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スタープレイヤー
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スタープレイヤーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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さらさらと楽しく読むことができた。が、「スタープレイヤー」の持つ力があまりにも強大すぎて、自分はあまり主人公に感情移入ができなかった。そこまで力のあるものに対し、ほかの人間がいくら頑張っても勝負にならないだろうと感じてしまう。敵役の「己の力で切り開く」姿のほうが潔い。まあ、ずるがしこい奴なので好きにはなれないが…。 ただ、このゲーム的な設定を違和感なくすんなり受け入れられるなら人にとっては、とても面白い作品だろう。 | ||||
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自由とは何かを突き詰めるテーマなのかと思ったら、そうではない方向に物語で、予想と反した。物語としては可もなく不可もなく といった感じだった。 | ||||
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そこそこ面白く読んだが、夜市の作者の作品だと思うと物語が平板で惜しい。 テーマはごく普通の人間が神のような力を手にしたら何が出来るかで、昔読んだ東のエデンを思い出した。 あちらは大金を自由に使えるけど、世のためになることを成すことを強いられ、私利私欲のために使えば消去される緊張感の下、ノブレス・オブリージュなどという言葉がテーマの一つでもあった。 故に平凡な人間が主人公でも、一生懸命頭を使って生き切ろうとする緊迫感があった。 代わって、この作品のスタープレイヤーは自分が行使できる「願い」に当たり前の例外を除いて縛りがなく、罪悪感と闘いながらのほほんと自分の欲望を満たすだけの、自由過ぎて何をすれば良いのか分からないゲームとなっている。 故に主人公の人物で物語のスケールが大きく変わってしまう。 少しは頭の切れる人間を主人公にして、誰も思いつかなかったようなあっと驚くことをやって見せることも出来ただろうし、願い事のスケールは問われないため、語り草になる素晴らしい物語になった可能性もある。 だから、この主人公の設定は惜しい。 目的意識のない平々凡々な人間は神のような力を手にしても、やはり平々凡々のままなのか。 もっと言えば、つまらない人間がある日宝くじで億単位の金を手にしたとしても、日常の延長の下らないことに金を使って終わりなのか、壮大なテーマとは裏腹にそんな読後感になってしまう作品でした。 | ||||
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レビューを滅多に書かない自分が、書きたくなるほどに心を動かされたのは確か。 それがプラスかマイナスかは別として・・ 何でもありだけど、願いの数が10個だけという縛りが緊迫感を与え、 かつ物語に終焉を予感させる。設定としては巧妙で面白い。 残念なのは2点。 1点目は主人公。よくある「さえない中年男性」とかとは真逆の、 「中年女性で結婚・不倫歴あり」というファンタジーというよりおよそ昼ドラのような人物。 回想シーンも必要以上に生々しく、感情移入などとてもできず、むしろ嫌悪感を抱いた。 物語の中で成長、あるいは覚醒するかと期待したがほぼ変わらず。 2点目はこの物語の核ともいえる願いの内容。 主人公を凡庸に設定したせいかもしれないが、他の人も書いていたとおり 読者の予想を超えるものはなく、読んでいてどうしてこうしないのか、 何でもっとほかの物を足さないのかとイライラしてしまった。 ピンチのときに、予想をはるかに超える解決策で逆転してこそ、ファンタジーの醍醐味だと思うのだが。 読み終わって何だかな~とモヤモヤして、誰かに聞いてほしくなった次第。 次巻に期待。 | ||||
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著者の本は色々読んできたが、今までで一番残念な評価を付けました。 短編、小さなアイディアを繋いで、隙間を充填した作りといいましょうか。 登場人物の掘り下げが浅く、キャラが掴めない。 色々と疑問が解決しないまま、放り投げて終わります。 短編なら許されますが、長編でこれは味気ない。 主戦場のホラーなら、説明不足も気味悪さとして魅力的に感じるのかもしれませんが、ファンタジーではただただ強度不足、素材不足。残念無念。 | ||||
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まず主人公の女性に品性が感じられず、こういう人がスタープレイヤーで神の力があるからといって崇められるのが嫌でした。例えるなら、現実世界で能力や知性もないのに金やコネといった恵まれた環境を持っているだけで強い権力があるみたいな構図に見えます。 スタープレイヤーは何らかの確率によって選ばれているので、勿論品性のない人が選ばれるのも仕方ありませんが…。読みながら、共感して想像を膨らませるということが出来なくて残念でした。特に戦争中に主人公の周りの人がどんどん殺されるシーンで、後で生き返せばいいから殺されても仕方がないといわんばかりのシーンが衝撃です。 それから1番致命的なのは10の願いが関連性の無いものを繋げて文章にしてるだけで、ひとつのお願いの中にたくさんのお願いが入ってるのが微妙です。お城を作って、鉄道作って、図書館作って…など一度に複数をが叶えられるのはどうかと思いました。 読了後は色々謎の部分もあり、世界観は楽しく、非常に読みやすい文章だとは思うので続編も読みたいですが、この作品を何度もリピートしたいとは思いませんでした。 | ||||
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ラジオドラマを聞いて先が気になって読んだ。 不倫のくだり ばーさんのくだり ここがこの作品を悪くしている。 | ||||
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恒川氏の他の作品と比べると随分ほんわかしています。 序盤の緊張感は次第に薄れていき、状況が悪くなっても「まあ、なんとかなるんだろう」という安心感を持ったまま読み終えられる作品です。 面白いけれど、竜頭蛇尾という感じですね。 | ||||
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恒川光太郎さんの夜市や草祭が好きで この方の作品がもっと読みたいと思い購入しました。 作品自体は楽しめるものでしたが 夜市や草祭とはテイストが全く違います。 夜市などの雰囲気が好きでこの作品を読もうと言う方にはおすすめできません。 | ||||
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恒川光太郎の新しい世界観に圧倒され、はじめのから中盤まで想像を巡らせながら一気に読み進めたが、後半になると展開が落ち着いてしまった感じなので残念。 | ||||
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RPGの世界のようなお話でした。面白かったけど、これを恒川光太郎がやる必要あるのかな?とギモン。 少し前に読んだ「金色機械」でも感じたことですが、 最近の恒川さんは新しいことにチャレンジしすぎて、私が本来読みたい・好きな世界とはまったくの別物を綴ってばかりいる。 「ここではないどこかへ連れて行ってくれる」・・・その広い意味で考えれば、この作品もそうなのかもしれないけど、 幽玄で妖しくも美しい恒川ワールドはどこへ・・・。 このチャレンジは喜ぶべきこと?なんだか悲しい気がするのは私だけ? スタープレイヤーに選ばれた者は異世界へ飛ばされ、そこで10回の願いをかなえることができる。 主人公の斎藤夕月は最初は私欲のためにスターを消費してしまうけど、 様々な出会いを経て、人のため・平和のために願いを消費するようになり、人としても成長していく。 夕月の選択を読みながら、つい「自分ならどう使うかな?」と考えちゃいますね。 誰かのために願いを使うこと、私にはできるかなぁ。 続編、あるらしいです。 たしかにまだ解明されてない謎も多いし。まぁ、出たら読みたいと思います。 | ||||
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