙にあるようなロボたちがどの程度活躍するのかと言えば、チョロリンと出てきて終わり。 まあ確かに、ロボものと言えば…の月村了衛『機龍警察』でも、そうしたアクションシーンは小説のごく一部でしかない。しかし、少なくともグイグイとそこに向けて高まる背景や展開などがあって、一気にアクションになだれ込むので「キターー!」的な歓喜があるわけだ。 で、かたや本書の場合のロボたちは、アレレ、コレかな??と思ううちにガッシャンガッシャン適宜動きまわって、それで本筋にあっさり戻っていく。ロボの存在に絡む活劇要素は極端に薄い。 これであの表紙は、はっきり言って詐欺だろう。 冒頭「天皇陛下万歳!」と叫びながら特高が現れて、強制収容所にいた日系人らを解放するシーンあたりでは、やややコレは当たりかも・・・と薄くときめいたのだ。しかしこの盛り上がりは、その後一切淘汰され、グダグダと脈絡のない話が、行き当たりばったりに進む。 中盤などは冗長なこと限りなく、冒頭ちょっと拾い物かと思わされたのは一体何だったんだ・・・?と思っているうちに話が終わった。一応ようやくラストでオチは付くのだが、ここにいたると「だから何だっての?!」としか思えなかった。 ゲームやらのオタク要素は山盛り突っ込まれているので、そういう部分に食いつくマニアが結構いるらしいが、歴史改変小説としては背景設定に緻密さがあまりに薄い。ロボの出てくるアクション小説としてはまず成立してさえいない。つなぎのグダグダさに至っては論外。 こんなもん読んでるなら『機龍警察』を読め!と声を大にして言いたい。 | ||||
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日本が戦争に勝った場合とありますが その設定に対して意味はありません。 ただのディストピアとしてもちょっと訳がのっぺりとした文章なので盛り上がりに欠けます | ||||
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表紙詐欺だとか作者の国籍だとかそういうことを言うつもりはないですが 単純に読み物として評価しても、全く意外性がない展開、SF的想像力を感じない手垢のついた世界観 イベントが散漫に散らばって収束しないストーリーライン…etc。期待はずれ感が強いぼんやりした小説でした。 主人公のベンは厭世家の天才ギークという人気の出やすいキャラクターのはずなんですが 40手前という年齢とそれに似合わないねっとりした子供みたいな喋り方が合わさって かなり気持ち悪いキャラに仕上がってますね。 (MGSのオタコンみたいな腰は低いけど正義感が強く、やるときはやるキャラに仕上げたかったんでしょうか) 昼行灯に徹してる設定のはずなのに、10年前世界では上司の前で露骨に俺は有能アピールしておいて 愚者の仮面(笑)とか言ってたり、作者の想定するキャラと読者が感じるキャラに大きな差を感じました。 ストーリー展開が散漫なイメージが強いですが、それが特に顕著なのは終盤で ラストダンジョンにいくための船を手に入れるためにヤクザとゲーム勝負するくだりの脈絡のなさは FC時代のおつかいRPGみたいで馬鹿らしすぎて笑ってしまいました。 世界一の天才ゲーマーと命がけでFPS勝負させられて、序盤何もせずに余裕ぶっこいてたけど 圧倒的スコア差を付けられるけど仕込んでおいたプログラム発動で巨大メカが出現して大逆転とか 天才少年パイロットがオートバランサーを使うのは未熟者の証拠でプロは使わないと ロボット物のお約束な台詞を入れてみたりと、ジャパンカルチャー大好きな作者が温めてたシーンを 後半に一気に詰め込んでみただけなんだな、と悟ってしまう浮きっぷりでした。 結局一番面白かったのは、それまで無能だったベンが神がかり的なハッキング能力で クレアの電卓を解除したところでした。ここから面白くなる!と思ったら、あらぬ方向に飛んでそのまま終わりました。 期待との乖離で言うと☆1レベルですが、前知識がなかったらまた違う感想だったかも知れないので☆2で。 | ||||
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良かったのは表紙のみ。 昨年末に終了した料理バラエティ番組なら「無星です!」って叫ばれるだろうなあ・・・ まあ、何もかも中途半端。 ストーリー展開、設定(世界観)、日本的と作者が勘違いしている小ネタ・・すべてが中途半端。 「日本人の男はみんなニンジャの末裔。女は全員ゲイシャガール」 とか 「チビ+出っ歯+メガネ+首から下げた一眼レフカメラ=日本人」と発想はまったく同じ。 単なるゲーム好き、日本通と勘違いしたSFファンが「俺も書いてみよう」とした習作?? 単に日本をディスるために書いたもの? ただのハチャメチャギャグストーリー? 早川書房がこんな作品扱うとは・・・早川凋落の故かなあ・・・ でもココの作品紹介の文章は秀逸。 こんなくだらないものをあたかも傑作かのように錯覚させる! キワモノ好きな方にはオススメです。 | ||||
