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オーバーロードの街



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【この小説が収録されている参考書籍】
オーバーロードの街

オーバーロードの街の評価: 4.00/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

人物の濃度

250ページほど読みましたが、辛抱強く読んでいてよかったと思いました。めちゃくちゃ面白い。この本は我慢強く本を読めない人、次の展開はまだかとか思う人には向きません。たしかに読みはじめは関係あるのこれみたいな描写がありますが、読んでくと納得というか理解というかその人の印象が形成できてこの言動には彼、彼女のこういう背景があるんだろうなとかがわかります。とにかく人物の説明や心情、その人の主観の説明が濃くなっている作品です。姐さんの性格はまだよく分かってないですがw
オーバーロードの街Amazon書評・レビュー:オーバーロードの街より
4022514884
No.4:
(5pt)

圧巻

題名から同作家の過負荷都市関連の作品かと思いきや、全く違いました。
この作家は遅筆ながら(失礼)、いつも質を落とさず新しいテーマを書き込んできます。
最後の余韻に浸るまで一気に引きこまれました。
オーバーロードの街Amazon書評・レビュー:オーバーロードの街より
4022514884
No.3:
(5pt)

近著の中では飛び抜けて良かった

ここ数年の近近未来日本が舞台の物語と、前世紀、否、全盛期の神林世界との架け橋のような作品です。久々に彼の真骨頂が感じられたと、思いました。
火星三部作あたりの神林作品が好きな方は、必読だと思います。
オーバーロードの街Amazon書評・レビュー:オーバーロードの街より
4022514884
No.2:
(5pt)

敵は誰か?

敵の正体が掴めない不気味さが面白かったです。
虐待疑惑の介護士、落ち目新聞の記者、富裕層のシングルマザーと虐待されて別居していた娘、真相を追求する情報分析官主任(元スパイ)が主な登場人物です(というか、ほとんど名前出てきません)。言葉の一種たる電子データーを奪うとどうなるか?の思考実験のような状況に、壮大な母娘ゲンカとカオス状況が発生します。例によって、存在の理念が侵食され自分の存在に戸惑う、神林時空が発生します。3人の主観で物語が進んで行き、飽きることなく読み込んでいけます。
 そうそう、今回は「フムン」のセリフ2回だけありました。少し嬉しかったです。
オーバーロードの街Amazon書評・レビュー:オーバーロードの街より
4022514884
No.1:
(4pt)

少女が少女に見えなくても、そこは温かい目で。

AIとか大きく進歩しつつあるけど、それは人間以外の知性が関与する隙を増やす事になり、人類に対して脅威に
なっていく道であることは多くの作品で表されていますが、それを神林先生が把握する現在のあれこれで作品の
形にしてあって、詳細な描写なんだけど、何回で意味不明だったり、読みづらいだけにならず興味を持ったまま読
み続けられる内容が込めてあって、いささか狭い範囲の視野、事柄に絞られてしまっているけど最後まで飽きずに
読み終えることが出来、不思議な感慨の中にいる感じです。
オーバーロードの街Amazon書評・レビュー:オーバーロードの街より
4022514884

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