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スタープレイヤー
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スタープレイヤーの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 41~43 3/3ページ
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| シリーズものの第一作ということだが、これはとんでもない傑作だと思った。 特殊なシチュエーションのスタートは、キューブ〈映画〉や、「クリムゾンの迷宮」のようで、そこから女性の自立をもうひとつの主題に、閉塞から解放へと向かっていく物語の美しさは他に類がない。 一言でいえば、「宝クジ当選的な状況で、なんでもできるとしたら何をするのか」というシュミレーションなのだが、実に考えさせられる。主人公のやり過ぎぶりは愉快だし、現実でのクズ全開な過去や、抱えている闇は痛々しい。 前作「金色機械」が異質な時代ものであったのと同じで、この作品も、同ジャンルの選考作品とは作者が見ている方向が異なっていて、王道というより異色作の印象を受ける。だがそれなのに完成度が高い。随所にこの手があったのかという閃きも多く、目が離せない。 私的にはスカイレッド氏の半生が素晴らしい。 「ファンタジーは全く読まないが、スタープレイヤーシリーズだけは特別」と、「大人」の読者にいわせる何かがある稀有な作品。 恒川作品は一作ごとに独特の風味があり、それが常に過去作と異なっている。だが作品全てに共通する文芸としてのマジックは今回も炸裂しており、とにかく今は、「絶対に頓挫せず続刊をリリースして欲しい」という思いで一杯。 追記 次作のヘブンメイカーは必読、すごい、最高傑作か。 | ||||
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| まず、この作品は今までの作品とは一線を画すものである。 夜市、秋の牢獄、草祭、私はフーイーなどノスタルジックファンタジーではない。 こういった幻想と現実のあわいのような作品を求めている人にはお勧めしない。 今までの作品がダークファンタジー、幻想小説だとしたら、これはダークがなくなりファンタジー小説。ハイファンタジーだ。 和風ファンタジーではなく西洋風ファンタジー。 設定はタブレット端末をつかって10個の願いを叶えることができるスタープレイヤーになった酸いも甘いも知り尽くした34歳無職女性が今回の主人公である。 主人公が身近な存在で、自分に置き換えて願いを何にするか考える楽しみがある。 ページの右上に残りの星の数が記されていて面白い試みだと思った。 謎の存在フルムメアが支配するとされる惑星に飛ばされて、衣食住を願いで叶えたり、個人的なことに願いを使ったり、願いの使い方は自分の知恵を文章化しないといけない。 まず、願いの叶え方がタブレット端末を使うので、とても現代風だ。 ルールが明確に設定されているので、わかりやすい。 地球とは異なる文明が少し遅れた惑星には、地球とは違う植物や動物も生息していて見つけると、それを端末にインプットしたり、辞書機能を使って確認したりできる。 端末の使い方が工夫されていて、現代人に身近に感じられるのが面白い。 この惑星には原住民と神と崇められるスタープレイヤーとスタープレイヤーによって呼び出された外来民がいるらしい。 スタープレイヤーに呼び出される不運な人にもしっかりと人生があり、原住民には国同士の争いがあったり、スタープレイヤーであっても使い方を間違えると大変な目にあったりといろいろだ。 まだ、消化不良な人物や存在などもあるが、これはシリーズ化して来年夏ごろには続編がでるらしいので、その辺の存在も明らかになるといいな。 こんな恒川作品もアリと思う人は是非読んでいただきたい。 寝食忘れて一気読みしてしまった。 | ||||
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| 3つの願いものはよくあるが、本書は10個も願いが叶う! そこに異世界を組み合わせ、まるでゲームの中で好きなように 武器がつくれるような感覚。 しかし、10の願いを叶えられる力を授かるという幸運が だんだん魅力的に思えなくなってくる。 34歳バツイチ無職の夕月は地球でもあまり幸せではなかったが 異世界でも過去を引きずり、幸せそうではない。 新しい友達、仲間、世界との出会いによって、彼女の願いが変わっていく。 エゴが消え、人のために願いを叶える力を使い始める。 そこに疑問や不安を感じるのは、私が黒い心を持っているからなのだろう。 もちろん彼女も、その願いが一時的な願望の成就であり、 永遠ではないことを知っている。 なんでも願いが叶うということは、なんにも手にしてないのと同じ。 その力を封印した時から本当の彼女の人生が始まるのではないか。 スタープレイヤーみんなが普通で、善を持ち、悪を持っているのがいい。 マキオにしてもちょっと人より秀でているだけ。 しかしそのちょっとの差が、とても大きいことを示してくれる。 | ||||
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