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主人公たちが、数百年前の精神状態の日本人のようで違和感と、作者の残虐性趣向が目立つ作品だった。 SFというよりホラーに近く、ディック等の作品に比べ奥行きがない表層的なストーリー。 イザベラバードも表面上だったが、観察者としてはまだましともいえる。 日本SF作家にも過去に同様な日米逆転小説が多数あるが、彼らは日本を少なくとも一度以上滅亡させた経験(小説上)があるため、根本的に人間味のある内容であった。 作者のことは考えずに読んで、後で韓国系ということがわかり、違和感とか精神構造等がよく理解できるものであった。 残念なことに、五輪書程度ではなく、葉隠とかをもう少し武士道や神道ものを研究したら、ひょっとすると「燃えよ剣」等敗者の美学や、現在の精神面が描かれているものを読んでいれば、いいものができたのではと思う。また、マジンガー等・永井豪時代のものではなく、現代日本のアニメ(ジブリ等)は見てないのだろうか。 さすがにお国柄上技術描写は進歩しているが、内容的にガンダム系のライトノベルにも負けている気がする。 | ||||
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出版不況が言われて久しいが、表紙絵と宣伝コピーで本を売ろうとするのはいいかげんにして欲しい。「21世紀の高い塔の男」と言うコピーに惹かれないSFファンはいないと思う。表紙絵もディープなSFファン以外にもガンダム世代以降におおいにアピールする。が、いかんせん内容がついていかないではないか。編集者は富野由悠季とフィリップ・K・ディックに土下座して謝れ(-_-;) | ||||
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内容が史実に基づいたふりをした、中韓プロパガンダのそれであることから、アメリカ人の中にも変な史観が伝わっているのかと思ったら、あとがきに「作者は、一九七九年、韓国ソウル生まれ。」とあった. 他の方も書いていますが、史実に基づいていると言いつつ「作者の参考文献の中に「ザ・レイプ・オブ・南京」」という韓国人妄想小説を入れるあたりが、アメリカ国籍を取って名前をアメリカン人風にしても韓国人らしいです. 肝心の内容ですが、無理やりプロパガンダをするために変な残虐さを入れていて大筋のストーリーを邪魔します.文庫の表紙にもあるロボットの描写もついでにつけたような感じが否めない.日本が勝ってUSAがUSJになったらというアイデアが面白いだけに残念です. ハヤカワ文庫もきちんと史実に基づいてないことを示さないあたりが気持ち悪いです.今度ハヤカワ文庫を買う時は気をつけて買わなきゃ. | ||||
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国籍ロンダリングした韓国人のいつも通りの小説を史実として時代考証したといいはる作品でした.韓国人的主張をしたいがためにストーリーが後半に向かっていい加減になっていて残念な仕上がりに.作者は韓国生まれですということが書かれていることが下巻の1番のスッキリポイントでした. あとがきで韓国人によるいい加減な史実考証を指摘しないハヤカワ文庫さんも出版社としてどうかと思いますが... | ||||
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最初は良いけど、中盤からグダグダな内容になり、尻すぼみなラストです。 タイトルは良かったけど、もっと勉強をして本を書いて欲しいですね。 | ||||
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プロットは面白い、だから星一つのところ二つにした。 読み始めてワクワクしていたのだが、 読み進むうちにだんだんと不快感が出てくる。 不快感のうち最も大きいのは、 不必要にグロいものを大量に出してくる点にある。 (読んでいるうちに次第に慣れるのだが、、、) 最も残念なことは 魅力的なキャラクターを作っておきながら、 その魅力を活かしきっていないこと。 日本の精神をわかっていないので 数々の登場人物が日本の文化に無理に漬け込まれたアメリカ人以上の何者でもない。 次に残念なのは 出てくるもの一つ一つにそれを開発する 必然性がないこと。 無用のデカいロボット兵器を何のために作るのか、 なぜこんな存在理由のわからない施設があるのか、 サンディエゴの存在とは? これらを総合すると、 作者は日本のヤクザ、バイオレンス映画の見過ぎに加え、 パシフィックリムのように巨大なメカロボットが派手に活躍する様子を書きたかっただけではないか、 と思われる。 日本人に向けて書かれていないことは充分に承知の上で、 中途半端に日本のバイオレンスとメカに惚れ込んだアメリカ人とは こういうのが好きなんだ、、、、、と思って読むのがいいと思う。 | ||||
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SF大好きですが、この作品は・・・ハヤカワ文庫SF様、本当にこのたび大々的に日本初紹介するに値する作品なのでしょうか? 表紙買いせず、先にレビュー読めばよかった・・・内容的には読んでいてとにかく不快でした。表紙詐欺でせいぜい稼いでください(怒) | ||||
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求めていた物:パシフィック・リムが高い城の男で大暴れ 得られた物:抗日映画×ザ・レイプ・オブ・南京 最初から違和感を覚える。読み進めると更に強く感じる。そういう所を無視すれば、設定自体はそんなに悪くないんだけど・・・ SFとして読むと、余所からの借り物が多すぎて、目新しい物が皆無に等しく、物足りなすぎる。 そういう所をひっくるめて脇に置いても、盛り上がりに欠けて薄っぺらい。 とりあえず、宣伝文句が過大評価すぎです。 | ||||
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フィリップ・K・ディックの「高い城の男」にインスパイアされて書かれたようですが、読み味は全然異なります。半世紀分のアドバンテージで巨大ロボット、IT、通信ネットワーク、人体改造など盛り込んでます。巨大ロボットの大活躍を期待して表紙買いすると裏切られます。グロ描写成分多めなので苦手な方は注意。 | ||||
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うーん、表紙絵に騙されたのか 気軽な読み物を求めて買ってしまったけど、 内容が余りにも・・・ ただのフィクション小説と言い切るには余りにもしつこい残虐の下りと それを史実に基づいて云々という辺り かなり後悔しています。 | ||||
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SFを通じた社会風刺ものかと思い購入したが期待外れだった。 考察が足りないというよりは架空の日本の悪行をメインで描写し、それに対して抵抗していくという話。 とは言え話は大きいにも関わらずやってることが小さいので終始爽快感に欠ける。 登場する日本と日本人にもリアリティを感じず、どうにも話に入り込めなかった。 日本を悪役にするなら、どうせならもっと徹底的に悪役として描いて欲しかったな。日本でディストピアを描くならもっと題材がいくらでもあったのではと思う。全体的に取材不足というより取材すらしていない印象すら受けた。 | ||||
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この作品で一番魅力的な部分は正直な所、表紙絵とタイトルではないかと思います。 内容としては「日本が太平洋戦争に勝ったIF」を前提として、大日本帝国が支配するテンプレ的ディストピアと化したアメリカが舞台です。 ジョージ・オーウェルの『1984年』を代表としてかつて隆盛したディストピアものの系譜につらなる作品ですが、良くも悪くもその枠組から一歩も出ておらず、世界観はそれなりに魅力的ではありますが意外性はありません。 一応、読み始めたときは表紙絵に出てくる武者型ロボットの活躍や如何に、を期待したのですがこれも結局は端役。 あってもなくてもストーリーの大筋に関係のない賑やかしの背景ガジェットに過ぎず。 ストーリー自体も風呂敷を広げに広げるものの中核のエピソードがミクロすぎるため、最終的には尻切れトンボの印象を残して終わり、読後感は決してよくありません。 「え、これだけの話するためにこんなに大騒ぎしたの?」というのが、正直なところです。 | ||||
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